「HUNTER×HUNTER」第3巻の目次です
HUNTER×HUNTER カラー版 3【電子書籍】[ 冨樫義博 ]
|
№018 2つの切り札
№019 多数決の罠
№020 ギャンブルタイム
№021 決着
№022 最後の問題
№023 2人の敵
№024 特訓
№025 2日目
№026 決戦前夜
ハンター試験の第3次試験の途中から第4次試験の途中までです
ゴンたち一行は極悪懲役囚相手に1対1のバトルをするのですが、クラピカとキルアが隠していた力を見せ本領発揮します
3巻の名シーン、ベスト3!
3位…クラピカの緋の目が発現するシーン
クラピカの仇、幻影旅団の四天王を名乗るマジタニは鋼鉄を仕込んだ右手で床をくだき、背中の旅団の一員の証しであるクモの入れ墨を見せます
クルタ族は興奮すると瞳が緋色に染まるのですが、クラピカはそのクモの入れ墨を見て緋の目になりマジタニを恐怖に陥れました
片手でマジタニの巨体を持ち上げ、拳で地面にたたきつけます
そのパワーにゴンたちは驚くのでした
クラピカは3つ忠告すると言い、1つ旅団の入れ墨には団員ナンバーが入ること、2つ奴らは殺した人間の数など数えない、そして、
「3つ 2度と旅団の名をかたらぬことだ さもないと私がお前を殺す」
と冷たく言うのでした
クール系で地味だったクラピカですが、このような隠された力を発揮したことは衝撃で彼を大いに見直すシーンです
2位…キルアがジョネスの心臓を握りつぶすシーン
ゴンたちと懲役囚のバトルは2対2となり、最後はキルアと解体屋ジョネスの決闘で決まります
ジョネスは老若男女問わず素手で肉体を解体してきた犯罪者でその握力は石の壁をたやすくちぎってしまいます
慌てるレオリオですがキルアはどこ吹く風でリングに上がり、気持ち良く語るジョネスに死んだ方が負けだと確認しました
なお語ろうとするジョネスですが、キルアは一瞬で横を通り過ぎます
ジョネスの心臓がある部分は血が滲み、ジョネスが振り返ると彼の心臓を右手に持つキルアがいました
そして慌てて心臓を取り返そうとしたジョネスの目の前でキルアは微笑みながら心臓を握りつぶしてしまいます
これには見ていた一同は呆気にとられ、キルアは懲役囚のリーダーに自分と遊ばないかと誘うと今まで偉そうにしていたリーダーは冷や汗をかきながら止めておくと言いました
後でクラピカがキルアにどうやったのかと聞くとキルアは自分の指をとがらせて見せただ抜き取っただけだと言い、さらに
「オヤジはもっとうまく盗む ぬきとる時相手の傷口から血が出ないからね」
と暗殺者一族の恐ろしさを知らしめします
不敵な懲役囚たちを一瞬で黙らせるなんとも恐ろしくも気持ちの良いシーンでした
1位…ゴン、キルア、クラピカの3人だけがゴールに現れたシーン
トリックタワー最後の問題は5人の内3人しか行けない楽で簡単な道と5人全員で行けるけど長く困難な道かを選ばされます
レオリオやキルアはもちろん前者、ですがゴンは後者を選びました
さてその結果はと言うと、なんと終了ギリギリでゴン、キルア、クラピカの3人が姿を現します
結局3人だけ楽で簡単な道に行ったのか・・・
と思わせてレオリオとトンパも姿を見せました
ゴンはマジタニやジョネスが床や壁を砕いていたのを見て壁を破れるのではないかと思い、見事5人全員を楽で簡単な道に行かせることができたのです
それに対しクラピカは
「極限の精神状態で2択を迫られてなおそれをぶち壊す発想が出来る・・・ そこがお前のすごいところだ」
とゴンを評します
主人公の面目躍如の名シーンでした
まとめ
今回も見どころが多くて選ぶのが大変でした
特にレオリオは偉そうにしているのに詐欺師の女の子に自分の欲望を優先して負け、仲間の膨大な時間を消費させる破目になったのに偉そうで羨ましい性格をしています
クラピカは第4次試験でよくレオリオと組む気になるものですが、それは根が優しいことを分かっているからでしょう
トンパは足を引っ張るのが生きがいみたいなことを言っていたのにそれほど足を引っ張ってなかったのは生き延びたかったからでしょうか
でも多数決の危険性を教えずなんのフォローもしていなかったところが足を引っ張っていた部分なのかもしれません
そして第4次試験、ゴンのターゲットはヒソカでその戦法を考えたのですが上手く行くでしょうか
ヒソカの協力者も明らかになり次回どんなバトルをするのか楽しみになる展開でした
コメント