「幽☆遊☆白書」15巻の数々の激戦と成長譚~羽霧の死紋十字班の恐怖…ゲームマスター=天沼が待ち受けるゲームバトルはさながら当時のファミコン人気に便乗!巻原に食われた戸愚呂(兄)が逆に乗っ取りを謀り~

  1. 前回までのあらすじ
  2. 羽霧の死紋十字班
  3. ゲームマスター=天沼登場
  4. ゲームクリアし樹達の待つ空間へ
  5. まとめ
  6. おまけ
前回までのあらすじ

盗聴器が仕掛けられており、外で2人幽助・桑原仙水達と対峙します。幽助は全力で殴りに行きますが軌道を変えて反撃して来る烈蹴拳です。更に霊光烈蹴拳から烈蹴紅球波を放ちこれが合図となり巻原グルメ天沼ゲームマスターが全面戦争だと覚悟を決めます…

羽霧の死紋十字班

烈蹴紅球波がカーブしてマンションを襲い、ぼたん達がピンチで幽助が対峙すると自慢のスピードも看破され桑原が加勢しますがいつもの霊剣です。簡単にいなされ蔵馬は直線の動きでは仙水を捉えられないとローズウィップで勝負です!すると新手巻原・天沼が現れまるで戸愚呂(兄)のように桑原は囚われます

手加減なしの霊丸を撃つと仙水の小さい玉で相殺、車で逃げられ幽助は自転車で追います。部屋ではぼたん御手洗を本棚から庇い、敵なのにどうして?と問う御手洗蔵馬が諭します。中野浩一ばりの幽助の後ろから羽霧が現れ自転車を壊され、更に死紋十字班で四方八方から石つぶてが襲ってきます

何とか屠りますが今度は刃物が襲いショットガンで対すると2発しくじり避けてもホーミングで体の的めがけて軌道修正してきます。何とか掴み方向から羽霧の位置を掴もうとしますが、今度は無人のタンクローリーが襲ってきます!領域テリトリー外に出ようとする幽助、タンクローリーを撃たれ爆発します

すると飛影幽助を救い羽霧を刺し、もうすぐ地獄のフタが開くと懐かしい風を感じます

ゲームマスター=天沼登場

やりづらい連中だと急ぐ幽助飛影がそんなザマで奴らを倒せるのか?と煽り2人はファイト、幽助の本気を引き出し頭を冷やせと諭します。一緒に行こうと幽助は’’黒の章’’要らねーか?と打診、妖怪2匹が現れ飛影は放っておくとキリなく相手しなくちゃならんと不愉快で滅我豚拳メガトンパンチを一蹴、ぼたん達と合流します

蔵馬が状況を整理し、桑原には’’次元を斬る能力’’=敵が必要としている能力があるが敵の中にグルメ巻原がおり「食われる」可能性があり、幻海は行く人間を3人幽助・蔵馬・飛影に絞ります。御手洗が道案内として加わり幽助は信じる事にします。幻海はこの状況を前回のろくろ首四次元屋敷に重ね、注意を促します

入り口を見つけ、御手洗の元まで注意を払えば二時間で着くと言います。蔵馬はアカル草で帰る時の目印とします。30分後20か所ぐらい分岐を越え大きな空洞に扉があり門番ゲートキーパーです。デビルシティへようこそ!君達七人・・は選ばれた戦士でゲー魔王を倒さねばならないとさながら「ゲームバトラー」です

天沼がゲームマスターで、今四人しかいないので幻海達も加えゲーム戦争バトルの開始です。作戦を立て三連勝からゲー魔王を呼び出し幻海・御手洗・柳沢でまず3勝を狙います。最初のゲームはテニスで得意な御手洗が対します。レンドラを選択し30分後3-1で御手洗の勝利で一勝です

次は縦スクロールシューティングで幻海が一時間後ノーミスで撃破、次はパズルで柳沢が’’コピー’’で海道になり楽々クリア、3勝0敗で天沼登場です

ゲームクリアし樹達の待つ空間へ

蔵馬2人海道・蔵馬がやられたらここを一度脱出する事を視野に入れろと忠告し、クイズなので負けなしの海道が対します。クイズは早押しの四択十問先に正解した方が勝ちで、間違い三回で失格です。ハンデで五問やると余裕の天沼海道は三文字で正解を言い当て二万近くある問題の答え全て覚えています

勢いで五問連取し圧倒する中天沼は閃き、何と問題が出題される前に早押しし、問題も答えも言い当てて正解です!バラバラに見せて実は法則がありその公式を探し出す為の五問だったのです。一気に八問連取され、海道も勘だけで対抗しますが三回目の失敗で脱落、海道は何ともない為諦めると死ぬ事になります

明らかな時間稼ぎでは自分の力が高まっているのを感じあと二時間かかるまいとします。死んでも協力しないという桑原に焦る事はないと仙水は余裕です。ゲームクリアするしか先に進めない為、次はスリーセブンという「おちもの」パズルです。蔵馬仙水は目的の為に君を犠牲にしたとし、天沼も怯みます

蔵馬は最も残酷で卑怯な方法を選び対します。明らかに天沼は動揺し、仙水の真意を悟り天沼は敗れ死にます。街を覆ってた凶来雲が晴れ、コエンマは空間の歪みが安定期に入りあと二時間もすれば最終段階に達してしまうと危機を感じ、自ら幽助の元へ行きおしゃぶりも取る気です

コエンマが洞窟に入って約一時間半、当初の予定通り四人で仙水の元へ向かう幽助達はついに達の元へ辿り着きます!仙水はあと30分で映画が終わるとし、エンディングが流れる頃にはトンネル完成です。巻原を倒せたら桑原を返すと言い、蔵馬達の思惑も室田の’’盗聴タッピング’’で読まれており、蔵馬が対します

巻原を瞬殺しますが、彼が実は戸愚呂(兄)だと見抜いており、巻原に食われ逆に乗っ取ってしまったのです。蔵馬はケムリを充満させ邪念樹で「エサ」に幻覚を見せ(兄)を捕らえ、永遠にオレの幻影と戦い続けろ、「死」すら値しないと蔵馬が言ってのけるところでこの巻は終わります

まとめ

今回はパーティーを組んで洞窟に赴き、そこで当時人気のTVゲームを模した難題をクリアさせる等ご時世を反映させた内容で若者の人気を掴んだ幽☆遊☆白書、その漫画の構成の巧みさが光ります。羽霧の死紋十字班で危機の幽助でしたが飛影に救われ、桑原救出のメンツが揃います

敵だった御手洗を信用し味方とするのも同時期のダイの大冒険のような仲間が増えていく展開がジャンプ漫画の王道ですね!ゲームバトラーでは当時のファミコン人気を象徴するようなゲームでの勝負となり、漫画にも取り込みキッズ達の心を掴んだ作風は富樫先生の手腕が大きいです

何とかの元に行き着いた幽助達ですが、桑原は囚われ巻原と対します。蔵馬が瞬殺しますが、本丸は戸愚呂(兄)でまだ生きていたのは戦慄しますね…それでも狡猾な蔵馬の邪念樹で捕らえ彼の方が一枚上手です。まだ見ぬ仙水・樹の実力と、コエンマがおしゃぶりを取る姿が気になる中、16巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

おまけ

富樫先生の代表作で今も連載が続いている大人気作がHUNTER×HUNTERです。新話が掲載される度にXのトレンドに上がって来る程人気は根強く、富樫先生の体調次第とはいえその注目度の高さが伺い知れる超名作です。本サイトでも記事ありますので是非ご覧下さい

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