前回までのあらすじ
ALSはせりかの父が亡くなった病気であまりに症状が似ているのです。このタイミングでの事実にムッタは動揺し試験に集中出来ず、せりかの速い人は2年と10か月で亡くなる人もいると父の事で更に深刻さが増します…テストの結果は最悪でした
8日後シャロンにALSの診断が告げられそれでもシャロンは陽気に振る舞い空港での別れでムッタは誰よりも先に選ばれて月で望遠鏡を建てる予定だと宣言します…
ヤンじい教官によるT-38訓練
幼少期ムッタはシャロンから”It’s a piece of cake”の意味について教わり違う意味もあると言われます。ALSの件で焦るムッタに誰がどのタイミングで任命されるかは分からないとヒビトは諭し、せりかがケーキを食べており、例の文の意味は’’楽勝だよ’’だと知っています
シャロンはそーいうウソなら平気でついちゃう人で、せりかはALSに効く薬を私が生み出してみせると約束しました。シャロンからのメールにムッタは’’It’s a piece of cake’’と返信します。ムッタは一人追試を受け、アスキャンはT-38の操縦を叩き込まれる事になります
集中出来れば何だって出来るとムッタ、ここで猛スピードの車椅子男に遭遇、反射で避けるとぶつかってしまいます!ワシがかわす方向に避けて来たのはお前が初めてだとそれはヤングです。あまりに操縦が素早く付いていくので精一杯、例によって彼は教官なのです
ヤンじいはヒビトに操縦を教えており、やはりテストで最低点取ったから担当になった訳です。ケンジは華麗に飛び立ち、ヤンじい専用のT-38は推進力が他の1.5倍です。実はヤンじいちゃんと歩けて他の奴の1.5倍早く仕上げてやると自信げです
’’頭のノート’’にメモっとけ
ヤンじいの口癖は’’頭のノート’’にメモっとけで’’Gスーツ’’を着て何かに敬礼し機体チェックに余念ありません。離陸時妙な不安感を覚えるムッタ、ショータイムで6.5Gと容赦なく帰還後ムッタ嘔吐です(笑)いきなりアクロバット飛行をやられヤンじいと同乗した奴は「必ず吐く」のです
ヒビトは吐いた後「もっかい乗せろ」と言って来たぞと言うので’’It’s a piece of cake’’と強がります。ムッタは’’目隠し飛行’’を敢行、速度計にばっか気を取られ’’姿勢’’と’’高度’’に目がいかずあわゆく着水です。2機の間を抜き去れとよく喋りムッタ怖気づき減速です
ムッタはシャロンからの自筆の手紙を大事に持っており、その字は酷く乱れています。ヤンじいは遺伝で脚が悪くなる事を予期し敢えて車椅子生活で訓練作戦です。コントロールが利かない事もあるとムッタ、それでも死ぬまで生きるだけだとヤンじい前向きです
朝食で背面飛行の練習をするムッタ‘’マルチタスクの技量’’=瞬発力を鍛えるのにうってつけな飛行訓練で強制操縦するとマシンガントーク含めヤンじいの邪魔が顕著です。ハンモックに揺られながらヤンじいはその道の一流を目指そうと志高いです
ハート描けたら一人前だと言われ背面飛行も板に付いてきたムッタ、休日も教えてよと言うとお前が最後の生徒だから約束出来んと言われます。この瞬間からムッタは覚醒し俯瞰して物事を見れるようになります
ヤンじい引退式で‘’水かけ’’
ピコに迎えられる3人、ムッタの事を気にすると’’デニール化’’してからが楽しいんだとヒビトです。今のアメジョは’’頭のノート’’にメモってあったと順応しやたらと負荷をかけてくんのがデニール流です。ムッタは’’目隠し飛行’’で2機の間を機種を90°にし抜き去り腕を上げます
ヤンじいがいつも敬礼しているのは事故で殉職したパイロット達で宇宙飛行士も4人います。この事はムッタの’’心のノート’’に深く記されます。ヒビト帰国で日本はMr.ヒビットブーム、皆被り物しておりイエーイで答えます!空港で大人気で2日目は地元で凱旋パレードにインタビュー攻めと多忙を極めます
シャロンからピアノが弾けなくなって来たと手紙があり赴くと杖を突いており柄が宇宙で綺麗です。ヒビトはお土産に鍵盤が軽いキーボードを買って来て、実はムッタも同様の物を贈っており田村はこの兄弟は本当に凄いと感じます
日本にてアニメ’’Mr.ヒビット’’が’’サザエさん’’をも上回る高視聴率をマークする中、ムッタは世界最大のバカデカ屋内プールで5度目の無重力訓練に挑みます。2026年11月1日ヤンじい68歳の誕生日丸いグラサンをプレゼントされ紅の豚状態です(笑)
シャロンからの手紙も増えラストヤングを楽しみ引退式のしきたり’’水かけ’’で師匠引退です。月では相変わらず紫が悪戯をしアスキャンから’’アストロノート’’へ認定された5人にあとは任命されるのを待つだけだとし5人はバトラーから認定証書と記念バッジを受け取ります
JAXAではついに南波兄弟が並んで額に納まります!バトラーはムッタを推す者が多いと一年半後のミッションでバックアップクルーの席に空きがあると打診しムッタが驚く所でこの巻は終わります
まとめ
人は何か不安な事があるとそれに囚われ集中出来ず不意にする事が良くあります。ムッタはシャロンのALS発症に動揺し追試験を受ける事になりますが、’’It’s a piece of cake’’の意から踏ん張り持ち直します。宇宙兄弟はこういったメンタル論を教えてくれる大事な教材です
T-38訓練の教官が兄弟そろってヤンじいとなり、早速洗礼を受けますが’’デニール化’’してからが楽しいとムッタも徐々に順応していきます。ヤンじいが良く喋るのも敢えて負荷を掛けマルチタスク力を高める為だったのです。ここでアメジョが役に立つのも可笑しいですね(笑)
遅れを取り戻したムッタ、シャロンへの気遣いも忘れずムッタを評価する者が多く現れ何と早速任命の予感ですがこんなにトントン拍子に事が進んで良いのでしょうか?宇宙兄弟の事ですから一波乱ありそうな気配です…14巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
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