「ダイの大冒険」24巻の数々の激戦と成長譚~ダイ復活もその重圧に逃亡!?最後の望み・ミナカトール会得のため破邪の洞窟に挑むレオナ達…輝聖石を光らせられないポップの苦悩~

前回のあらすじ

フローラはかつてのアバンの言葉を思い出し、ジタバタ足掻いてやろうと言います。ポップ達はフローラアバンの事が好きだったのだと悟ります。ポップ達も自信を取り戻し、英気を養おうとすると、レオナの母国・リンガイアが攻撃を受けていると報告が入ります

キルバーンのトランプ占いで必ずAが出るということで、バーンはアレを使っていぶり出してみるかと呟きます…

囚われのヒュンケルとクロコダイン

精神体となってマザードラゴンと会話するダイ、竜の騎士の存在をこれで終わりにすると言うのです。ダイが諦めかけると、そこにバランが現れ、自分が竜の騎士の最後、ダイは混血児でまだ生命は尽きていない、もう一度チャンスを与えて欲しいと言います

マスタードラゴンバランの願いを聞き入れ、ダイにその身体を託し、眩い光と共にダイは復活します。レオナ達の元に戻ったダイは養生して回復します。するとフローラ宛にヒュンケルクロコダインの処刑を行うという通告が入ります

牢に繋がれたヒュンケルクロコダインの前にミストバーンが現れます!明後日の正午と決まった処刑、その前にヒュンケルにグラスを飲み干し暗黒闘気を受け入れ配下になれと言います。ヒュンケルは時間が欲しいと言います

クロコダインは見損なったと罵倒しますが、ヒュンケルには何か考えがあるようです

ダイバーンの悪夢で跳び起き、ダイ中心に攻め込むと議論しているレオナ達を隠れ見て、まだ俺を闘わせようとするのかと怯えます。ダイは逃げ出してしまいます

勇者という名の重みに気づいたダイがその重圧に耐えかねたと説くフローラに、レオナダイこそが真の勇者だと言い張ります。ポップマァムにいつもなら真っ先に逃げ出す自分がまだここにいるのだから、きっと大丈夫だと言います

テランで竜の神様に祈りを捧げる子に会ったダイは、思わず逃げ出してしまいます。そこにポップが現れ、ダイを慰めます

レオナ、破邪の洞窟へ…

ポップルーラで想い出の場所へ行ったのだろうと推察して追って来たのです。ダイは自分の限界を悟り、みんなの期待に応えられないと弱音を吐きます。ポップダイがいなくても闘う、これは俺達の闘いなんだと言い切ります

フローラの決起集会の場に、なんとダイは現れ、ダイの言葉に全員意気が上がります。フローラアバンの使徒ダイ・ポップ・マァム・ヒュンケル)の他にもう一人、アバンのしるし・輝聖石を持っているのです

フローラは5人で伝説の破邪呪文・ミナカトールバーンパレスの動きを止め、ルーラでも行き来自由になり、大魔王の魔力も半減出来ると言います。そしてアバンの使徒最後の一人は自分ではなく、レオナだと言います

レオナ破邪の洞窟で大破邪呪文をマスターしてくることになります。パーティーはレオナ・フローラ・メルル・マァムの女性4人です。着替えをしながら、マァムには慈愛の心があり、輝聖石にはそれぞれの持つ心の力が必要になると言います

覗き見していたポップは自分が輝聖石を光らせられないと悟り、改心し、残された時間で何とか光らせてみせると誓います

フローラは10時間灯る松明が消えたら戻らないと間に合わないと言います。ミナカトールは地下25階にあるとされます。1階ではお約束、スライムの大群が待っていますが、フローラが鞭で一蹴してしまいます

ダイノヴァと修行を積み、一人輝聖石を光らせられないポップは焦ります

伝説の破邪呪文・ミナカトール

ダイノヴァとの修行でアバンストラッシュアロータイプとブレイクタイプの2種があることに気づきます。戦闘の際使い分けることでより効果が期待出来ます

レオナ達はミミックに引っ掛かりながらも先に進み、松明も残り一時間というところです。メルルの悪い予感は当たり、底が抜け、帰り道がなくなります。しかしレオナは先に進むべきだと断言します。ミナカトールを手に入れたらリレミトで帰れると言うのです

レオナミナカトール習得のため神が残した試練を受けます。レオナは覚醒し、正義の心の光を解き放ちます…4人を呼び寄せ、ミナカトールを放ちます!

ダイバーン対策を考えていて、新必殺技を思いつきます!ノヴァの闘気剣を壊す程の威力なのです

ポップは一人修行しながら、どうしても輝聖石を光らせられないと嘆きます。マトリフの元へ輝聖石のことは伏せて相談に行きますが、鋭いマトリフから自分を信じろとアドバイスされ、決意を固めます

レオナ達も無事戻り、意気も上がる中、砦に魔族が現れたと報告があり、出向くとそれはロン・ベルクバダックで、新たに蘇ったダイの剣を持って来るところでこの巻は終わります

まとめ

数々の激戦を経て擦り減ったダイは、復活してもなかなか重い腰が上がりません。何度も危機を潜り抜けて来たダイですが、圧倒的なバーンの力に心折れてしまったのです。そんなダイの心を動かしたのは、やはりポップでした

今まで何度も逃亡しては戻って来たポップだけに、逆に説得力があります。何度も心が折れそうになっても、支えてくれるのは仲間の存在なのです。ダイは重圧を感じながらも、バーン打倒を掲げ、一同は一致団結します

アバンの使徒5人(ダイ・ポップ・マァム・ヒュンケル・レオナ)が輝聖石を光らせ、ミナカトールを唱えられるというくだりでは、またしても普通の人、ポップの苦悩が描写されます。常人ではない4人に囲まれ、自分は選ばれし人間ではないのかと苦悶するのです

レオナ達は無事試練を乗り切り、更にロンにより壊れたダイの剣も修復され、態勢は整いました。果たしてポップ輝聖石を光らせることが出来るのでしょうか?続巻もコミックスで読みましょう!!

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