「からかい上手の高木さん」2巻の西片と高木さんの胸キュンラブコメディ~雨宿り・テスト勉強・テスト返却・手紙・掃除当番・二人乗り・腕ずもう・夢etc…プロトタイプ:番外編 席替え収録~

前回までのあらすじ

<本屋さん>

本屋でこっそり漫画を買った西片、誰にも見られたくなかったものの高木さんに見つかります。「爆裂最強サッカー」を買ったと嘘を付きますが、見抜かれており「100%片想い」だと知っていたのです。ヒミツを知られ、高木さんもヒミツを告白、「西片のこと好きだよ」と言うのです!

ウソに決まってるでしょと言いつつヒミツなんかじゃないと内に秘める高木さん、大声で「100%片想い」貸してよーと悪びれた様子もありません…

雨宿り・テスト勉強・テスト返却

<雨宿り>

土砂降りで神社に避難した2人、濡れて高木さんの制服が透けています!体操着に着替える!と西片のを借り、生着替えに動揺する西片、着替え終わってるのに見たかったら見てもいいよともてあそばれます。猫が現れ濡れてしまった西片高木さんの体操着を着る事になりいいニオイがしドキドキします(笑)

賭けは高木さんの勝ちで、アニメを観たい西片は寄り道して帰る事になります

<テスト勉強>

西片はテストで学年50位以内取らないとゲーム隠されちゃうと必死で、高木さんは勉強は一日3時間までと決めてると余裕です学年10位高木さんはいつもからかって西片が成績下がったら悪いからと勉強を教えてくれます。帰り道お礼のジュースを渡すと今日教えたとこテスト範囲外だというオチです(笑)

<テスト返却>

西片は59点と散々で、お互いの点数当てっこする事になります。西片のリアクションで巧みに正解に近づく高木さん、ワザと外し大声を出させ西片に恥をかかせます。3点外したので誤差2点以内なら西片の勝ちとなり、92点?と聞くと大きなリアクションをされます

見つめ合ってるなー」と言われ恥ずかしい西片は裏をかいて97点と解きますが実際は92点で疑い過ぎたのです

手紙・掃除当番・二人乗り

<手紙>

女子3人組は手紙ブームのようで出しっこしてます。授業中教科書に手紙が挟まれており、高木さんの悪戯かもと疑心暗鬼になる西片、予想通り高木さんの仕業でした。今読んでよと言われラブレターでは?と感じからかわれると分かっていつつドギマギし、結局「いっしょに帰ろー」という内容でした

<掃除当番>

先生に怒られ罰として理科室の掃除をする事になった西片、掃除ロッカーに高木さんがいて驚きます!ゲームっぽい方が楽しいからジャンケンで負けた方が教室の1/4を掃除していく事になり、グー宣言の高木さんが西片に嘘付いた事ないでしょ?と勝利です

中井君と真野ちゃんが付き合っていると知り2人っきりで「青春だね?」と正に自分達もです。結局4回負け、高木さんは罰掃除食らった訳ではなく青春したかったとケロっとしてます

<二人乗り>

夏休みとなり、例の2人中井君と真野ちゃんが二人乗りしているので真似して自転車を二人乗りする事になります。空き地でやってみると案外難しく、高木さんは前に男に乗っけて貰った時はスイスイ漕いでたと言うので西片はムキになります。実はその相手は高木さんのお父さんだったのです…

夏休みは二人乗りの練習だ!と高木さんは毎日ジュースおごって貰う気です

腕ずもう・夢・席替え・おまけ

<腕ずもう>

西片は筋トレの成果もあってか腕相撲が強く、高木さんは放課後勝負を挑んできます。握ってみるとその頼りない骨の細さに女の子の手だとドギマギします。あまりの弱さに西片が油断していると一挙攻勢で高木さんが勝ってしまいます!2度は負けないとイキる西片に「手つないで帰ろっか?」と油断させ連勝です

筋力では高木さんに勝てないと悟った西片です(笑)

<夢>

4限が体育で昼食後5限が自習、先生も寝ており西片は寝たフリをすれば高木さんが悪戯してくると読みます。机に突っ伏し本を重ねられていると予想し、上手く避け切ります。初の快挙に興奮した西片高木さんに仕返ししますが寝たフリで効きません

西片が好きだからやってるんだよ」と高木さん、するとそれは夢オチで本の悪戯に引っ掛かります。夢でオレが高木さんを好きなハズは…と照れる西片です

<番外編 席替え>

月一の席替えでまたしても高木さんが隣です。今日こそ高木さんをからかってやると「好きです」と書かれた紙を渡します。上方に小さく「みそ汁が」と書かれており、照れてると思いきや逆に「私も好き」と渡され慌てる西片、実はこれにも小さく「みそ汁が」と書かれてあったのです

実は高木さんは視力が良く、眼の悪い西片の隣になりたいからウソついてるとからかわれる日々は続くところでこの巻は終わります

<おまけ>

真野ちゃんは中井君が全然相手にしてくれなくて凹みますが、いっしょに帰ろうぜと言われ怒っていたのが一瞬でカオがニヤけます

まとめ

学校生活の何でもないよくある風景を見事にからかいの場にしてしまう山本崇一郎先生の着眼点が素晴らしいです。高木さんの何気ない一言も何か意味深で、つい深読みしてしまい照れる西片は完全に術中にハマっています(笑)

<番外編 席替え>は2012年のゲッサン7月号に掲載された8ページの読み切りで、高木さんの顔がかなりいじわるそうだったり二人の席の位置だったりと今の設定でちがうところがいくつかあるものの、プロトタイプとして楽しめる内容です

作中の高木さんは悪意がないように見える為、ヒロインの表情一つでこうも作品が変わるものかと感じさせます…明らかに現在の高木さんの絵の方が悪意なくからかいを楽しんでいるように見え好感が持てるのです。漫画の初期設定の大事さが垣間見える読み切りでした。3巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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