「エルフェンリート」第10巻のあらすじ
ルーシーが研究所の刺客たちと戦う姿を見てコウタが記憶を取り戻します
そして蔵間がルーシーの前に現れて2人の因縁が語られます
「エルフェンリート」第10巻の目次
EL83 記憶の風景
EL84 こわれた天使
EL85 FAMILY
EL86 不実な夜空
EL87 テノヒラ
「エルフェンリート」第10巻の名シーンベスト3!
3位 バーバラが能宗に本当の気持ちを伝えるシーン
「絶対許せない…」
EL86より
能宗は頭に命令に逆らえなくする装置を埋め込まれたディクロニウスが命令に逆らってまで自分を助けたことを考えます
ディクロニウスは人類の敵ではないのではないか、共存できるのではないか…
そう考えた彼は試しに生き残ったディクロニウス、バーバラの頭の装置を外すことにしました
外されたバーバラはいつもと変わらない様子で能宗はほっとしましたが彼女は部屋を出て行ってしまいます
能宗は彼女らを遊園地に連れて行ってあげようかと考えたのですが、戻って来たバーバラは能宗に看護士の頭を投げました
バーバラは彼に自分や仲間たちにどれだけひどい実験をしてきたのか、絶対許せないと言います
能宗は彼女に謝りますが首を引きちぎられてしまいました
ディクロニウスは人と同じ感情を持っている…だからこそ復讐もするという何ともやるせない名シーンです
2位 ルーシーが蔵間に憎しみを抱くシーン
(私を受け入れなかったのは──
お前たちの方じゃないか!!
私はずっとさびしくて…
なのに…
忘れるないつか必ず──
お前の周りの人間も皆殺しに──)
EL85より
ルーシーはコウタと別れた後、荒んだ生活をしていましたがある絵を描くのが大好きな少女と友達になります
彼女の母親に会わせるため展覧会場に忍び込んだ2人ですが、そこに蔵間ら研究所の者が襲撃を仕掛け戦いになりました
少女はルーシーをかばい蔵間の弾丸を受け倒れます
ルーシーは少女の命と引き換えに自分の身を差し出しました
その後、拘束されているルーシーに蔵間は少女が死んだこと、最初からルーシーが人類との共存を目指していればそうならなかったことを告げました
それを聞いたルーシーは底知れない憎しみを抱きます
なぜ蔵間がそんな心ないことを言うか理解ができませんが、物語上では欠かせない名シーンです
1位 コウタがルーシーに記憶が戻ったことを告げたシーン
「思い出したんだ
君に話したいことや…
あやまらなくちゃいけないこと…
そして…
カナエと父さんの…
仇をうたなくちゃいけないこと…」
EL84より
銃を奪ったコウタは能宗に銃を突きつけ、人殺しはできないがアゴを吹き飛ばすぐらいはできると覚悟を見せつけます
しかしメガネの女により背中から胸を銃弾で貫かれました
それを見たにゅうはルーシーに戻りディクロニウスのシンシアの胴体を切り裂きます
コウタはそれを見て妹のカナエが死んだ時のことを思い出しました
兵士たちを殺したルーシーがコウタに駆け寄ると、彼は久しぶりだねと声を掛けます
そして記憶を取り戻したことを告げ、ルーシーに怒りの形相を向けました
コウタとにゅう、そしてルーシー、もう以前のような関係には戻れなくなった名シーンです
次回の見どころ
人とともに生きるナナを裏切り者として襲うバーバラ
ルーシーに最後の切り札を見せる角沢長官
ディクロニウスと人類、最後の戦いが始まる…!
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