「Dr.スランプ」11巻のアラレちゃんとペンギン村の愉快な仲間達~博士の祖父登場でついにアラレ出生の秘密が…!?惑星・ハナノオエドでのひと騒動!ガッちゃん、分身する!?~

前回までのあらすじ

ビビりのタロウは列の真ん中にしてくれと言います。アラレは逆にお化けをビックリさせるくらい肝が据わっています。のっぺらぼうにいたずら書きをし、棺桶で寝ていた鶴燐が起こされたことに腹を立て超能力でお化け屋敷は崩壊、タロウはこうなった原因はピースケだととっちめますが、家が無くなったお化けがタロウ家に来ます…

博士の祖父登場!!

鶴天は宇宙船の部品が足りず、博士のところに貰いに行きます。すると非生命体通過メガネを見つけ、二つ作って一緒に外に繰り出そうと誘って来ます。博士はムンムンしてその気になってしまいます。女の子の裸が見れて満足した二人は徐々にエスカレートし銭湯の女湯に潜入、警察に捕まります(笑)

牛乳屋「フライミルク・カンパニー」は倒産し、暴走族は荒れています。耕運機での暴走はカッコ悪いと感じますが、きのこにそそのかされてその気になり、村中耕します。アラレが仲間になり種を蒔き、村中が野菜畑になり暴走族は八百屋となり儲けました

2年前博士の祖父から手紙が届きますが、ガッちゃんの不手際で内容が上手く伝わらず、2年後祖父と孫の良太博士の家を訪れます。自動車を持っていることをしきりに感心し、どうやら縁談を持ってきたようなのですが、既にみどりと結婚しているのでうやむやになりますが、アラレの存在を知らせていなかったため博士は焦ります

ここで博士アラレは実はキャラメルのおまけだったという衝撃の?事実を打ち明け、何故か皆納得してしまいます(ガッちゃんはフーセンガムのおまけだそうです…)。祖父達と楽しい時を過ごし、別れ際、田舎に帰るのに2年掛かるというので、博士はヘリコプターで送ってあげますが、それを見た村人は祖父達が宇宙人だと騒ぎます

惑星・ハナノオエドへ…

ペンギン村に宇宙でドッグファイトしていた宇宙船が現れ、突詰がラジコンかと思い破壊してしまいます。すると追いかけていた宇宙船から宇宙警察のヘイジが現れ、悪人ベニグモ一家を退治して欲しいと言われ、アラレ・ガッチャン・突詰は惑星・ハナノオエドへ向かいます

340万光年という途方もない距離ですが、瞬間移動であっという間に到着します。街は荒れており、ヘイジの妻のオシズが倒れていたため、ハチが勘違いして向かって行ってしまいます。オシズは寝ていただけで、この街の荒廃の原因・ベニグモ一家の元へ向かうと、ハチは捕まっています

ハチは食われてしまいますが、突詰の活躍で形勢逆転、そこで最後の歌舞伎の男が秘儀・クモ糸地獄で突詰の動きを封じますが、結局アラレの一撃に沈みます。ガッちゃんハチを救出し、ハナノオエドに平和が戻りました

ガッちゃんが2匹に…!?

鶴燐はお使いを頼まれるとアラレ達がタイムスリッパーで過去に行くと言うので付いて行きます。原始時代にタイムスリップすると、隕石が落下間際で、鶴燐の超能力も効かず一貫の終わりか…と思いきや、ガッちゃんが受け止め、アラレの頭突きで難を凌ぎます。実はそれは月で、将来的に宇宙飛行士が手形等を見つけるというオチです

赤い鼻緒の回では、栗頭バレエ団という設定で皆が白鳥の湖のプリマ・オデット姫役を目指し切磋琢磨しています。1週間後オデット姫役はセンベ子に決定、公演の日にセンベ子のトウシューズをスパ子が隠しますが、アラレ夫の機転でゲタを履いて演技をすることになります

しかしスパ子の悪だくみで鼻緒に切れ目が入っており、鼻緒が切れたセンベ子は転倒、そのまま亡くなってしまいます。スパ子は上手くいったとほくそ笑みますが、夜ゲタの音が聴こえ混乱、肥溜めにハマり亡くなります。スパ子の顔にはゲタの痕が付いていました

目覚ましが鳴らず朝寝坊をした博士一家ですが、金庫や車(タイヤは残っています)等が盗まれており(お金は盗まれませんでした)、警察に届けると、他でも煙突や家、自動車等が盗まれているという話で、博士ガッちゃんが食べてしまったのでは?と閃きます

ガッちゃんは眠りながら徐々に繭に包まれていき、どうやら蚕のように脱皮するようですが、繭からはガッちゃんがそのままの姿で出てきて、ガッちゃんは2匹になります

博士は2匹のガッちゃんに襲われる夢を見て、勘違いなのではと感じますが、やはりガッちゃんは2匹います。ガッちゃん達は食欲旺盛で、何でも食べてしまうので部屋の中がガランとしてきます。焦った博士は地面の土を食わせて腹一杯にさせます

お風呂も入ってさあ寝ようとすると、何と布団もベッドも食べられており、涼しい中どうしようかと困りますが、皆固まって寝たため暖かく、博士みどりに抱き着かれており喜びます

ガッちゃんが2匹になったことで村中大騒ぎになります。学校にも登校し、栗頭先生はガッちゃんが2重に見えてしまうと校医に相談します。食欲旺盛なガッちゃん達は地面を食いまくり、ついに温泉を掘り当てますが、湧き過ぎて村中水浸しになるところでこの巻は終わります

まとめ

いつかバレるだろうと思われたアラレの出生の秘密ですが、祖父が来たことで博士は何とキャラメルのおまけだったという衝撃の事実!?を展開、それで一同納得してしまうのも流石ギャグ漫画ですね(笑)

地球を飛び出し惑星・ハナノオエドへ向かったアラレ達はそこでも大活躍して事件を解決します。宇宙規模のスケールの大きさも、小話も含め、その振り幅は凄まじく、これも笑わせてくれます

今巻の目玉は何と言ってもガッちゃんが2匹になってしまったことでしょう。何でも食べてしまうガッちゃんは成虫になる?ためにドカ食いし、繭に包まれる訳ですが、蛾のように成虫になるのではなく、何と分身するのです!

ペンギン村中そのことで大騒ぎになりますが、ギャグ漫画なので流石の適応力、何事もなかったかのように馴染みます。ガッちゃんのおかげで良い思いもした博士、最終的には温泉まで掘り当ててしまいます(笑)

巻が進むに連れてどんどん賑やかになっていくペンギン村、次巻12巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました