前回までのあらすじ
登の生家を訪れた雫、登の部屋はそのままで物が散乱してますが彼の息吹も感じられます。膨大なワインセラーもあり雫は例のワインは白だと断定、コレクションを飲んで楽しみみやびは「サントーバン」という村を想起、雫もこの延長線上のどこかに槍ヶ岳のワインが確かにあると確信します…
岐阜で登のワインに感じ入る4人
登は冬山に挑む時は厳しさを求めそれはワインに通じます。雫は尾瀬を感じそこに登宛に手紙とカメラが届きフィルムが入っているので現像、雫は岐阜の温泉に4人で行く気です。宿で雫は清香にワインを注ぎ二人で頂上を制した所を想起、写真には指輪でプロポーズする姿があり登らしいです
清香の父はお礼に約束の「世界で一番大きな薔薇」のワインを用意、雫は4人で険しい山を制覇し頂上でワインを飲む姿を想起します。ここから「第五の使徒」を感じた雫は帰路マッターホルンに登る、会社は夏休みにして強行軍で行くと聞きません
一方遠峰も日本にいては使徒に辿り着く事は出来ないと即退院、同じくマッターホルンに向かいます。飛行機のクラスで違いを感じさせる中(笑)雫はCAとワイン談議でご機嫌です。遠峰も雫と同じ事言っててレベル高くCAは茶髪何者?と魅惑されます
しこたま飲んで寝坊する雫、ホテルで先程のCA達と出くわし玉の輿のチャンスだと皆で雫をアテンドする事になります
いざマッターホルンへ
鈍い雫に山下はガイドセンターまで案内し、セレブ子息を逃すものかと食い下がります(笑)どのガイドも予約で一杯で、最後の店はワインバー、気難しいマスターとテイスティング勝負し難しいものの、雫はヨーロッパのワインじゃないと見抜きます
ワインを飲み始めて1年足らずの雫に驚き、父と知りマスターが出したワインは凄いリースリングでニュージーランドのものです。アンディは雫を認めガイドしてくれる事になり山下含めまずは訓練からです。一方遠峰も無理な予定を組み命懸け、こちらはヘリで天命に委ねます
高地順応が上手く行き山下はここで離脱、するとアンディが天候不良で中止だと急展開です。雫は食い下がりルートを変え敢えて厳しい方を選択します。2時起きのアンディは雫にDRCを振る舞いハイペースで登山し雫着いてくので精一杯です
危険を顧みず「第五の使徒」勝負へ
遠峰は仮眠も体調万全でなくそれでも同時期にヘリを飛ばさせる気です。雫組は2時間登山し夜明けを拝め先を急ぎ、遠峰組も無理をしてハウワー焦ります。ブリザードとなりハウワーは断念、遠峰はそれでも先に進みます。ホワイトアウトで母の誘いからロープを掴みそれは切れてしまいます
幻覚に捕らわれ危うい遠峰、振り切って先を急ぎますが岩が崩れ滑落します!遠峰を感じる雫はアンディを促し先へ進み風にワインの匂いを感じます。アンディの支えもあり雫は無事登頂出来ます。下山し山下が抱き着き遠峰の登山記録はヘルリン稜からで無謀です
雫は魔の山を「抱えていた期待を決して裏切らなかった」と満足し、祝杯を挙げアンディのカーヴから「第五の使徒」を見つけ出し敢えて飲まず、山下の夜の誘いも雫は不意にします。帰国するとローランから遠峰行方不明との報で雫はアンディに連絡します
遠峰は気付くと病室におり高山病から人事不省で眠ってしまいハウワーが病院まで運んでくれたのです。遠峰はマキに電話で「第五の使徒」を用意させローランは遠峰からのメッセージを雫に託し富士の別荘で例の口上から雫先攻で勝負が始まる所でこの巻は終わります
まとめ
槍ヶ岳みたいなワインについて岐阜の温泉で突き止めた雫達、実は登は清美にプロポーズする気だったようでその想いに触れられただけで感無量です。このように雫のワイン探訪の旅は時としてその人の今後の人生を左右するものとなり、ワインの不思議な縁と力を感じさせます
同時期にマッターホルンに赴く二人、正にライバルですがこのタイミングの良さからも二人が特別な関係である事を想起させます。追々明らかになって来ますのでお楽しみに!今回は登山という難題でしたが、特に雫は自力登頂と気張りそこでワインを感じる事が出来ます
一方相変わらず命懸けの遠峰は生死を彷徨いながらこちらも「第五の使徒」を見定めます。ライバルで好対照ながらどこか通じる所のある二人、中盤戦に差し掛かった使徒対決で5分から先手を掴むのはどちらなのでしょうか?
ちなみに女性関係ですが、奔放な遠峰と違い雫もモテるものの非常に鈍い所があり今回の山下の誘いも不意にしみやびやセーラといい両手に花なのにここも対照的な二人です。あまりにも主人公がイケメン過ぎてヤリまくりだと読者離れも懸念されてのこの設定なのでしょう(笑)18巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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