「まじかる☆タルるートくん」20巻のドタバタ学園生活とマジカルギャグコメディ~一回戦だけで計478試合という全校生規模の大会…主要キャラに加え個性派新キャラ多数登場!闇落ちした本丸、宿命の寧蔵を倒し、ライバル:原子戦へ~

前回までのあらすじ

水の抵抗で攻撃力が半減する中、水賀は水爆バタ足で圧倒、完全に水賀有利なところを出口から出た本丸は反撃しますが水賀はプール消毒用の円盤で攻撃します。水中では敵わないと思われた中、本丸寧蔵との闘いはこんなものではなかったと気張り、強大な気功波で吹っ飛ばします…

何と一回戦は計478試合という大規模

吹っ飛ばされた水賀は負けを認め本丸勝利です。第三試合は風熊五郎因果俱時拳VS伊知川累いじが悪い事で、主人である寧蔵に怒り必殺の技も簡単に跳ね返される程です。は「善悪ん」で悪口が止まらず「韋駄天足ん」で対しますが、は悪口に弱くあっという間にの勝ちです

タルの魔法のお陰だと称え、皆友達だと喜びます。第四試合はじゃば夫早食い大食いバカむちゃ食いVS薩火足照さっかあしてる:サッカーです。タルはそれぞれ魔法を授け薩火のむささびシュートをじゃば夫は「くえくえぶとるんだあ」で食いまくり反撃、圧勝です。続いて能美登里子猫ののみ取りVS原子オールマイティーは相手の得意技に魔法無しで原子の勝ちです

座剣邪寧代けん玉VS飛比井横人反復横跳び辺りからタルは増長し、森田剣作剣道VS河合伊代菜書道では「いのちのふでA」で書いた人の文字が一方的にやられ、手足等を書いて反撃しますが伊代菜は潔く負けを認めます。諦めきれない本丸は必要なのは武士の魂だとし、士魂と書き形勢逆転です

魔法を使わせろと森田は体のあちこちに急所と書き、「人さん」はボロボロになりながらも武士道の本懐を解き伊代菜の勝ちです。結局一回戦は478試合行われ、伊代菜は「人さん」の魔法が切れ二回戦は翌日です。江戸城本丸江戸城流拳法VS伊知川累では相変わらず「善悪ん」で一方的にまくしたてますが、本丸は無我の境地で悪口が効かなくなります

は「しゅーかっちん」で本丸の失態を実体化させおとしめますが、変丸となり効かず、錯乱したの心の中を「しゅーかっちん」が実体化、凶器が二人を襲います。それでも本丸を庇い、助けられたは負けを認め本丸の勝ちです

食い意地が凄まじいじゃば夫

二回戦も全て終わり三回戦で本丸VSじゃば夫です。じゃば夫の大食いから繰り出されるパンチを本丸は’’柔よく剛を制す’’極意で切り抜け、六年間分じゃば夫いじめられキックを放ちますがじゃば夫の大食いは止まらずロボットに収まりきらない程大きくなり、生身になっても更に食わされ圧倒します

しかしついに食えなくなり「食い食い男」は食うのやめると小さく細くなりじゃば夫自滅です。六年間じゃば夫にいじめられ続けた本丸でしたが、良い思い出もあり、これからもいい友達でいてくれよと勝利です。昼食タイムでは伊代菜の作ったお弁当に男子が群がり酷い醜態を晒します

結局タルが「でひゃらほげるるるー」で弁当をでかくし、更に「倍々増殖ん」で増やし皆食べれます。伊代菜本丸の為に特別に弁当を作っていましたが、タルが間違えて食べてしまっていたというオチです

よっくん棒」で本当に本丸の為にせっせと準備した事が分かり、「くったもんどルージュ」でグロイながらお弁当は復元、伊代菜と両想いか?というところでキスを迫った為吹っ飛ばされ、本丸の事は好きなもののキスをする程ではないという微妙な距離感です(笑)

闇落ちした本丸

第四回戦は伊代菜VS本丸となり、戦意の無い伊代菜は「よっくん棒」でも大切なのは争わずお互いを理解する思いやりの気持ちだと説き、ではバレーで勝負と丸恵になり「倍々増殖ん」で6人同士となり美しい試合は続き二人だけの世界に皆感心します

結局18-16で丸恵の勝利、いい試合となります。本丸はお互い大切な人だと分かり合いますが、しつこい本丸寧蔵が殴ります。いよいよ寧蔵の待ち望んだ本丸との対決、伊代菜は魔法で安全に技を競えないかタルに問い「あんぜんざい」で穏便に済まそうとしますが、本丸はお互い魔法無しで勝負だと気張ります

愛の力で寧蔵を変えるという本丸でしたが、寧蔵の拳は鋭く、本丸は醜態を晒し一方的にやられ邪寧蔵拳から人差指・水平八連奏と畳み掛けられ手も足も出ません。頭突きも食らいながら本丸は気を練り、「デビル丼」の悪魔の囁きから心を暗くし悪い気を溜め、爆裂超弩厳拳ばくれつちょうどがんけんも受け切ります

闇落ちした本丸寧蔵を痛めつけ、誰の言う事も聞きません。伊代菜寧代が割って入りますが、2人を庇って寧蔵は殴られ、負けは認めつつ以前の闘いの逆で本丸の手に掛かって死ねれば本望だとしますが、「きくんだあ」で筒抜けで、寧代は頼むから生きてくれよと請い素晴らしい兄妹愛です

凶悪になった本丸原子が立ち塞がり第五回戦として宿命の対決が始まるところでこの巻は終わります

まとめ

全校生徒規模の大会となりましたが、メインは主要キャラなのでご安心下さい(笑)そんな中でも個性的な生徒が続出、それでも本丸の独力での打開が目立ちもうタルの魔法に頼り切りだった姿はありません

伊代菜と両想いのような場面もありますが、流石にキスまでは嫌という微妙な距離感が実に小学6年生らしいです。メインイベントと思われた寧蔵との熾烈な闘いも、闇落ちした本丸の敵ではなく、意外にもあっけなく敗れ、寧代との兄妹愛には心温まる描写です

まじかる☆タルるートくんと言えば前半からライバルは原子だった訳で、最終巻となる次巻でついに真打との決戦が描かれようとしています…本丸が闇落ちしているだけに、勝っては欲しいものの心を正常に取り戻せるのかが肝となりそうです。次巻最終巻です!21巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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