前回までのあらすじ
<しあわせ>
冬の海でケンケンする事になり、最後の一回の輪が遠いです。高木さんは躊躇なくケンケンを始め、成功したらちーが幸せになると願掛けします。案の定最後が遠く、これは無理か…と諦めかけると西片がダッシュから一緒にジャンプし幸せにするとかっこいいです
願掛け成功でお嫁さんになれる?とちー、お父さんが幸せにするとプロポーズみたいな3人です…

すき・ヘッドフォン・何の日・おとしもの・ころころ
<すき>
同音言葉遊びする3人、ちーはアメを見破りますが西片ははしで外します。更にすきが好意の好きと油断の隙で問題とされ、ちーは正解で「かんがえるな、かんじろ」と強気です。西片はその教えからか後者が好意のすきと当て、顔を赤らめます
<ヘッドフォン>
高級ヘッドフォンで聴きご満悦の西片、こんな時じゃないと出来ない話しよっかとお父さんの好きな所について話す2人に気が気じゃないです。盗み聞きしようとバレており、仕方なく音楽を聴きますが全然曲が入って来ません。1曲聴き終わっても話足りないようで、恥ずかしい西片です
<何の日>
帰宅後お疲れの西片、今日は何の日か知ってる?と聞かれますが分かりません。西片はヤンチャな生徒がいて叱るのも大変で困っており、高木さんに頑張ってと頭を撫でられ実は11月22日だからいい夫婦の日だと判明、逆に肩でも揉もうか?と何かしてあげたくなります
<おとしもの>
外でいっぱい遊んで疲れたちーは100円を拾い、交番に届けた方がいいか、ネコババするかで揺れ、どんな人になりたい?と問われ交番に届けます。ちーはいい人になりたかったのではなく、おかーさん達なら届けると思ったのとし、高木さんは100円だったら届けるかなー?と迷います
<ころころ>
帰宅時高木さんは西片を抱き締め、ちーはコロコロにハマっており、西片にするとネコの毛だらけです。高木さんの服にも付いており、ワザとコロコロさせる為に抱き締めたようで、ちーに取って貰おうとされガッカリする西片です
着ぐるみ・左利き・かんたん・しんじる・繋ぎ方
<着ぐるみ>
学校で熊の着ぐるみを見つけ家で着てちーが喜びます。ちーにバレそうになりますが高木さんがナイスフォローです。ちーは喜びつつおとーさんまだかなーと寂しそうで、キュンとした西片は着ぐるみを脱ぎただいましますが嬉しいのと夢が壊れたのが同時に来て固まるちーです
<左利き>
左利きに憧れるちーは箸を頑張りますが難しく、高木さんにあーんして貰えるのが楽しくなってます(笑)西片も昔練習したと披露しますが落っことし、ちーがあーんし左手で上手に出来ておりあーんして欲しくて出来ないフリしていたのがバレます
<かんたん>
お皿洗いを手伝うちー、コップがそっぽ抜け西片が何とか掴みます。いいお嫁さんになる為気張るちー、複雑な西片もお母さんみたくなるのかな?と期待します。ひと悶着しキレイに片付けこれはもう汚したくない、大切にすると譲らずお嫁さんはまだまだ先です…
<しんじる>
例の男子とボール遊びし寒いので怖い話だと子供の歯は一回全部抜けてもう一度生えてるくると言われちーは怯えます。高木さんに聞きに行くと真実だが痛くはないと言われ男子の父は痛いぞーって笑ってたらしくおかーさんよりちーを信じると言われ暑くなるちーです
<繋ぎ方>
高木さんと手を繋ぐちーは楽しそうで、お父さんも手を繋ぐ?と言われ繋ぐとちーと手を繋ぐって事だったのです。ふんふん楽しい3人、2人は難しい握り方で西片は仕方なく恋人繋ぎと答えまだ手の小さいちーには出来ません
節分・ハート型・言葉・いつか・おまけ
<節分>
節分の豆を食べる3人、歳の数だけ食べる風習なのでちーは数が少なく、2人から貰います。残りの数が新婚の頃の歳だと高木さん、ちーは中学生くらいなので大人になっちゃった、節分凄いと喜びます。小学生には1人で寝るようになって、中学生には恋しちゃうかもと2人はからかわれます
<ハート型>
真野ちゃんはバレンタインに旦那が義理チョコでハート型を貰った事を気にしており、妻として負けられないと気張ります。高木さんにありのままが好きって事じゃないと諭されいつものように渡し、今年は例の義理チョコ貰えなかったと中井先生、それはそれでムカつく真野ちゃんでした(笑)
<言葉>
ホワイトデーに好きって言葉で伝えてみては?と中井先生に言われ西片はタイミングを計りますが逃してしまいます。TVでやってた食べたがっていたスイーツでおとーさんはちーの事好きだねえと言われ、改めてタイミングを見計らう西片です
<いつか>
公園に例の男子がおり、高木さんの予言通りちーはホワイトデーのお返しを貰えます。ちーはお菓子交換の日という認識の為まだ真意を悟っておらず、男子は想いを打ち明けようとしてまだ早いとし、いつか言うよと言われいつかっていつ?と花より団子なちーでこの巻は終わります
<おまけ>
中学生のちーは「100片」を読み主人公の鈍感さとヒロインの言葉の裏にある恋心に全然気づかないと面白がり、ちーの事かな?とからかわれなんちゃってでホッとしそういうとこだよと指摘されます
まとめ
<すき>のダブルミーニングがからかいの対象となり夫婦になっても相変わらずからかわれる西片が不憫ながら笑えます。<ころころ>でも高木さんはワザと西片を抱き締め猫の毛を自身にも付けコロコロさせようと企み、その狡猾さは群を抜きます
例の男子との関係性も徐々に変化してきており、遠いのにわざわざ公園に来て一緒に遊ぶ等ちーに気がある素振りも鈍感なちーは気付きません。ホワイトデーのお返しをされてもまだ幼いちーにはお菓子交換の日という認識でしかなく、花より団子なのがちーらしいです
鈍感な西片と狡猾な高木さんの子ですが、天真爛漫でどちらの要素も併せ持つちー、<おまけ>でも語られたように気付いてそうで気付いてないどこか抜けてるところは父親譲りでしょうか?3者3様だからこそ絶妙なバランスの西片家が愛らしいです…21巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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