「彼氏彼女の事情」第7巻のあらすじ
2学期が始まり、宮沢雪野たちの学校は学園祭の準備で沸きます
委員会で忙しい雪野でしたが、沢田亜弥が描いた脚本で井沢真秀、芝姫つばさとともに演劇をすることになりました
そして十波建史が転校して来ましたが、彼は小学生の時に佐倉椿に屈辱を味合わされており、復讐を果たすために彼女に突っかかります
有馬総一郎は楽し気に過ごす雪野を見て置いてけぼりになったような気持ちを抱き、彼女と親しくする十波に怒りを覚えるのでした…
目次
ACT27★14DAYS・1
ACT28★14DAYS〈少年T〉
ACT29★14DAYS〈交わる糸〉
ACT30★14DAYS〈はじまり〉
ACT31★14DAYS〈放課後〉
ACT32★14DAYS〈木漏れ陽と月光〉
つだ日記
名シーンベスト3!
3位 花野が沢井綾希の名前にうっとりするシーン
「沢井綾希って花野がボロ泣きしてた話かいた人だろ?」
第30話より
沢田は雪野、真秀、芝姫をモデルとした演劇の脚本を書きました
雪野は最初嫌がりましたが、脚本を読んだらやりたくなります
芝姫はお菓子で買収されました
真秀は嫌がりましたが、雪野にクラス動かして無視した件を出され諦めてやることにします
そのことを家族に報告するとみな驚きましたが、脚本が小説かのペンネーム沢井綾希であることを伝えると花野がうっとりした表情になりました
彼女はその作家のファンで雪野に紹介と台本を読ませることを抱き着いて頼みます
花野の表情と態度の激変が面白い名シーンです
2位 十波が嫌いなはずの佐倉にキスするシーン
「届かない
奔放で
こいつの心はいつもどこか遠いところにいる
オレのどんな声も
感情も
届かない
けして 佐倉に 届かない」
第32話より
十波は小学生時代両親に甘やかされていじめられっ子でしたが、佐倉椿がかばってくれたおかげで彼女に扱いされましたが以前よりマシになりました
転校前に佐倉になぜ自分に構うのかと聞くと、彼女は先生に頼まれたからと悪気なく言い、屈辱を感じた十波は復讐を誓い、沖縄で特訓してイケメンになります
そして同じ学校に通うようになり何かと彼女に張り合い、ついには直接嫌いだとまで言いますが佐倉は気にしません
ある日、彼女が木の上で間食していたところに出くわし構うのですが相手は動じず、さらには彼女は自分を嫌いと言った十波を好きだと言います
十波は自分の想いが届かない佐倉にショックを受けるのですが、彼女の寝顔を見て思わずキスしてしまいました
佐倉はなぜキスしたのか問いますが十波にも分かりません
自由な佐倉をなぜ追ってしまうのか分からない十波のお子様さが可愛い名シーンです
1位 総一郎が十波に敵意の視線を送るシーン
「知ったんだろ
自分は宮沢無しではもうやっていかれないということと
宮沢はもうおまえ無しでもやってゆけるということに」
第32話より
雪野が演劇を仲間たちとやることにしたり、転校生の十波と親しくしているところを見て総一郎は穏やかではいられません
浅葉はそんな彼を心配して声をかけたり、十波をけん制したりします
総一郎はトイレで顔を洗うと、鏡の中の自分が雪野と自分の関係がけして対等ではなく、相手にすがる自分を突きつけました
自分の中の本当の自分かもしれない誰かに突き動かされ、夜の校舎で総一郎は十波に激しい敵意の視線を送ります
総一郎の複雑さ、無神経な十波への激しい敵意にゾクゾクさせられる名シーンです
次回の見どころ
十波は自分の気持ちに気付きましたが自由奔放な佐倉、そして自分に敵意を向ける総一郎の2人との付き合い方に悩みます
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