前回までのあらすじ
オールマイトがメダル授与、散々煽り締めの言葉が観客と異なりモヤっと終わり(笑)、明日明後日は休校となります。飯田は傷ついた兄を見舞い、轟も母を見舞い俺のスタートラインとします。麗日親子も再会、出久も母と食事し心配を掛けない僕なりのやり方が要ると感じます…

「コードネーム」考案と職場体験
学校が再開し雄英生の注目度も上がる中、相澤の’’ヒーロー情報学’’は「コードネーム」の考案です。「プロからのドラフト指名」は轟・爆豪に集中、出久の名はありません。これを踏まえ職場体験を行う為ミッドナイトにセンスを査定して貰います
発表形式で大喜利っぽい空気の中皆それぞれ考えていた案を発表、出久は「デク」とします。職員室で出久に遅れて指名が入ります。職場体験は1週間で指名のなかった者も受け入れ可の事務所40件から選びます。麗日は意外にも「ガンヘッド」で将来を見据えての事です
オールマイトは出久への指名が元担任だったグラントリノから来ており、’’個性’’の件も知っています。職場体験当日、コスチュームを渡されそれぞれ全国へ旅立ちます。飯田は兄の事件の敵名’’ステイン’’の事を敢えて誰にも告げずに出向きます
新幹線で45分、出久はグラントリノの元へ訪れると死んでおり(笑)ケチャップをこぼしてコケただけです…耳も遠くボケている風でしたが撃って来なさいよワン・フォー・オールと煽って来ていきなり喧嘩腰です。ユニフォームを着て屋内で9人目の継承者として試され素早いグラントリノに押さえつけられます
オールマイトへの憧れや責任感が足枷になっている、特別に考えすぎなんだと言われます。同時刻保須市で市街パトロールをするのは飯田です。死柄木は雄英襲撃犯一団にステインを加えようとしています。出久はもっとフラットにワン・フォー・オールを考えると思考は柔軟です
保須市に敵発生
A組各員プロヒーローの元で職場体験を行い一日目夜、出久は帰り際自主トレに夢中になり翌日ボロボロです。グラントリノはアマゾンで電子レンジを頼み朝食のたい焼きがまだ冷たく温まらなかった事からヒントを得た出久は全身常時身体許容上限と気付きます
早速3分で一発入れてみろとグラントリノは素早く、出久はソファーの下に隠れスマッシュし、そこからフルカウルを外し更にスマッシュも避けられ3分です。出久の適応力にグラントリノはこいつは化けるかもなと感じます
ステインは死柄木に迫り目的は対極にあるようだが「現在を壊す」この一点に於いて共通していると説き交渉は成立、’’保須’’へ戻せとあそこにはまだ成すべき事が残っているようです。飯田はステインが必ず4人以上のヒーローに危害を加えている事から再び保須に現れる可能性が高いと警戒します
職場体験3日目グラントリノは出久を職場体験:敵退治へ連れて行きフェーズ2です。甲府から新宿に向かうので保須市を横切る為飯田に連絡します。保須市に再びステインが降り立ち、死柄木は大暴れ競争だと黒霧に脳無を出させます。出久の新幹線が脳無に襲われグラントリノが飛び出します
ステインがヒーローに迫るところで飯田が割って入り、兄に代わりおまえを止めに来た‼、インゲニウムと名乗り対します
兄の復讐に燃える飯田
ガチ戦闘は何年振りかなとグラントリノ、速い脳無が見境なしなので止めようとするとそこにエンデヴァーが割って入ります。脳無達が暴れており飯田は行方不明で出久が探します。死柄木は脳無6体の内3体を使いヒーロー殺しを行います。脊髄損傷で下半身麻痺でもうヒーロー活動は敵わない兄を想い飯田は気張ります
ステインになす術なく体が動かない中スマッシュで出久が助けに現れます!出久は敵連合とヒーロー殺しがつながってると推理、飯田の去就とビンゴです。身動き取れない2人を守りつつ時間を稼ぎ出来ればヒーロー殺しを退けると出久はスマホで連絡し、フルカウルで一気にステインの懐へ間合いを詰め、宙に舞い上がります
頭上から5%デトロイトスマッシュをキメますが、刃物にカスっただけで体が重いです。出久は生かす価値があるとステインは飯田に迫りますが連絡に気付いた轟が現れます!轟は瞬時に出久の意図を掴み圧倒しますが出久は血の経口摂取で相手の自由を奪うと忠告します
飯田家も色々あるんだと同情する轟は左腕をやられ同時に出久が何故か解放、答えは’’個性’’「凝結」がO・A・AB・Bの順で奪える時間が少なく出久はOなのです。2人で守るぞと2対1で轟は敢えてエンデヴァーの元に職場体験しており、立ち上がれない飯田になりてぇもんちゃんと見ろ‼と諭すところでこの巻は終わります
まとめ
ヒーロー活動において「コードネーム」は重要で、キャッチーさとインパクトが求められます。各々考え抜いた案が出される中、出久は麗日の言葉もあり「デク」とします。後述しますが出久における麗日の存在感が日増しに強くなっていきますのでその辺の恋模様も要チェックです!
唯一の指名はオールマイトの師匠であるグラントリノからで、老齢ですが出久は学ぶ部分も多いようです。ここで親族にヒーローを持つ者同士として轟と飯田の対比の描写が入りますが、家族にスターがいる事は誇りでもあり負担でもあるのです
憧れの兄をあんな姿にしたステインに対する憎悪は相当のものがあり、飯田が数ある中から敢えて保須市を選んだのもこのリベンジの為です。ところがステインにいい様にやられ、間一髪2人に助けられます。ステインの「凝結」は血液型由来のようで、O型の出久が早く縛りから脱出します
生い立ちを自身に重ねた轟は飯田を煽り奮起させようとしています。ヒーローに憧れる若者達、その出自から各キャラの思惑も絡み一筋縄では行きません…逆にこの’’個性’’の豊かさこそヒロアカ人気の所以なのかもしれません。7巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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