前回までのあらすじ
自暴自棄のサトシは長野達に呼び出され泥酔、久保と日笠は付き合っておりサトシおめでとうと必死、酔った勢いでチーコに電話します。サトシは荒れチーコは謝り荷物を取りに来る事になります。更に飲み気付くとチーコが家におり電話の事をすっかり忘れています
思い出の品を処分しながらこのまま別れてえぇんか…と逡巡し、合鍵すら返されチーコは車に荷物を積め出発、サトシは見送る事しか出来ません…
抜け殻のサトシ
抜け殻のサトシは稲葉に相談し、男としての器のデカさを見せてみいと諭され再びガードマンの仕事を始めます。赤沢のバンドのライブに行くと長野達もおり、動員も伸び赤沢の彼女は謙虚、長野は醜く騒ぎサトシは赤沢も彼女も大人やなぁ…と感じます。3人でソフトボール観戦しながら近況を報告します
シゲが煽る中ボールが頭に当たり(笑)一人ガードマンしてると久保から電話が掛かって来て心配され、全然大丈夫じゃないです。一人でヒロユキの店に行き何とユーサクの居場所を聞くのです!ユーサクはチーコと5年付き合っており、腕っぷしも段違い、それでもサトシは会いに行きます
サトシを通天閣で見た事あるユーサク、チーコとは会っておらずサトシは別れたと切り出しあんたのせいですよとキレユーサクはチーコとやり直したい、あいつはお前に惚れとるとしホテルに行った事を暗に認める様子だったのでつい殴ってしまいます!ユーサクは働きまくって金貯めてまたあいつに会いに行くと決意固いです
チーコは配送先でも評判良く彼氏いるか聞かれる程です。専務に大型への熱意を示しますが当分地場で手堅くこなしていくしかないと返されます。ヒロユキのヤンキーカフェにスキンヘッドの眉なしユーサクが現れチーコとより戻せとはやし立てられユーサクは土下座しもし戻れたら今度こそ幸せにしますと誓います
サトシはチーコに連絡せずオレの器はめっちゃ小さかったみたいですと重症です。赤沢もガードマン卒業で音楽一本へ、サトシは腰をやり情けないです
大原とバーベキュー合コン
NC旋盤好調でチーコやる事もなくバイクで放浪します。マンション探しに目がないさやか、母は一人になるのが寂しい様です。車も新車で免許も全てさやかの親持ちで、免許証忘れたヤスシの隙に大原が現れ成人式の事を話し流れで番号を交換します。ヤスシはつまみ食いもえぇんちゃう?と誤解してます
逆に絶対浮気するなよと釘を刺すサトシ、チーコは休みの日くらい作ろかな…と夕食を作ります。シゲはバイト先のプールで監視員をしており、他のそれは水泳バリバリのイケメンばかりです。シゲは卑屈で女を紹介しろと煩く、サトシは大原に聞いてみると提案します
チーコは無事大型免許を取得、献血もします。偶然試験場近くにいた2人はそれぞれ思い出に浸ります。結局3人とバーベキュー合コンとなり赤沢人気もサポートに徹します。大原には中学時代イジメられた際助けて貰った事があり大原は今まで男好きになった事ない、処女ですと大らかです
大原に核心を突かれサトシはいろいろあるんや、好きになった事ない奴にはわからへんわと慌てます。土砂降りに遭い2人は泥まみれ、相変わらず悲惨です(笑)
チーコ、放浪の旅へ
2人で大原の勤務先に行きナース姿を拝み、実は仕事が出来る女です。シゲは病院でヤッたりしてんの?とスケベなビデオの見過ぎ(笑)看護師という専門職に就く大原を見て父が過労死して働くのビビったサトシは自身の経歴を振り返り、ガードマンで危うさもありながら仕事だけでもちゃんとせなと気張ります
社長はチーコに大型乗ってみぃひんか?別の会社移ってもらう事になるがと切り出し、大型の長距離はドライバーの花形でチーコは即決します。チーコは鉄っちゃんに運転を教わり水中花ノブを貰い喜びます。新人を鍛え玉代帰還でチーコの送別会でチーコは玉代に腕相撲リベンジならずです(笑)
水中花ノブをここでも貰い(笑)二次会のカラオケで玉代はチーコが別れたと悟っておりチーコは中島みゆきの「時代」を熱唱します。チーコは初出勤が同僚の視界不良事故で揉めており帰らされ当面不透明です。2人は大原と会い松名はサトシを気に入り大原はシゲと付き合うか?と軽いです
似た者同士ただの傷のなめ合いやんけとシゲ、サトシはまだ引き摺っておりユーサクは部屋探しで2人暮らしを想定してます。チーコは一旦古巣に戻る事になりますが、ここで考えさせてもうていいすかと意味深です。暇になったチーコはバイクをいじり何処か放浪の旅に出掛ける様子です
ユーサクは念願の部屋を借りチーコを想像します。サトシは例の河原に行き着きオレからフッたくせに…と女々しく短文メールをチーコに送ります。チーコは携帯の電源切って出掛ける事にし、母から一応父の現在の住所を教わります。バイクで出掛けるチーコ、返事を待つサトシでこの巻は終わります
まとめ
衝撃の展開だった前巻からすれ違う2人の差が克明と綴られます。あくまでチーコを引き摺るサトシはパッとせず、男としての器のデカさを見せる事は出来ません。この辺りあくまでヘタレに描かれますが、ユーサクに会いに行くのはサトシの本気度が伺えます…殴ってしまう程です
ユーサクはチーコと会っておらず、暗にホテルに行った事を認め、金貯めてチーコと暮らす夢を抱きます。この三角関係、秀逸なのはチーコの心情を敢えて描かず淡々と仕事に励む様子で読者に悟らせない点です。仕事熱心なチーコは大型の免許も取りますが花形のドライバーの仕事を不意にします
このきっかけから元々放浪癖のあったチーコは宙ぶらりんな状態でもあった為バイクで出掛けます。行き先も父の住所は知ったものの全く読めず、サトシはまた感傷に浸り短文メールを送り女々しく、チーコは携帯の電源切ってます。すれ違いが続く2人、ユーサクもおり三角関係がどう転んでいくのか見ものです
赤灯えれじいの良さはこのあくまでヘタレながら一途なサトシ、美人でモテるも内面がイマイチ明らかにならないチーコという主人公の対比が挙げられます。凸凹の様で絶妙なバランスで、流れとしては復縁して欲しい所ですが、まだその先は分かりません…14巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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