前回までのあらすじ
<入学式>
中学の入学式で自己紹介をするちー、隣の席に例の男子がおりどっかで会った事ないか?と言われますがちーは覚えていません。まるで「100片」のようで、ナンパ?とからかうとちょっと気になるだけと言われちーはドギマギします
更に勝負を挑まれ、顔を覚えない男子は知り合いに好きな人だったら覚えてるの?と言われ、かもなと言うのでちーは落ち着きません…

ちがい・へんなけ・あいあいがさ・野球・はろいーん
<ちがい>
ちーは昨日との違いを問いますが、外見ではなくももまんじゅうの気分と最早とても見抜けません。では高木さんを貶めようと西片は企みますが、3時でちーのお腹が鳴り見抜かれてしまいます。西片が鳴らしたと庇いますが結局食いしん坊の烙印を押されます(笑)
<へんなけ>
西片の首筋に太い毛が生えており、ちーに抜かせ高木さんはワザと楽しんでいます。どんどん抜かれますが、ちーが泣き始め、どうやら毛が腕に付き変な毛が生えてたらお父さんに嫌われちゃうと思ったからで、西片はよしよしとちーの頭を撫で続けます
<あいあいがさ>
予報外の雨で西片は折り畳み傘と準備が良いです。相合い傘となり、寒いので3人引っ付き愛相合い傘だと高木さんは「愛」を一つ増やすなんてロマンチストだねーとからかいます。雨が止んでも寒いので西片に引っ付き暖かい2人です
<野球>
珍しくプロ野球中継を観る西片、西片という同名のピッチャーがいるからのようです。相手バッターは高本で高木に似ています。必然的に応援合戦となり、頑張ったらキスしてあげると高木さん、高本はスクイズ失敗しゲームセット、実はキャッチャーは高木でいい女房役だった事が判明しまるで2人のようです
<はろいーん>
ハロウィンで扮したちーが可愛く、西片はついお菓子をオマケします。すると高木さんが現れ脅されちーはお菓子を完食、高木さんにつん責めされお父さんは甘すぎるとします。西片にも悪戯していい?と悪びれない高木さんです
おみせやさん・ドッジボール・作戦・くらやみ・なでなで
<おみせやさん>
お店屋さんごっこをするちー、手作りのお金で可愛いお店でデートを装う2人にちーは言葉巧みです。西片は普段言えない「全て貰おう」と張り切りますがお金が足りずかっこ悪いです。結局高木さんが払い西片が全部買った事でお片付け完了と一石二鳥な2人です
<ドッジボール>
3人でドッジをし、当時の事を思い出し意味深な言葉にドッジの話だよね?と西片、ちーのボールは低く西片はダイブして受け取ります。後ろに下がれば良かったのにと言われ親バカも程ほどにしないと受け止められないよと高木さんは手厳しいです
<作戦>
スマホで「この画像面白くない?」と打ちすかさず「画像を送信しました」と連撃で高木さんを貶めようとしますが、高木さんは既読が早く2個目を送るタイミングを失います(笑)休憩時間という事で、高木さんは「から着信です」と打ち西片は電話が掛かって来たと誤認、仕返しされます
<くらやみ>
電気を消してかくれんぼする事になり、思ったより暗い中高木さんは西片に急接近しておりキスかと勘違いします。西片は後ろにいると読み切りちーを発見、暗闇に慣れ切った目で高木さんは単純に後ろのちーを見ていただけで、西片が何想像したのかなあ?とからかいます
<なでなで>
なでなですると気持ちいいと2人、西片も撫でて貰う事になりますが背が高く土下座風で敗北感です。西片は逆襲でソファーに座り仕返しのなでなでをしようとしますが、撫でたい程可愛いと思ってくれてると2人に責められ更に敗北感です
ぜんくつ・おかし・ゆめ・おまけ
<ぜんくつ>
ちーがストレッチをし柔らかく、西片もやるよう言われこっそり足でボールを転がす事で一時的に体が柔らかくなり前屈出来ます。しかし高木さんには見抜かれており10分後再度やると出来ません。ちーが背中を押しますが西片の固さは筋金入りで曲がりません
<おかし>
公園に例の男子がおり、砂遊びしサンタさんに何か頼んだ?という会話からちーはお菓子あげると上に上げますが男子は引っ掛からず取って食べてしまいます。お返しを素早く奪い実は男子は家が遠く、高木さんはちーに会いに来たのかもねと言いちーには理由がまだ理解出来ません
<ゆめ>
ちーはサンタの夢を観て起きるとマフラーのプレゼントがあります。両親がサンタさんになってたと言うちー、サンタの格好を想像して恥ずかしくなれと仕向けますが逆に西片が恥ずかしいです。実は昨日はイブで今日がクリスマスだと悟り?マークのちーはマフラーを巻いてお出掛けだと喜ぶところでこの巻は終わります
<おまけ>
中学生のちーは膝を擦りむき絆創膏をしており、高木さんが目ざとく問いただすとアイツに消毒されたと言うので「よほど好きなんだねー、ちーの事…(ここでちーは本気にします)、からかうのが」と高木さんが一枚上手です。顔が赤いとからかわれます
まとめ
西片の親バカぶりが光る中、高木さんは狡猾に2人をからかって楽しんでいます。ターゲットが2人に増えキャラも若干異なるので、それぞれにからかい甲斐がありそうで、これは高木さんの生きがいなのかもしれません
<おかし>では例の男子が家が遠いにも係わらずワザワザこの公園に来ているようで、高木さんはちーに会いに来たのでは?と勇みますが幼いちーには何の事か分かりません。先述の通り中学で再会する訳ですが、高木さんは2人の関係性が懐かしいと共に羨ましいようです
やや鈍感な血筋は西片譲りのちー、鋭い高木さんはそんなちーすらからかい西片家の序列は相変わらずですが、それを鼻にかけないところが高木さんの良いところです。長寿漫画となったのもこの高木さんの空け透けないカラッとした性格からなのかもしれません…10巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
おまけ
からかい上手の高木さんのスピンオフ作品として他に恋に恋するユカリちゃん(全5巻)があります。例の3人組のユカリにスポットを当てた作品となっており、こちらも楽しめますので是非!
コメント