「GANTZ」第6巻の深まる謎と思わず熱くなるバトルシーン~あばれんぼう・おこりんぼう星人編スタート!~

前回までのあらすじ

田中星人達との死闘の末高得点を叩き出した玄野岸本への想いとは裏腹に、ガンツで活躍したいと強く願います。転送され、新しいメンバーが加わり、ミッションが始まるはずですが…

玄野童貞喪失!そして新ミッションへ…

玄野に興味を持った女性が自分に気があると踏んだ玄野は、何と性行為をさせて欲しいと呟きます。流石に驚いた女性ですが、すぐに受け入れ、なんと玄関で行為が始まります

奥浩哉先生は、SFもの性描写に定評のある漫画家さんです。バトルシーンでの残虐・無常なシーンや、青年誌でのギリギリ間際の性描写は読者を選ぶ場合もありますが、それも含めての奥先生の作品なので、苦手な方はその部分だけ読み飛ばしてもいいでしょう。ただ、そういったシーンがあるから敬遠してしまうというのは勿体ないくらい作品のクオリティーが高いので読んでいきましょう!

今度のミッションはあばれんぼう星人おこりんぼう星人ということになります。加藤の予言通りガンツから武器が出てきて、ミリタリー風の男は興奮します。僧侶はこの状況を受け入れられず、惑わされるなと言います。他の一同は困惑します

玄野女性の行為を岸本が見てしまいます。慌てて部屋に戻る岸本の心境は如何に?

前回のメンバー、女性はスーツを着ます。他のメンバーは武器には興味を示しますが、加藤の言っていることが支離滅裂だと言ってスーツを着ません。そのまま転送が始まってしまいます。加藤座っていた男2人を片手で持ち上げ、スーツの力を披露します。格闘家から攻撃されても全く効きません。結果一人だけスーツは着てくれましたが、武器を持つだけに留めた人、無視する人と様々です

あばれんぼう星人・おこりんぼう星人との戦闘

転送が始まります。今回の舞台は羅鼎院という場所です。早速星人らしき像があります。エリア外に出ようとしてしまうメンバーがおり、一人死んでしまいます

加藤の指示のもと、戦闘態勢へ入ります。入口の像が気になるため、Xガンレントゲンのように見える)で覗いてみると、星人のようです。加藤捕獲銃で撃とうとすると、星人が動き出します。非常に大きな星人のため、迫力が物凄いです

院の中に移ります。星人が巻き起こす風で身体が吹き飛びます。スーツ組が応戦しますが、その圧倒的な大きさに翻弄されます

僧侶はもう一体の星人に見つかり、潰されてしまいます

全員が戦意喪失する中、玄野持ち前のスピードを活かし猛然と立ち向かいます。股の下を潜り抜けながら足元を撃ち、次いで腕も撃ち、片方の星人を倒してしまいます。その狂ったような異様さに加藤は茫然とします

自分の存在意義・生きる場所を見つけた玄野は、もう一体にも立ち向かいます。風で飛ばされますが、腕を地面に打ち付けてしのぎ、星人の攻撃も受け止めます。ここで遠距離射撃が得意なメンバーから援護射撃があり、星人は力尽きます

これで終わりではなかった…

圧倒的な存在感を示した玄野は羨望の眼差しで迎えられます。例の女性から生きて戻れたら付き合わないかと言われ、玄野は承諾します

ミッション終了かと思いきや、五十塔から小さな星人が飛んできます。気が合うスーツを着ていない2人組が玄野の奮戦を見てか、自分たちで闘い始めてしまいます。格闘家も素手で闘いますがどんどん星人が現れて凄い数です。すると、後方からなんと巨大な大仏の星人が現れます!

一同茫然とする中、玄野は「俺の獲物だ!!」と立ち向かいますが、あまりの大きさで銃の火力ではビクともしません。つま先で蹴られ吹っ飛びます

すると、たまたま車で通りかかったおじさんが羅鼎院がメチャクチャになっていることに気づき、中に入ってきてしまいます。ガンツのルールとしては、建物等は破壊されたままですが、メンバーや星人は他の人には見えないことになっています

星人の姿が見えないおじさんはタバコを一服。そこを星人が踏もうとし、加藤達が助けに行くところで、6巻は終わります

まとめ

ついに童貞を喪失した玄野。流石に常軌を逸した行動でした。岸本への想いが歪んだ性への目覚めとなり、場所を考えずに事を済ませてしまうこのシーンは、GANTZの性描写の中でも一際印象に残ります

新たなミッションもクリアかと思わせておいて一筋縄ではいかないところがGANTZらしいところです。玄野完全に覚醒し、ここが自分の生きる場所だと孤軍奮闘します。その様は、特に彼を良く知る加藤には複雑な感情を起こさせます。加藤あくまでもメンバーや他の人達の命を優先します

新たな星人も出てきて、混乱と恐怖に襲われる中、続きが気になって仕方ありませんね!続巻も読みましょう!!

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