「BECK」4巻の人間とバンドの成長物語~竜介との和解からスタジオ入りでギターの楽しさを噛み締めるコユキ、水泳大会でも大活躍!?親友・サクとの出逢いと、BECKとして初ライブへ~

前回までのあらすじ

BECKのファンの子がニューヨークに行き、観光していると、ベックと瓜二つの犬を見つけます…

生涯の親友・サクとの出逢い

BECKのファンの子は飼い主と思われるギャングにお金を取られたがなんとか逃げて来られたと竜介に報告します。手振れした犬の写真を観た竜介は、写真を燃やしてしまいます!

3月、も卒業を迎えます。力也が先生にお礼参りを決める中、桃子先生が斎藤さんのところにコユキがバイトをしていないか確認に来ます。斉藤さんは独身貴族、一発で桃子先生に惚れてしまいます(笑)3年になり、心機一転…と思いきや、また兵藤と同じクラスなのです…

兵藤ジャガーの破損が力也にバレたから5万用意しろと言ってきます

そんな中、斉藤さんがコユキホワイトファルコンを貸してくれると言うのです!コユキは喜び帰ると竜介と出くわします。コユキをスタジオに連れて行く竜介、ギターを弾かせ、コユキは爆音が鳴らせる喜びを感じます。東郷コユキが相当練習していると悟ります

6500円しか用意出来なかったコユキ兵藤に脅され、最終手段で斉藤さんの秘蔵のエロ本を売ることで4万もの資金が手に入ります!なんとか兵藤に交渉するコユキ、すると校門に卒業したはずの力也が現れます!しかしコユキには目もくれず、体育教官室に向かいます

兵藤力也を上手く言いくるめているようですが、不審な言動が目立ちます

スタジオでは妙に2ショットが多いコユキ真帆、しかし口論していることが多いようです。実の妹のことなのに、竜介コユキにゴムを渡して来たりと破天荒です(笑)真帆の家に行くと、その可愛さに惹かれながら、先程のゴムを落としてしまい撲殺されそうになる始末です(笑)

帰り際、を見かけたコユキは男子に告白され、考えさせてくれと答えたと言います。コユキは傷心します

クラスでは兵藤の嫌がらせがエスカレートしており、全員からハブられてしまいます。めげないコユキは放送室に潜り込み、ダイブリの曲を爆音でかけてしまいます。桃子先生にお説教を食らい、映画「ショーシャンクの空に」のワンシーンを習ったのだと説明します

すると、ダイブリの曲だったねと反応する男子がいるのです!桜井裕志という変わり者の転校生です。コユキは自分とは関わらない方がいいと忠告します

斉藤さんが禁欲に励む中(笑)、桜井兵藤軍団に呼び出されます。桜井は返り討ちにしてしまいます!桜井ダイブリのファンのようで、コユキに話掛けてきます。エディのインタビュー記事に感銘を受けた二人、コユキはこの学校で初めての俺の味方と喜びます

くんは竜介コユキBECKに加入させ音の厚みを作らせる気でいると読みます

コユキ・サクを加えたBECK、初ライブへ!!

コユキ桜井サク)と呼び合うほど仲が良くなっています。水泳大会では兵藤軍団の嫌がらせでほとんどの種目をコユキが担当することになってしまいます

BECKのライブでサク竜介千葉くんの腕を認めつつ、ドラムの東郷が足を引っ張っていると感じます。打ち上げではBECKは売れないバンドのメビウスの輪にハマりつつあるとサクは評します

水泳大会では斎藤さんの熱血指導が効いたのか(笑)、コユキは上位入賞を連発します!疲れたコユキをビキニの真帆がストレッチで癒し、コユキも復活、コユキに賭けで優勝したらなんでも言うこと聞いてあげると約束します

斉藤さんの指導を無駄にしたくないコユキは一生懸命頑張り、ド根性で一着をもぎ取ります!歓喜の中、水泳大会が終了したプールでは桃子先生が斎藤さんの熱血指導を受けています!斉藤さんの念願が叶うのでした(笑)

釣り堀では、東郷BECKを辞め家業を手伝うと言い去ってしまいます。漫画でも読むかと竜介がくつろぐと、サクがドラムマガジンを読んでいます!スタジオで叩かせると、メチャクチャ上手いのです!独学で腕を磨いたサク竜介コユキサクBECKのサポートメンバーに加えようと言うのです!

大事なイベントのために練習を重ね、BECKとしての初ライブを迎えるコユキサク、搬入から緊張しています。先にリハーサルした2つのバンドが凄く上手く感じる中、緊張の初ライブが始まるところでこの巻は終わります

まとめ

学校では嫌なことが多い中、学校外のことで上手くバランスを見出しているコユキ竜介とも和解し、スタジオにも足を運び、ギターを鳴らすことが楽しくなって来ます

学校では相変わらず兵藤達に執拗な嫌がらせを受ける中、コユキは発起し校内放送でダイブリの曲を爆音でかけてしまいます!この暴挙が、運命の出逢いを呼び込みます。同じくダイブリを信望する同士・サクとの出逢いです

自分の好きなミュージシャンを同じく好きな友達程、幼少期に影響を与える存在はいません。サクと出逢い、しかもサクは独学でドラムをプレイ出来るという事実が、コユキの暗黒だった学生生活を一変させます

また、嫌がらせで水泳大会のほぼ全種目にエントリーさせられたものの、ほぼ全て上位入賞してしまうのは痛快でした!斉藤さんの熱血指導と真帆のストレッチの賜物、斉藤さんも念願の桃子先生との接点も生まれ、言うことなしです

このように一見順風満帆に見えて来た学生生活、サポートメンバーという形でBECKに加入する二人ですが、初ライブというものは、どうしても緊張するもの、果たしてどんなライブになるのでしょうか?続巻もコミックスで読みましょう!!

おまけ

既にお気づきの方も多いと思いますが、BECKの各話の扉絵は、有名アーティストのアルバムジャケットのオマージュ作品になっています。どの絵も特徴を上手く捉えてBECKのキャラでオマージュした作品となっておりますので、一体元はどんな作品だったか振り返りながら見てみると面白いですよ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました