前回までのあらすじ
未来に行く算段が付き、悟空はトランクスと手合わせすると超サイヤ人3と同程度の力すら発揮、ついには悟空はゴッドになりトランクスを倒します。トランクスは未来で界王神が死んだと話し、破壊神はセットなのでトランクスの世界では破壊神はもう存在しないと判明します…
第10宇宙のザマスの不気味さ
’’未来’’トランクスは数年前バビディ出現に備え界王神に修行をつけて貰っていました。ゼットソードで修行しますが、ダーブラにより石とされ、界王神の命に代えた踏ん張りで何とか二人を撃退、魔人ブウの出現は阻止しますが、しばらくしてブラックが現れ人間を殺し始めたのです
破壊神が死んだ事を分かっていてその世界に来ていると思われ、平行世界を移動した可能性もあります。マイは’’未来’’トランクスにぞっこんで、どうやら彼女が大人になり’’未来’’マイとなるようです。未来では戦士はトランクス一人だけのようで、他の宇宙の界王神もやられてしまっているのです
第10宇宙界王神界では北の界王ザマスがキビトを圧倒し、武術面には問題ないが内面を磨かんとと界王神に言われ、ババリという星の惨状を見て今のうちに掃除されては？と非情です。時の指輪で1000年後のババリ星人の様子を見に行く事になります
時の指輪を使って未来に行けるのは界王神の資格を許された者だけなので、左耳にイヤリングをし、ザマス達は1000年後に向かうとそれなりの文明が出来ているものの本質的な争い事に絶えず、見かねたザマスは現地人を殺してしまう残忍さです。平和と共存を望む界王神とザマスの非情さで対立します
従順な様子のザマスですが、腹には何か思うところがあるようです
ザマスが悟空と入れ替わってブラックになった！？
ザマスは神チューブで先日の悟空達の試合を観て、ドラゴンボールの存在も知ります
マリオカートのようなゲームでトランクス2人はワンツーフィニッシュと息ピッタリです。翌日ベジータは’’未来’’トランクスと修行し、悟空はウイスが界王神を呼び出し、危険な思想がある神がいないか問い、キビトが思い当たると言うのですが、ブラックは悟空に似ているので違うはずです
すると唐突に全王様から招集があり、悟空・ウイス・界王神で会いに行きます。大神官に案内され全王様は悟空に友達になってほしいと言います。悟空はあだなを全ちゃんと勝手に決め、意気投合し、全王様からすぐに向かえるというスイッチを貰います
ザマスはズノー様の星に行き、ドラゴンボールの事を問い、効力が復活するのが1年後であるのでとりあえず7つ全ての場所を教えて貰おうと凄みます。危険な思想がある神がキビトだという勘違いを正したい界王神ですが、ザマスの件を聞き、その際ドラゴンボールで人間と神の体を入れ替える事は可能か尋ねていったらしいのです
ウイス達はザマスが悟空と入れ替わってブラックになったと推理します。ザマスは第10宇宙の界王神を殺してイヤリングを奪い、「時の指輪」を使ってトランクスの未来に行ったようです。ビルスは悟空が行くのは危険なので待っていろと言い、界王神には別の使命を与えます
ところがタイムマシンのエネルギーが貯まった為、この段階で悟空・ベジータ・’’未来’’トランクスで未来に行ってしまいます。荒れた街でマイが瀕死ながら生きていると悟ったトランクスは仙豆を食べさせ、二人に隠れているよう言うベジータは悟空とブラックを探します
場所を移動し郊外でブラックに出くわします!正に悟空と瓜二つの姿で、ベジータは先に戦わせろとイキります
人間０計画
ザマスは入れ替わった悟空はすぐに殺したと言い、ベジータは早速超サイヤ人になり襲います。流石に同じ顔なので悟空はやり辛い中、ブラックも超サイヤ人になりますがベジータの方が押しています。ベジータはブルーになれるのでは？と問い、ブラックはまだなれないと返します
悟空にしか使いこなせないサイヤ人の細胞があると凄むベジータ、ブラックと死闘を演じます
一方ビルス達はザマスと会い、経緯を聞き、そこに未来を観てきた界王神も現れビルスはキサマを破壊する正当な理由ができたと言うと、ザマスは本性を露わにします。ビルスはザマスを破壊し、界王神は悟空達に伝えなければならない事があると急ぎます
人間こそ悪だと聞かないブラックにベジータは迫り、ブラックは神である私のおこないはすべて正義なんだと凄みます。ベジータはファイナルフラッシュで止めを刺そうとすると何者かがブラックを救います。それは何と別のザマスで、人間０計画には我々2人が必要なのだからと凄みます
ブラックは悟空達の世界のザマスで、今来たのがこの世界のザマスなのです。ブラックは瀕死になる事で回復すると劇的にパワーアップするサイヤ人の特性を理解し今度は逆にベジータを圧倒します。ザマスが平行世界を移動した最大の目的はそれなのです
ベジータも仙豆で回復しますが、最早極限まで鍛えている為パワーアップ出来ず、更に回復してパワーアップしたブラックは超サイヤ人ロゼとなり圧倒します。ブラックをベジータが、ザマスを悟空が相手する事になり、ザマスは悟空には敵わないのですが、ドラゴンボールの力で不死身となっています
分が悪いトランクス達は一時退散を目論み、太陽拳で目潰しし地下下水道に避難します。悟空は奥の手として魔封波があると閃き、マイの気から居場所がバレますがそれはトランクスとの囮で必死に抵抗し、その隙に悟空達がタイムマシンでじっちゃんのところに向かうところでこの巻は終わります
まとめ
トランクスの不運は続き、人造人間・魔人ブウの脅威が去ってから今度は悟空そっくりのブラックが立ち塞がっていたのです。これには複雑な訳があり、第10宇宙の北の界王ザマスの悪心からズノー様に事情を聞き、悟空と入れ替わりブラックになってしまったのです
更に混乱するのはザマスが2人いる事ですが、悟空達の世界線の中のザマスと元のザマスが会い傷ついた瀕死のブラックを回復させる事でサイヤ人の能力からパワーアップしてしまいます。この特性を上手く利用されたトランクスやベジータ、ザマスの底意地の悪さが光ります
人間０計画というものには色々と感じ入る部分があります。人間はどの時代でも醜い争いを繰り返しています。ザマスの考えはやや偏っているとは思いますが、界王として人間の醜さが許せなかったのかもしれません。どうしても人間が一番と考えてしまいがちなものへの問題提起をしているのでしょう
トランクスの機転で悟空とベジータはタイムマシンで離脱に成功します…じっちゃんから魔封波を無事伝授出来るのでしょうか?4巻に続きます…
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