前回までのあらすじ
謎の黒い飛行物体によって落とされた航空機…アメリカがなくなったという報道がされます
日本中がパニック!黒い物体が殺戮開始!!
玄野は教室から飛び出してしまいます
加藤は新宿で銃を持った西と会います。西の異常な思考回路についていけません
西はこの状況を楽しんでいます
玄野が多恵を連れ出そうとすると、空から何か降って来ます。教室がメチャクチャになります
加藤は降ってきた黒い物体を見つめます。なんと、黒い物体は動き始めました!ロボットのようです
ロボットは銃を発砲してきます。大きなビルが破壊され、殺戮が始まります
加藤は混乱する市民の中、なんとか弟を引き寄せます
日本の様々な都市でも同様の事態が発生しています
トンコツと桜井は困惑し状況を見ていると、人型のロボットらしきものが何体か出てきます。何人かの人が両手を挙げ降参の意思を表明します
しかし、人型ロボットは発砲し、人を殺し始めます。東京メンバーは必死に逃げます
扉絵がカラーになっていますが、描き込み、画力共に半端なく必見です
空軍の飛行機が到着しますが、話になりません。自衛隊の戦車の攻撃も焼け石に水です
宇宙人の地球侵略!?
玄野は学校の屋上で絶対に諦めないと決意します。生き残るのだと…
スーツに着替え、屋上から人型ロボットを大型銃で狙撃します。人型ロボットの装甲が剥がれ、中から宇宙人が出てきます(かなり大きいです)
宇宙人はなお発砲してきそうだったので、玄野は止む無く銃を撃ち、宇宙人を倒します
一部始終を見ていた多恵に「ケイちゃんなの?」と聞かれ、「慣れてる」と答えます
もう一匹の宇宙人が手を銃のように構え発砲してきます。玄野は多恵を抱えて屋上から飛び降ります
執拗に攻撃してくる宇宙人に玄野が反撃します
他の場所でも、東京メンバーがスーツを着て闘いに挑みます。加藤は得意の捕獲銃で転送を試み、成功します
風は持ち前の格闘能力でロボットを倒していきます
玄野の情報を宇宙人達が共有し始めます。何か最先端の情報能力があるようです
黒い飛行物体を運転する親玉らしき宇宙人が玄野を認識します
加藤や風、桜井、そして玄野の活躍により、当面の危機は脱しました。東京メンバーは民衆に絶賛されます
絶体絶命を救ったのは!?
レイカと玄野2号も人助けを始めます。黒い入れ物のような飛行物体に人が何人も詰め込まれ、飛び立とうとしています。拉致するためでしょうか?
レイカは飛び乗って中をこじ開け、市民を助け出します
玄野2号は大型銃でロボットを倒していきます。スーツにダメージがないか確認し合い、もうガンツに転送して貰えないから、ケガもできないと言います
物凄い数の飛行物体、人型ロボットがどんどん出てきます。虐殺が始まります。何か丸い刃物のような弾で人間を切り刻むのです!
レイカと玄野2号は人助けをしながら懸命に闘います。しかし多勢に無勢、その圧倒的な数の前になす術がありません
人型ロボットに囲まれて万事休すか…と思いきや、突然ロボットが大型銃で一斉にやられ、痕が残ります。玄野2号やレイカが発砲した訳ではないのに…
すると、ステルス状態だったスーツを着た今まで見たことのないメンバーが現れるところでこの巻は終わります
まとめ
ついにカタストロフィが始まってしまいました。この巻ではどうやら宇宙人の侵略のような描写となりましたが、まだ全貌は掴めません
その圧倒的な大きさ、数に自衛隊では全く歯が立たず、市民が怯え逃げ惑う様は、一種のパニック要素があります
そんな中東京チームはスーツの特性を生かし、人助けを始めます。今まではいかに100点を獲るかという点が重要でしたが、この巻からは一般市民を救うべく動くメンバーが、何かヒーローものを観ているかのような感覚になりますね!
もともとは星人を倒すためのスーツでしたが、侵略してきた宇宙人から市民を守るという形に物語が変わりかけています。しかし、まだ全貌は見えてきません
そんな中、突如現れた他のガンツチームは一体何者なのでしょうか?他の地域の仲間なのでしょうか?
カタストロフィになり、状況が一変してきました!次巻も読みましょう!!
おまけ
GANTZの実写版映画のノベライズ本も2冊出ています
実写映画が苦手な方、また、同内容を小説で楽しみたい方、そしてGANTZシリーズの物は全て揃えたい方にはおススメです。
コメント