前回までのあらすじ
<じゃんぷ>
鉄棒が熱く逆上がりが出来ないとちーは例の男子に仕方なく告げ、男子がブランコジャンプを華麗に決めおとーさんに危ないからダメって言われていたものの対抗意識でちーもジャンプ、バランスを崩し男子に支えられます。高木さんに見られており何もなかったと誤魔化すちーです…

夕日・さがしもの・しんぱい・もんばん・はこ
<夕日>
夕日を見に海に来た3人、少し寒いくらいでここで一緒に夕日を見た事を振り返る高木さんに「昔と変わらず、キレイだね」と仕返しする西片ですが、顔赤いです。冷たい海に入り「ありがと」と言われ「夕日がね」と言い損ねた西片はからかわれます
<さがしもの>
ちーが探し物をしており、アメだと踏んだ西片は手に隠しますがちーが探していたのはたぬすけの取れた目で、あまりにちーの目がランランだったので西片は慌ててトイレと言い探しに行き何とか見つかり事なきを得ます
<しんぱい>
珍しくエプロン姿の西片、朝食を作ると張り切っており、更にちーも1人でお着換えしこりゃあ親も安心だと誇る西片、高木さんにしっかりしてるって思わせる計画かな?とバレています。すみれちゃんとの旅行が流れたのは自分達のせいだと勘違いしており、なんだか旅行行きたくなくなっちゃたなーと高木さんです
<もんばん>
玄関前で門番をするちー、西片に簡単に通られ悔しくて泣きます。お父さんが仕事に行っちゃうの寂しかったんじゃない?と高木さんが代弁、真似て門番をし西片を困らせます。帰宅時ちーは再度門番をしておりこの遊びに物凄くハマっていただけのようです
<はこ>
幼稚園にユカリが現れどうやら子供が欲しいものの育てる自信がないようです。ちーは元気ない?と箱を渡し、ユカリが英会話を習おうと考え蓋を開けるとビックリ箱ですががっかりされちーはいじけます。ちーのそういうとこ好きだよと高木さん、ミナは習い事始めてみたら?と気楽そうです
ひとりじめ・ちゅー・ころもあえ・バッタ・ものまね
<ひとりじめ>
ちーは不機嫌でおもちゃを無理やり取ろうとした子がいたようで、西片はちーの味方ですが高木さんは西片をからかっていいのはお母さんだけだと言い独り占めは良くないと暗に諭し結局一緒につんつんする事になり、一緒に遊んだ方が楽しいという気づきは与えたものの2人にからかわれる西片です
<ちゅー>
行って来ますのちゅーってどんなの?とちー、高木さんは順番待ちをし自然な流れを作り急かすのでちーのおでこにちゅっとし、そういうもんだとすると’’行って来ます’’のはねと高木さん、西片は学校に出勤してもぼーっとしてます
<ころもあえ>
お気に入りの服がころもあえしたらもう着れない為泣いているちー、大きくなったらそれに合う可愛い服を買ってやると諭し、機嫌が良くなります。成長に伴い着る服も変わっていくと高木さん、連想した西片は涙し、どのちーも名残惜しく、高木さんに諭され強がる西片です
<バッタ>
公園でバッタを追うちー、西片は大人になり虫が苦手になって逃がします。ショウリョウバッタは捕まえられるとびっくりして食べたものを吐いちゃうと高木さんは博識で、ちーのお陰で詳しくなったと言います。お互いの事を良く知っていると2人、西片はちーの悪戯もお見通しです
<ものまね>
おとーさんの真似をして100点取れたらちーの勝ちとなり、ゆでたてをして60点です(笑)色々真似をし苦悩する姿が99点、高木さんは唐突に「ちー、大好きだよ」と告げ照れたので100点を上げます。ちーはおかーさんと遊びたいだけだからと無邪気で0点のような100点のような…と高木さんです
マフラー・てづくり・プレゼント・あわてんぼう・おまけ
<マフラー>
帰宅すると高木さんがちーのマフラーを編んでおり、西片は自分のも編んで欲しくなりますが、上手く誘導したようで「夜温めて欲しい」って言ったの?と高木さんにからかわれ退室します。実はちーは西片のマフラーを編んでおり隠れ、上手く出来ないので投げ出しそうになりますが、喜んでくれるかなーと頑張ります
<てづくり>
寒い中西片が帰宅し、温めてあげよっか?と高木さん、上手くちーに振りマフラーを渡させようとしますがボロボロであげないと凹んでいます。西片はちーが作ってくれたものでお母さんもかっこいいと言ってる、これが一番のマフラーだと熱弁し、じーんとした西片にやっぱり寒いの?とからかう高木さんです
<プレゼント>
モールでプレゼント交換する2人、ちーを託児所に預け西片は熟考して選んでくれて高木さんは喜びます。ちーのプレゼント選び勝負となり、高木さんは上機嫌でクリスマスデートです。結局同じ物を想起しており短いデートに終わります
<あわてんぼう>
ちーはサンタさんが実は慌てんぼうだとしもう来るかもしれないとそわそわしています。プレゼントも忘れて来ちゃうかもと高木さん、やって来たのは西片でちーは落胆します
サンタさんとお父さんどっちが好き?と問われ「おんなじ」と答えるので西片はホッとしつつそのままの意味だよね?と高木さんに確認し2人がドキドキするところでこの巻は終わります
<おまけ>
中学生のちーは例の男子に海に誘われ去年と今年の水着どっちが似合うと思うと問い、デート?と言われ恋愛感情とかないから!と焦ります。試着してその友達に選んで貰えば?と高木さんは悪魔的です
まとめ
<しんぱい>ではすみれちゃんから旅行の誘いを断ったのは自分達が頼りないからで、しっかり者とアピールする2人の姿勢が微笑ましいです。妻が夫と子を残し旅行に行く事にうしろめたさを感じていた高木さんも少し気が晴れ、お互い依存度を薄める成長の跡が伺えます
子を持つとその子中心の生活となり、夫婦2人だけの時間は格段に減ります。<プレゼント>ではささやかな2人だけのデートを楽しみ、工夫すればまだまだ夫婦でもラブラブの時間は作れるのです。両親として恋人とは関係性が変化する中この2人の仲は不変なのかもしれません
サンタさんは慌てんぼうだと感じるちーが西片とおんなじと言ったのは同一人物とも取れ、ドキドキしてしまう2人が可笑しいですね!子供の無邪気な言葉は悪意なく、時にドキッとしたり深く考えさせられる一面もあるものです…14巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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