前回までのあらすじ
タルは「心の真丼」でじゃば夫の良心が出て来て改心しいい奴になります。逆にじゃば夫の良さが引き立ち、嫉妬した本丸もそうなりたいと丼を食べますがそれは「悪魔丼」で悪い心が蔓延、キザな台詞で女子を虜にします。暴力に訴える本丸をじゃば夫が諭し、自身で悪魔をやっつけ仲直りする2人です…

まっつあんの恋敵:早稲田先生登場
「とらいしくん」をかっ飛ばすタルと本丸、寧代が不良にやられている為「ちょっとてかげんとらいし砲」と本丸キックで反撃、タルの巨大な手で不良共々吹っ飛ばし、「引力ん」で2人を引き寄せ「いたいの」で寧代は回復しますが誰も助けてくれなんて頼んでねーのにと素直じゃありません
タルは「やあすなおくん」で寧代は素直になりいつも強がっているのは弱みを見せない為と実はいい奴で、魔法が解けると翻り本丸に乱暴する始末です。翌日「もりもり筋肉ん」で増強した本丸は寧代と毎日喧嘩をし、三週間後寧代は不良を5人全員やっつけ実は本丸は特訓をつけており寧代は少し心を開きます
先生宅にミモラが現れ浮かれるライバーですが、タルが3人で遊ぼうと提案しておりライバーは怒りタルを殴ります。タルのピンチにたるるロボが駆け付けその力は絶大です。ミモラのプレゼントだと知りライバーは激怒、ミモラが吹っ飛ばされた為雷来拳を放ちますが軽くかわされます
では肉弾戦だと巨大マッスラーとなりたるるロボを地中に沈めますが、届かないたるるパンチの風圧ですら巨大な破壊力を持ち口から空気が入り風船のように吹っ飛びます。まっつあんのたこ焼きを食べに行きますがミモラに似てたこ焼きが大嫌いなたるるロボは悶絶、タルのみたこ焼きを食べ満足です
本屋でタルとエロ本を「よっくん棒」で欲望に忠実になり読んでいると大綾先生に叱られ、そこには早稲田先生もおり彼もスケベです。学校で伊代菜にゾッコンの本丸は「よっくん棒」でまた欲望に忠実になり伊代菜にキスを迫りますが大綾先生が止め、早稲田先生に宥められますが怒っています
大綾先生の本心を聞き出そうと「ソードペン」で消え「きくんだあ」を向けると実は早稲田先生の事が好きなようで、お互いに「よっくん棒」を使うと欲望に忠実になる為本丸はキスを期待しますが、2人は非常に腹が減っていた為食事に行くというオチです
超絶イケメン:男闘呼音奈は実は女の子!
遅刻しそうな本丸達が急いでいると勝負を仕掛けて来る者がおり、結局本丸が一番で学校に着きます。男闘呼は伊代菜と知り合いで女の子から絶大な支持を受け、爽やかでカッコ良過ぎます。男闘呼は早稲田先生のクラスで本丸は敵愾心を抱きます。いつの間にか給食時間になっており、流れで牛乳早飲みをする事になります
すると乱入した男闘呼が5秒23秒でトップ、強敵登場です。本丸は牛の乳で特訓し勝負を挑もうとすると伊代菜と男闘呼が一緒にトイレに入って行き、本丸が変態!と迫りますが伊代菜にぶたれ実は男闘呼の名は音奈で女子だと判明、担任の早稲田先生は無理に女らしくしなくたって…と大らかです
給食を早食いし昼休みのドッジボールのコートを取りたい本丸、男闘呼が張り合いタルが線をムチャクチャに引き3組に陣地を取られてしまいます。結局1組対3組で勝負する事になり対照的なクラスです。原子は先行を譲り男闘呼の強烈なアタックをバレーのレシーブのように上げキャッチするつもりがタルに邪魔されアウトです
更にタルは舌でボールを投げ、「斥力ん」の弾みでじゃば夫もアウト、主力選手が早くも2人外野です。3組のチームワークは抜群で、今度は女男のアタックで本丸までアウトです。タルは「引力ん」で累を、「風々うちわくん」で伊代菜をアウトにし、更にアイテムで皆アウトとし残るはタル1人です
最終的に「でひゃらほるるるー」でボールを超巨大化させ3組諸共全員やっつけ、ドッジは魔法抜きで勝負しなくちゃね…というオチです
「そこほれ・ザ・ワールド」で貝を使った貨幣:カインが紹介され、学校で話題になると是清が持っており、流れで本丸が壊してしまいタルの魔法で直そうとしますがタルはそれを知りません。千円で弁償すると言っても聞かず、タルは寝坊助で実は夜な夜なりあのルーカンガくんと戦っています
タルは勝ってスタンプを押し魔法アイテム:「もとどおりくん」を貰おうとしていたのです。その事を悟った本丸は自分の力で仲直りしようと何でも是清の言う通りにし、足を舐めようとしたところで是清に許されます。タルは無事ルーカンガくんを倒し「もとどおりくん」でカインを直しますが魔法は10分で切れるというオチです
丸恵に惚れているマハラバー
マハラバーは丸恵に惚れており、走る本丸をタルが「竹馬くん」で追い越すと本丸がランプに躓きます。擦るとマハラバーが現れ「ホルモンガー」で丸恵にしたい為太陽兄弟を呼び出し暑くて喉が渇きます。本丸は危うく「ホルモンガー」を飲みそうになり、意図を悟った本丸はマハラバーをランプの中に戻します
「もりもり筋肉ん」でランプを遠くに投げ、今日の図工の授業はつぼやきで、そこからまたマハラバーが現れ一連の流れから「まはらぱー」でおしっこが蛇口から出て喉が渇き、危うく「ホルモンガー」を飲むところでタルの「雨雲太郎」の雨水を飲んで耐えその後もあの手この手でマハラバーは仕掛けて来ます
結局「ホルモンガー」は飲まされたもののりあのお陰でマハラバーを退散させそれでも懲りないマハラバーです
ラブラブな大綾先生と早稲田先生、そこに大綾先生の事が好きなまっつあんと出くわすとまずいと感じた本丸はタルに的屋を移動させ自身はおっぱいたーっちっで大綾先生を誘導し引き離した…と思いきや学校を一周しており、出くわしそうになった為タルの「みちしるべー」で早稲田先生を吹っ飛ばします
「かんかんやかん」で大綾先生の怒りを沈め、まっつあんと良い雰囲気ですが大綾先生の気になる男を「きくんだー」で聞き出すと早稲田先生と知られ、焦った本丸はごまかしますが早稲田先生は良い人でまっつあんも認めます。結局タルの「風々うちわくん」でパンモロで早稲田先生が軽蔑されまっつあんにもチャンスありです(笑)
本丸の持ってきた漫画が面白過ぎてクラス全員大爆笑ですが、じゃば夫は自分の物だと聞かず本丸と喧嘩になります。本丸の悔しい気持ちを分からせる為に「気餅」をじゃば夫に食わせますが、それで気分の良くなった本丸の気持ちがじゃば夫に伝わり全て同じリアクションとなり意味がありません
漫画をいらないと思えばじゃば夫もいらないと思うはずと閃きますが上手くかわされ、優しい伊代菜の「気餅」を食った2人は仲良しになり、若干オカマっぽくなった2人にクラス全員がキモがるところでこの巻は終わります
まとめ
今巻も極上ショート集で笑わせてくれますが、新キャラとして早稲田先生・男闘呼が登場し賑やかです。実はアニメ版の早稲田先生の声は江川先生自ら担当しており、夢だった小学校の先生を声優として実現させるとは流石です
性別の話題から丸恵や男闘呼等ボーダーな描写もあり、当時だからあり得た内容で、ある意味先見の明があった事も分かります。マハラバーは丸恵に惚れており、どうにかして「ホルモンガー」を飲ませようとしてくるのが笑えます
子供達の関係性に加え、大綾先生・早稲田先生・まっつあんの三角関係もあり、恋模様も豊かに描かれます。この辺のスケベ・恋愛描写が後程江川先生の作品:東京大学物語に活かされたのだろうと推察されます。事実この作品にはタルも何度か出て来ており、同一作者ならではの演出です。16巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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