「寄生獣」第2巻のあらすじ
新一とミギーはAとの戦いに勝ち平穏が訪れました
しかし田宮良子は婚外妊娠により学校を去り、一時は新一とミギーに殺意を見せますが彼らが混じっていると察し生かすことにします
新一の両親は旅行に出かけたのですがそこにあるトラブルに見舞われた寄生生物が現れて…
「寄生獣」第2巻の目次
第8話 種 (しゅ)
第9話 母親
第10話 こだわり
第11話 別れ
第12話 胸の穴
第13話 出ない涙
第14話 仲間
「寄生獣」第2巻の名シーンベスト3！
3位 田宮良子が新一に2種類の刃を向けるシーン
「やはり2パターン以上だ…
まずい！」
第8話より
Aが死に学校は日常に戻り、田宮良子は相変わらず教師を続けていましたが、独身での妊娠から学校を辞めることになりました
田宮良子も止めることにした彼女は最後に新一とミギーと話します
ミギーのように人を食料にしなくても生きていけるのでは、と問う新一に彼女は可能だろうと言うものの、同時に脳を奪った時にこの種を食い殺せという命令を受けたと言いました
そしてお腹の子は産んでみて実験に使い、用がなければ食うと答え新一は怒りを覚えます
そんな彼をうるさく感じた彼女は殺意を見せ頭を2種類の刃に変えました
それを危険に感じたミギーですが、田宮は新一の目の奥に同種のものを感じ、殺意を消し去って行きます
もし戦っていたらどうなったのか、2パターンの攻撃はそんなにまずかったのだろうかと想像が尽きない名シーンです
2位 新一が不良相手に人間らしさを証明しようとするシーン
「人間には…
引くに引けねえ時ってのがあるのさ…
そこがおまえらと違うところだ！」
第10話より
田宮良子に混じっていると言われ、母親や村野里美に変わったと言われて疑問に思う新一
そんな彼の疑問にミギーは自分と神経や体液を通じてつながっているから変化したのではと意見を言うと新一は変なこと言うなと絶叫するのでした
そんな時に遭遇したのは同じ学校の長井が別の高校の生徒3人に暴力を振るわれているところです
止めに入るも殴られてしまうが、ミギーの人間の献身は理解できないという言葉を思い出し長井を助けようとしてさらに殴られますが不良の仲間の少女、加奈に止められます
加奈は新一に関心を持ち、そのせいで不良の光夫が村野を人質にし新一に暴行を働きました
ミギーに冷静に力と数で劣ることを告げられても新一は人間らしさを証明しようと逃げずさらにやられますが、そこに同じ高校の奴らがより大きな数で助けに来ました
ミギーは多数が少数に襲い掛かるのは動物としてまともだと言います
人間と動物の違いについて考えさせられる名シーンです
1位 新一が母親のことが夢でなかったと認めるシーン
「夢じゃ…なかったのか」
第12話より
新一を置いて旅行に行った両親ですが、父親が母親は化け物に襲われたと連絡してきました
電話でそのことを聞いた新一は絶望し学校を休みます
元はと言えばミギーが自分の寄生したから…そんな思いを抱く新一は、ミギーに寄生生物の接近を知らされてもぞんざいな態度をとりました
寄生生物は新一の家を目指し、そしてなぜか鍵を持っていたことを新一は疑問に思います
その寄生生物は新一の母親の肉体を奪った個体でした
混乱する新一は現実を認められず、注意を促すミギーに包丁の刃を立てます
その隙に新一の心臓は貫かれてしまいました
寄生生物の狙いは目撃者の父親を始末することで、新一とミギーを放って去って行きます
ミギーは新一の心臓に潜り込んで修復し、水を飲ませるなどをして新一の世話をしました
そして新一は目覚め、洗面所で水道を飲んでから胸の傷を修復した後をチェックし、すべてが夢でなかったことを認識します
突然の家族を失った新一の絶望感が伝わってくる名シーンです
次回の見どころ
同じ寄生生物と同居する人間と出会った新一は彼と共に母親の仇を追います
そして新一の前に田宮良子からの使いの寄生生物が現れ、新一の周囲にまた危機が訪れるのでした
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