「ザ・ファブル」 2巻のあらすじ
佐藤兄妹にボスからペットを飼うようにとメッセージが来ます
ペットショップで見繕う2人ですが、明は先日絡んで来た2人を発見し、わざと見つかって追いかけっこに興じるのでした
若頭の海老原は明を誘い、舎弟の高橋は洋子を誘います
高橋は洋子に気があり、洋子はそんな彼の気持ちを利用してもてあそぶのでした
海老原は明を倉庫に連れ出すと、そこに真黒組が始末しようとしている悪いレスラーが待ち構えています
そして海老原は明に彼を始末するよう命じるのでした
名シーンベスト3!
3位 洋子が高橋で遊ぶシーン
(悩んでる──
悩んでるぅ──
アルコールに浸された脳で──
考えて悩んでる──!!)
洋子は高橋に誘われて食事に行きますが、3000円の焼肉食べ放題コースにがっかりします
高橋は洋子の笑顔にまいっており、バーに誘われると張り切って洋子に勧められるものを飲みました
その結果高橋はトイレで吐き、千鳥足でカウンターに戻ろうとする様子を見て洋子は笑います
さらに洋子は自宅に高橋を連れて行き、ぐでんぐでんになった彼に自身の下着姿を見せると、彼は興奮して机と掃除機に引っ掛かりながらも洋子の元に向かおうとしました
そんな彼の姿を見て大笑いした彼女は、満足したら高橋を放置して布団で寝ます
洋子の小悪魔っぷりが存分に発揮された名シーンです
2位 明がチンピラ2人から弱いふりして逃げるシーン
(そうか…
俺も疲れたフリをせねば──…)
佐藤兄妹がペットショップにいると、高橋が手配したチンピラ2人がまた明を痛めつけに現れます
明は洋子から離れ、わざと見つかって街中を追いかけっこしました
キックボクサーの方は明のスタミナと高い橋から飛び降りて平然と走り去る姿にさすがに彼が只者ではないと気づきます
明が弱いふりをしつつも隠せないツワモノっぷりが格好良い名シーンです
1位 明が海老原に命をどう思っているか問われるシーン
「初めて動物を飼ってみたが…
大事に育てたい
そう思ってる──
今はこんな感じとしか言えん──」
明が海老原に誘われて行くとそこは倉庫で、犯罪をいくつもしており真黒組に始末されそうになっているレスラーがいました
海老原は明にレスラーを倒すよう命じると明は瞬殺しますが、海老原はレスラーの命を奪うようさらに命じます
明を快楽殺人騎扱いする海老原に対し、明は殺しが好きなわけではない、1年間誰も殺さずに静かに暮らしてみたいと言い、海老原が構える銃口に自身の頭をつけました
海老原は命をどう思っているか問うと、明は最近飼い始めた鳥のカシラを大事に育てたいと言います
すると海老原は銃をレスラーに向けて撃ちました
強い明が理不尽な理由で銃を向けられても自分の命を賭けて自分の気持ちを不器用に伝えるという何ともジンとさせられる名シーンです
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