「ダイの大冒険」13巻の数々の激戦と成長譚~療養中の一行にザボエラとハドラーの魔の手が!竜の紋章の力に耐えうる武器・覇者の剣を求めて武術大会へ…マァムとの再会!勇者アバンの読み切りも!~

前回のあらすじ

バランは再戦を喫し、魔王軍には去らず、我が道を行こうとします。竜が去り、キルバーンミストバーンが次は僕らの出番だと言っています…

ザボエラとハドラーの急襲!

バーンハドラーに3度の失敗を問いただし、アバンの件があるため、一回は許すが、次はないと脅します

ポップは皆の前で強がって気丈に振舞います。皆死闘を経て、今は休息の時です。ポップが見張りをしていると、なんとマァムが現れます。修行を途中で投げ出してきたというマァムに若干不信感を覚えながら、甘い言葉に流されているとそれは実はモシャスで化けたザボエラで、ハドラーも現れます

ポップは爪から神経毒を食らい、他のメンバーも魔香気で眠らされます。汚い手段にポップハドラーを罵倒しますが、ザボエラは手段を選んでいられないと牙を剥きます。するとマトリフザボエラの腕を斬ってしまいます

ハドラーベギラマを止めたマトリフは同時にポップキアリーを掛けます。驚いたハドラーベギラゴンを放ちますが、マトリフベギラゴンを放ち、しかもマトリフ優勢です。しかしそこにザボエラベギラマを放ち、逆にマトリフが押され始めます

ポップは助太刀したいのですが、まだ全快していません。するとダイが現れ、拳に竜の紋章を浮かび上がらせると、全パワーを集中させ、ベギラマを放ち、ハドラー達を一掃します。敗れたハドラーザボエラが密かに研究している超魔生物について教えろと脅します

マトリフダイアバンの書を渡します。そこにはアバンが武芸・呪文・精神について記した内容が書かれていました。大事な遺物を手に、レオナの提案で一行はパプニカに戻ります

覇者の剣を手に入れたい!

ダイは修行を積み、紋章の力がなくてもライデインが出来るようになります。ダイレオナから服とナイフ合計3刀のうちの一つ)を譲り受けます。竜の紋章の力はトベルーラも自在・クロコダイン獣王会心撃も消し去るくらいの威力です

ただまだ上手くコントロール出来ない点が課題です。また、その莫大な力に耐えうる武器がないという難点もあります。バダックからロモスの武術大会で覇者の剣が優勝者に与えられると聞き、早速ルーラで会場に向かいます

ヒュンケルアバン流槍殺法をマスターするため修行の旅に出ます。留守はクロコダインが引き受けます

ロモスに着いたダイポップでしたが、一時間前に受け付けは締め切られており、大会に参加出来ません。折角なので見物していくことになります。すると試合しているのはマァムで、武闘家として立派に成長していたのです

マァムが本物か確かめるために胸を触ってしまうポップをネズミの姿のモンスター・チウが凄い剣幕で怒ります。チウマァムと共に拳聖ブロキーナの元修行を行った兄弟弟子だと言います

覇者の剣を手に入れたいという目的を知ったマァムは、最初武術大会で優勝して剣を手に入れる訳にはいかないと反対します。竜の紋章の力をコントロールし正しい使い方でバランを倒したいというダイの強い想いに触れ、マァムは改心し、優勝して覇者の剣を手に入れると誓います

チウは巨漢と闘っています。分が悪い中、必殺技・窮鼠文文拳が炸裂するか?…に見えましたが、巨漢の一撃に沈みます。マァムは順調に勝ち進み、決勝の8組に入ります。しかしザムザという男が魔王軍と繋がっており、何か悪だくみをしているところでこの巻は終わります

番外編ー勇者アバン読み切り

カール王国は勇ましいフローラ姫の元、一致団結して魔王軍に立ち向かおうとしています。ロカが思案する中、アバンは調理場で料理教室を開いています(笑)

フローラを攫うという警告文が鏡に映し出され、警戒をする護衛ですが、そこに魔王が現れます!姫を生け捕って国民に無力を痛感させようとする魔王の前にアバンが現れます。アバンドラゴン達に毒蛾の粉を投げ同士討ちをさせます

アバンはその強力な力を隠し、眼鏡をかけ凡人のフリをしていました。今こそ有事の時、アバンは眼鏡を外すと、魔王の攻撃にベギラマで対抗し、更にメラゾーマも放ちますが、魔王はかき消してしまいます。魔王イオナズンを放とうとすると、ロカ魔王の腕を斬り落とします!

イオラしか放てなくなった魔王アバンが必殺の剣で一閃してしまいます!実体は消えましたが、腕はまだ動いており、アバンはまだ実力が及ばないことを痛感します。アバンは眼鏡をフローラに預け、ロカと修行の旅に出るところでこの読み切りは終わります

まとめ

バランとの死闘で休息中の一行の元に、ザボエラモシャスマァムに化けるという汚いやり口で一行は危機に陥ります。最早ハドラーも手段を選んでいられないのです。この窮地にマトリフが助太刀に入り、難を凌ぎます

ダイは徐々に竜の紋章の力をコントロール出来るようになって来ます。問題はその力に耐えうる武器。そこでロモス王国の武術大会の賞金が覇者の剣ということを知り、早速出向きますが、既に受付は締め切られてしまいました

しかしその大会にマァムが参加しており、久々の再会を喜びます。マァムは武闘家として修行を積み、実力を上げていました。マァムに優勝してもらい、覇者の剣を手に入れたいところですが、何やらきな臭い匂いが漂って来ました。流石ダイの大冒険、何事も一筋縄ではいきませんね!

この巻には特別読み切りの勇者アバンが載っています。アバンの若かりし頃の物語が綴られており、現在コミックス化されている勇者アバンと獄炎の魔王に通じる内容のため、プロトタイプとして楽しめる内容です。こちらのコミックスも是非チェックして頂きたいです

武術大会に優勝して覇者の剣は手に入れられるのか…続きもコミックスで是非!

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