「ダイの大冒険」23巻の数々の激戦と成長譚~二転三転のジェットコースター的展開!光魔の杖に折られるダイの剣…窮地を救ったのはまさかのハドラー!?バーンの世界攻勢は続き…~

前回のあらすじ

ポップは全員抱えルーラで離脱を試みますが、見えない天井にぶつかり落下します。バーンからは逃れられない…絶体絶命のピンチに陥ります…

光魔の杖の威力

バーンパレスバーンの魔力による封印で出入りが自由に出来ないのです。するとバーンの左腕に亀裂が入り、先程の攻撃でマァム閃華裂光拳が効いていたことが分かります。腕を斬り落としたバーンは腕の再生を始めます

勝機はここしかないと見たマァムは突っ込みますが、ポップに止められ、その隙を狙ってバーンは即腕を再生して波動を撃って来ます…罠だったのです。講釈を垂れ、格の違いを見せつけるバーン、全員が戦意喪失しかけたかと思いきや、なんとダイが立ち上がり、絶対に諦めないと啖呵を切ります

呼応するように他のパーティーも復活します。ダイアバンストラッシュバーンカイザーフェニックスを2発共斬り去ります。バーンイオラを連発してダイに反撃の余地を与えません。するとダイは覚醒し、イオラを弾き返し、その隙にアバンストラッシュを放ちます

一瞬倒したかに見えましたが、バーンベホマで全快してしまいます。最早手加減などしていられないバーンロン・ベルクが作った伝説の武器・光魔の杖を持ち出します。理力の杖と似たような武器のようですが、魔法力が強大である程威力が増すのです

光魔の杖の先端に鋭利な刃が現れ、ダイダイの剣を一刀しますが、なんと折れてしまうのです!完全に戦意を喪失したダイに、バーンカラミティウォールを放ちます!クロコダインヒュンケルが盾となりますが、焼け石に水です

ダイも吹き飛び、ポップマァムと覚悟を決めると、なんと助太刀が入ります…ハドラーなのです!更にハドラー親衛騎団も無事で、加勢しようとしますが、ミストバーンキルバーンに止められます

バーンVSハドラー

バーンは光魔の杖で一閃してきますが、ハドラーは真剣白刃取りしてしまいます!バーンハドラーが何度も蘇り自分に匹敵するくらい強くなったのだと自覚します。更に光魔の杖は莫大な魔力が必要なため、徐々にその力が弱まって来ます

ミストバーンは助太刀しようとしますが、油断するとハドラー親衛騎団が襲って来ます。カイザーフェニックスも威力が弱まり、逆にハドラー超魔爆炎覇の餌食に…というところで、ザボエラハドラーを魔力で捕らえます

バーン光魔の杖を投げ、終わったか…と思いきや、ブロックの巨体が割れ、中の者が割って入って杖の刃を食らいます。ブロックハドラー達を逃がし爆発します

海に投げ出されたポップマァムダイを抱えたマザードラゴンを見つけます。更にロンの元にダイの剣ヒュンケルの魔槍が戻って来ます。バーンは敵がいなくなった今こそ地上を破滅へと導くのだと言い、バーンパレスから光線が出て大地は荒廃していきます…

カール王女・フローラ

オーザム王国に逗留していたニセ勇者一行もこの光線の餌食になります。ザボエラのゲスな立ち振る舞いを忠告するミストバーンザボエラはワシのやり方で最後は笑ってやると呟きます

ポップマァムは海辺に流れ着きます。するとグリズリーが現れ、ポップは立ち向かいますが、それはチウの仲間で、チウ達も到着し安堵します。レオナも含めてあの大爆発時にカールの女王の力でカール北東の森のアジトに移動しており、皆と合流し身体を休めます

ポルトスの町、オーザム南部の雪原、バルジ島、パプニカ西部のベルナの森と無差別攻撃を仕掛けるバーン、その無敵の強さにポップも戦意喪失しますが、カールの女王・フローラが窘めます。フローラアバンマァムの父・ロカと共にカール騎士団の一員でした

フローラはかつてのアバンの言葉を思い出し、ジタバタ足掻いてやろうと言います。ポップ達はフローラアバンの事が好きだったのだと悟ります。ポップ達も自信を取り戻し、英気を養おうとすると、レオナの母国・リンガイアが攻撃を受けていると報告が入ります

キルバーンのトランプ占いで必ずAが出るということで、バーンはアレを使っていぶり出してみるかと呟いたところでこの巻は終わります

まとめ

バーンとの頂上決戦も、二転三転してどちらに転ぶのか分からない白熱の展開で目が離せませんでしたね!マァム閃華裂光拳に活路を見出したもののバーン優勢、更にダイ復活も光魔の杖ダイの剣が折れ、しまいにはハドラーの助太刀と正に週刊少年誌連載ならではのジェットコースター的展開が熱いです

ダイ達は数々の強敵と闘い、一部仲間になったりしていますが、悪の権化のようなハドラーまでも一部改心しダイを助けることになるとは…何事も覆って逆の展開にもなり得るという教訓のようでもありますね

結局両者痛み分けのような形となり、からくも脱出出来たポップ達ですが、ダイ・ヒュンケル・クロコダインの生死は現段階では分からない状態です。フローラの存在が希望の光ですが、劣勢には変わりありません

バーンの世界攻勢は続いており、更に何やら悪だくみしているようです…続巻もコミックスで是非!!

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