「エルフェンリート」第4巻のあらすじ
消えたにゅうを探すコウタとユカ
そこで2人は互いの気持ちを確認し合います
さまようルーシーは自分がベクターに目覚めた時、そしてコウタと出会ってからの1週間のことを思い出すのでした
「エルフェンリート」第4巻の目次
EL28 改造手術
EL29 つながり
EL30 結び目
EL31 発覚
EL32 にゅうの過去
EL33 約束
EL34 叫び
EL35 lies
EL36 ささやき
EL37 カナエ
EL38 フラッシュバック
「エルフェンリート」第4巻の名シーンベスト3！
3位 ルーシーが象に興奮するシーン
「おっきいおっきいおっきい!!
なんかすごいおっきいよ!?」
EL34より
ルーシーは捨て子で児童養護施設で育ちましたが、虐待からベクターに目覚めそこの子供達を殺して逃げ出しました
そしてまだ小学生ぐらいの年だったコウタと出会いよく遊ぶようになりますが、コウタは実家に戻ることになります
最後なのでコウタはルーシーを誘い一緒に動物園に行きました
ルーシーは動物に興味はないがコウタが喜ぶなら我慢しようと冷めた気持ちでしたが、初めて見る象に大興奮します
おそらく彼女がそこまであどけなく喜んだのは生まれて初めてではないでしょうか
続いてキリンにも彼女は大興奮し、コウタと動物園を満喫しました
怒りと嘲笑、酷薄さの表情ばかりのルーシーが、まだ幼かった頃はあどけない表情を浮かべることができていたことが分かる名シーンです
2位 コウタとユカが気持ちを通わせるシーン
「ね コウタ…
もう忘れられちゃうのやだよ
もう離れ離れはやだよ？
私…コウタの私物だから…
だからずっと…
コウタのそばに置いてくれる？」
EL31より
コウタとユカはにゅうを探しに行きますが見つからず、雨が降ったので雨宿りします
そこでコウタはユカを膝の上に乗せる形で抱きしめてびしょ濡れの彼女を温めました
ユカは興奮し、コウタに自分のことを好きか聞きます
しまったと思った彼女ですが、コウタは子供の頃を思い出せないけどもずっと彼女が好きだったと言いキスするのでした
ユカは照れながら笑った後、再度キスをし涙ながらに上のセリフを言います
コウタはそれを受け入れて今度は彼からキスをするのでした
ルーシーにより引き裂かれた2人の仲が、にゅうがきっかけで修復されるところに何とも言えない感動があるシーンです
思えば楓荘ににゅうやマユを迎える時も雨が降っていました
この作品では雨は隠していた心、あるいはそれへの救いのメタファーなのかもしれません
1位 ルーシーがコウタに詰め寄られて泣くシーン
「どうして…
どうしてこんなことになってしまったんだろう…
私はただ…
コウタにだっこして欲しかっただけなのに…」
EL38より
幼い頃のコウタとルーシーですが、コウタが帰る最終日、ルーシーにお祭りに一緒に行くのは男女どちらか聞かれ、コウタは女心に気を使い男の子だと嘘をつきます
しかしお祭りの日、ルーシーはユカに抱きしめられているコウタを見てしまい、傷心の彼女は内なる殺意の声を聞き一般人をベクターで攻撃しました
そしてユカと再会の約束をして電車に乗るコウタと父、妹のカナエをルーシーは追います
カナエは電車の中でお祭りで角が生えた子が殺人をしたとコウタに言いますが彼には信じてもらえません
ルーシーに気付いたコウタを守るためにカナエは彼女を突き飛ばしますがコウタは彼女の頬を打ち大嫌いだと言いました
その次の瞬間、カナエはルーシーに裂かれて死に、怒る父親はルーシーに飛び掛かりますが首を切断されます
友達なのになぜこんなことをするのかと問うコウタに彼女は友達だと思っているからお前だけ殺さないと言い返しました
コウタは泣き叫びながらルーシーに飛び掛かります
ルーシーはそんな彼を見てどうしてこうなったのかと涙するのでした…
素朴な願いが取り返しのつかない悲劇を生んでしまった名シーンです
次回の見どころ
ついにコウタと再会したルーシーは彼に一体何を語るのでしょうか
そして角沢長官から蔵間室長にナナを処分しろと命令が下ります
はたして蔵間の選択は…!?
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