「BECK」8巻の人間とバンドの成長物語~竜介拉致され、ルシールとベックを失う!コユキ、ダイブリの映画に出演!?流れからグレイトフルサウンドに出演へ…~

前回までのあらすじ

竜介の釣り堀にヘリコプターがやって来ます!その音にコユキも気づきます…

竜介、拉致される!

ヘリコプターにはレオン・サイクスが乗っており、竜介ルシール共々拉致されてしまいます。ホテルの1室に監禁され、暴行も受けます。ジョン・リー・デイヴィスという人物が面会したいということで、竜介ルシールと一緒に現場に連れていかれると、竜介は死ぬ前に彼とセッションをさせてくれと頼みます

凄みを見せる竜介のプレイ、竜介ジョンのプレイスタイルがサニーボーイと似ていると話すと、サニーボーイは師匠だと言うのです!ルシールサニーボーイから預かり、一時音楽から離れた際レオンルシールを預けたということでした

真帆がグラビア雑誌に水着姿で載っています!遠い存在になりつつある現在。竜介は解放されますが、ルシールベックは帰ってきませんでした

釣り堀にモンゴリアン・チョップ・スクワッドBECKのアメリカでのバンド名)を探しに来たオバチャン佐藤和緒)がいます。真帆から電話が掛かって来て、ダイブリのツアームービーの先行ロードショーを観に行くことになるコユキ、なんと真帆ヨシトと一緒に観ることになります

映画にはコユキの歌唱シーンが写っています!何かとんでもないことが起こりそうな予感を感じさせます

真帆と眠れぬ一夜を過ごすも…

オバチャングレイトフルサウンド(以下G.S)というフェスの関係者で、ダイブリG.Sに呼べないかと提案します。プロデューサーに就任したベル・アームヨシトをフィーチャリングして出そうとしています。音楽に世界を変えられる力があると信じるオバチャンは、ダイブリにはその力があると確信しています

竜介エディと交渉するのでBECKG.Sに出させてくれと提案します!映画を観終えたヨシト国吉ちえみと会うことになり、コユキは大ファンなので会いたいと言いますが、一般人はお断りと言われてしまいます

竜介の家で談笑しているBECKメンバー、なんと千葉以外の4人は例のゴミ拾いの夢を観たというのです!解散後、コユキの家に竜介真帆が来ます!真帆国吉ちえみのサインを貰って来てくれました!

真帆は泊めて欲しいと言い、コユキのベッドに入ります(竜介は帰ります)。一緒の布団に入った二人、映画のコユキはメチャクチャカッコよかったよと言われます。コユキの緊張は他所に、真帆は爆睡してしまいます

翌朝帰ったと思われた真帆は食卓におり、帰宅後コユキに叱られます(笑)

竜介は京都観光をしているレオンに直談判しに行きます。レオンBECKのCDが全米カレッジチャートのトップ10に入ったと言います

ダイブリの映画は好評で、コユキも学校の女子から声を掛けられる程になります。コユキは少しでもバンドに貢献出来たらと考えます

グレイトフルサウンド出演決定!!

タブ譜の載っている本を買ってきて覚えようとしている弘美に、こういうものはあてにならない、コードを覚えて耳コピすると良いと話すコユキ、地道にコツコツ努力が肝心だと話します

ルシールのなくなった竜介はサブのレスポール・カスタムを使っていますが、ルシールの音には遠く及びません。竜介の持ってきた天才的なリフを元にみんなでジャムって完成させたTHE HUMAN FLY(仮)」は今までで一番攻撃的な鳥肌モンの名曲だとコユキは述懐します

チラシ配りという地道な活動を続けるBECKマーキーでのライブもただのぽっと出のミーハーバンドではないことを証明します

釣り堀では真帆メラニーという真帆の友達に会い、真帆ヨシトとも一緒に泊まったことがあると話しています。真帆にしてみれば友達の家に泊まることなど日常茶飯事なことなのです…

千葉はクラブでMCとして武者修行しています。一人だけ夢を観ていないこを気にしているようですが、竜介はそのことで優秀なバンドのフロントマンをクビにする訳ないだろと言います

斉藤さんから預かっていたペイジを逃がしてしまうコユキ真帆にまた泊ればと言うと、ドキドキしてあんま眠れないじゃんと言われ、コユキは安堵します

サラリーマンの姿を見ながら、人を基準に生きるってことはその人生は自分のものじゃないというエディのインタビューを思い出すコユキ、生きること、死ぬことを真剣に考えるなら、まともじゃないのはどちらなのかと自問します

インスピレーションが降りて来て、コユキは作曲を始めます。するとペイジが戻って来て、なんと囀っているのです!(ペイジは名曲にしか囀りません

レオンと交渉した甲斐もあり、BECKG.S出演が決まったとオバチャンから連絡が入ります。しかし、会場にも行った竜介は条件が悪すぎると乗り気ではありません。しかし、コユキが持ってきたデモを聞いた竜介G.S出演を決心します!

G.SのポスターにBECKの出演もプリントされています!ダイブリに迷惑を掛けたくない竜介ダイブリの出演という手札を出さなかったのです。レオンの出した条件はまだメンバーに秘密にしている竜介、今はバンドのスキルアップに集中したいと言います。コユキが凄い夏になりそうだ…と震撼しているところでこの巻は終わります

まとめ

決死の覚悟で臨んだジョンとのセッションで認められた竜介は、なんとか命拾いして解放されます。ルシールベックは帰って来ませんでしたが、命があっただけで喜ばなくてはなりません

ダイブリのツアームービーに大々的に映っているコユキこのことがコユキの、そしてBECKの認知度を飛躍的に上げるきっかけとなります。オバチャンが接触してきたのも、ダイブリ絡みとは言え、この出来事からなのです

真帆コユキの家に泊まるくだりがありましたが、緊張して一睡も出来なかったコユキ、後程真帆もドキドキして眠れなかったと聞かされ、安堵するのでした

ゴミ拾いの夢をコユキ以外のBECKメンバーも観ていたということが、何か運命に導かれたようなものを感じさせますが、一人夢を観ていない千葉はそのことを気にしてかクラブでMCをして武者修行しています。後程この夢を観ていないということがひと悶着起こす訳ですが…それはまたいずれ…

竜介G.S出演を決め、初の夏フェス出演という一大行事にBECKメンバーも心躍ります!しかし、竜介は何やらレオンと交換条件を結んでいるようで、その条件というのが気になるところ…次巻もコミックスで読みましょう!!

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