「SLAMDUNK」13巻の数々の熱戦と成長譚~赤木にアクシデント!独力でゲームを支配する流川の独壇場~

前回までのあらすじ

流川清田のNo.1ルーキーを決める闘いが始まります…

アクシデント

流川は高度なテクニックで抜きにかかりますが、そこは清田、意地でも抜けさせません。ファールとなっても文句を垂れています。流川はドリブルにいくとみせて相手を離させ、ロングシュートを決めます

超強力リバウンドマシーンゴリ!と桜木軍団が言うくらい、赤木のリバウンドは安定感があります。流川赤木のリバウンドを信用して強引にシュート、リバウンドからのボールを貰って得点します

しかし、ここでアクシデントが!リバウンド時に脚を痛めた赤木左脚が腫れて、負傷退場してしまうのです。せっかくの追い上げムードも台無しです

治療する彩子にテーピングでガチガチに固めて試合に出るという赤木桜木は「打倒海南!」と雄叫びを上げ会場に戻ります。赤木がいない今、インサイドは桜木流川にかかっています

SELFISH

案の定インサイド主体で攻めてくる海南清田のパスを桜木がカット、物凄いパスを木暮に出します。そのままシュートしますが、清田に弾かれます。しかしそこには流川がおり、シュートを決めます

赤木不在の穴を埋めるべく奮闘する桜木高砂はその圧を持ち前の上手さでカバーし、抜いてシュートします。しかし、「てめーだけじゃ役不足だ」と流川の援護射撃もあり、ボールはゴールから外れます

ところがゴール下に海南が4人おり、リバウンドを獲られ、一進一退の攻防の後、清田がダンクを決めようとします。しかし桜木が、「ゴール下のキングコング・弟」とブロックします

赤木不在の中、桜木は持てる力をフル動員して奮戦します

別会場では陵南武里117-64という大差で圧勝していました。得点35、リバウンド17、ブロックショット4という怪物のような数字を残した魚住、そして明らかにその才能の一部しか見せていない仙道が、まずは1勝し、全国へ近づきます

流川のプレイをみて弥生は、自己中心的なプレイが目立つ(SELFISH)だと言います。海南の素早い攻撃も桜木流川が協力して守り、流川は巧みなフェイクから得点を重ねます。更に、スティールから連続得点します

流川の力で同点に!赤木カムバック!!

赤木不在の中、逆に5点差と点差を縮めてしまう湘北、会場中の声援も流川一色です。ダブルクラッチや3ポイントまで決めてしまう彼には、今なら何を注文しても決めてしまう凄みがあります

弥生は先程の発言を訂正し、彼はゲームを支配していると感じます

別会場にいた陵南翔陽一部メンバーも会場に現れます。皆この僅差に驚きます

の素早いカットインが決まります。大事な場面できっちり決めてくるのは流石です

前半最後の攻撃、オールコートで当たって来る海南に、湘北はボールを前に出せません。3人に囲まれた桜木は必死に味方を探してパスを出します!それはなんと流川でした。なんとか10秒の手前でフロントコートにボールを出し、流川がゴールに突っ込みます

がブロックに回る中、流川空中で一旦戻して再度ダンクに行きなんと決めてしまうのです!更に清田からボールを奪い、ゴールを決め、何と劣勢から彼一人の力で49-49の同点にしてしまいます

赤木がコートに戻って来て、最高の形で前半を終えた湘北です

高頭の檄が飛ぶ中、清田は後半は流川のディフェンスに専念すると宣言します。そして、後半はキープレーヤーのが出てくるようです

後半が始まります。赤木は尋常ではない汗を流しています。相当痛む証拠です。彩子赤木の将来のためにも止めるべきか悩みます

すると、ティップオフのジャンパーを桜木が志願します。目立ちたかっただけかもしれませんが、彼なりに赤木をかばったのかもしれません。桜木は物凄いジャンプ力で高砂に勝ってしまいます

ボールを誰もいないところに弾いた桜木流川が追いつき、シュートしますが、清田に弾かれてしまいます

すると、ケガをしている赤木がリバウンドを獲り、シュートを決めてしまうところでこの巻は終わります

まとめ

追い上げムードだった中での赤木の負傷は痛恨でした。湘北の大黒柱、特にディフェンス時の圧倒的な存在感は絶大だっただけに、このままゲームが終わってしまうと感じた方もいたかと思います

そこで奮起するのが1年生の桜木流川です。翔陽戦で活躍した三井武藤の徹底マークにあって活躍出来ない中、桜木は特にディフェンスで赤木の不在の穴を埋めます。赤木の真似までしてゴール下を守る桜木は健気にも見えます

そして、この巻で爆発的な得点力を見せたのは流川でした。弥生から一時自己中心的なプレイだと言われますが、彼のプレイはそういった次元にはなく、最早前半のゲームを支配していたのです。如何に追いつくか執念を燃やし、あらゆる高度なプレイを正確に決め、なんと赤木不在の中神奈川王者相手に同点まで持っていくのは爽快感がありました

後半戻ってきた赤木。否が応でも期待してしまいますが、尋常ではない汗を流している様子からも、心配してしまいますね。しかし、最初のリバウンドを自ら獲り、ゴールを決めてしまう赤木には、この試合に懸ける意気込みが他の選手とは違うのでしょう

白熱した前半戦から、役者も揃った後半戦へ、続巻も読みましょう!!

おまけ

SLAMDUNKの映画劇場版アニメが4作品あります。どれも県大会の本編には描かれなかったオリジナルストーリーとして人気の高い作品ですので、是非チェックしてみましょう!

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