前回までのあらすじ
タケミチも救いたい人がいるからイヌピーの気持ちは分かると言い、東卍壱番隊隊長兼十一代目黒龍総長になると宣言します。ココを連れ戻し、稀咲とイザナをぶっ飛ばして天竺を潰す、ついて来れますか？と問い、イヌピーがこの命オマエに預けると握手します…
エマの死
イヌピーはマイキーに黒龍十一代総長にタケミチを推しますが、マイキーは渋々兼任という形で認めます。タケミチ始め壱番隊は、ココ奪還をマイキーに誓い、天竺が動くなら11年前黒龍が誕生した日、つまり明日（2月22日）だとイヌピーは言い、マイキーは最後の決起集会を開くと燃えます
決起集会ではドラケンが卑怯な手を使ってでも…と吠え、八戒は三ツ谷もスマイリーもやられたと怒ります。隊長クラスがほぼ全滅の中、ぺーやんは正々堂々と戦えと諭し、マイキーは八戒に三ツ谷達のそばについてろと言います
例え隊長がいなくてもオレがいるとマイキーは大らかで、隊は一つにまとまり、士気も上がります。タケミチとイヌピーが当日真一郎の墓に報告に行くと、そこにイザナが現れ、ココが手に入った今、イヌピーに興味はないと淡泊です
そこにマイキー・エマも現れ、イザナは今夜20時横浜第7埠頭で総決戦をすると宣告します。エマは強がっているが本当はマイキーも弱い男の子、張り詰めた糸が切れちゃった時はウチが絶対マイキーを助けてあげると言います
しかしタケミチは未来のマイキーは闇落ちしており、そこにエマがいた記憶がなく不安になります。稀咲はイザナにエマは始末するのでイザナはマイキーの心の拠り所になれと話していました。するとバイクが突っ込んで来て、タケミチが襲われる？と驚くと、狙いはやはりエマで、稀咲にバットで殴られてしまいます
タケミチは幾ら未来を変えたって、変えられなかったのはこれだ…と後悔し、マイキーに事情を説明、マイキーがおぶって病院に連れて行きますが、途中ドラケンに愛してるって伝えて、タケミチにマイキーをおねがいねと言ってエマは逝きます
タケミチの決意
稀咲は今まで企てた計画を列挙し、マイキーという’’容貌’’は人の上に立つ至高の’’媒体’’だと言い、イザナはオレがマイキーを飼いならしてやると豪語します。エマの死でドラケンはマイキー達に事情を聞き、激怒しマイキーを殴ります
タケミチは自分の責任だと土下座しますが、ドラケンはマイキーを殴り続け、タケミチは皆自身のようにタイムリープできないので、大切な人を救うために動けないため受け入れられず闇に堕ちて行ってしまたったのだと腑に落ち、未来は変えられないと嘆きます
タケミチはマイキーにエマを殺ったのは稀咲だと言い、決戦の日にこの状況だが、例え一人でも天竺とやりますと言い去ります。ヒナタもエマの死を知り涙しているので、タケミチは親指に顔を書き、21歳の時デパートで清掃の仕事をしていた際迷子になる子をこうやって宥めていたと話します
タケミチは君に笑っていて欲しいからとヒナタを励まし、たとえ今日死ぬとしても決着をつけると誓います
例えマイキー・ドラケン不在でも…
千冬は決戦前にエマの死でマイキー・ドラケンも不在と構成員に告げ、イヌピーも100％負けると感じますが、タケミチは敢えて今日天竺とぶつかると宣言します。しかしトップすら不在では戦えないと構成員は戦意を失い去って行きます
タケミチはこの状況でも元々一人で行くつもりだった、引く訳にはいかないと気張り、千冬も同調します。するとアッくん始め更に同調するものも現れ、病院を抜け出してきたスマイリー・三ツ谷も現れ、ケガの二人を連れて来たアングリー・八戒も同調します
千冬は檄を飛ばし、残った連中の士気も上がり、タケミチはどうすればいいかは分からないが、タイムリープ自体ありえねぇ事だし不可能はねぇハズだ、終わらせないと気を吐き、決戦に向かうところでこの巻は終わります
まとめ
因縁の2月22日の決戦の日、稀咲は敢えてその日にマイキーの妹・エマを襲い、なんと殺してしまいます！流石のマイキーも、恋人のドラケンも動揺し、最早決戦どころではありません
稀咲はマイキーという’’容貌’’は人の上に立つ至高の’’媒体’’だと言い、イザナと共に飼いならしてやると息巻き、その上で凶行に及びます。稀咲は本当に悪辣で、手段を選ばない最低の人間です。そんな稀咲の思い通りにはさせないためにも、タケミチは一人気を吐きます
ただでさえ隊長クラスの不在が響く中、東卍トップ２の離脱で最早決戦等不可能な状況ですが、タケミチは敢えて今日決戦を行うと宣言、千冬始め同調者も出始め、態勢は整いました
タケミチは自身の無力さを呪いながら、自分を支持してくれる人もいる事と、タイムリープ自体ありえない事なのだから不可能はないとこの無謀な決戦に挑もうとしています…18巻ではどんなお話が待っているでしょうか？
おまけ
東京リベンジャーズは実写映画化も展開されています。大ヒットした1作目は豪華キャストで固め、若者中心に絶大な支持を得ました。主題歌はSUPER BEAVERの「名前を呼ぶよ」で、盛大にロックしている名曲ですので、こちらもチェックして下さい
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