前回のあらすじ
レオナから光の柱(白)が立ち上がり、続いてダイ(青)・ヒュンケル(紫)・マァム(赤)と続きます…最後のポップというところで、五色の光に気づいたミストバーンはザボエラを召喚します。魔軍司令補佐に昇りつめたザボエラは、魔法の筒の進化版・魔法の球を幾個も放ちます
超強力なモンスターが詰まっていると言う球をデルパで解き放つザボエラ、ポップが慌てて光の柱を出そうと気張ります…
ポップの魂の力はなんと勇気だった…
ポップのみアバンのしるしを光らせられず、光の柱が発生しません…ポップはぶっつけ本番に賭けていましたが、上手く行きませんでした。そして魔法の球から強力なモンスターがわらわら出て来て囲まれます
ヒュンケル達が迎撃に向かおうとするとフローラが止めます。ミナカトールを完成させてほしいと言い、ノヴァ・クロコダイン・チウ達獣王遊撃隊等と迎え撃ちます
ポップは日を改めて…と言いますが、バーンパレスが近くにある好条件はもう二度と来ない、今しかチャンスはないとレオナは言います。ヒュンケル・ダイ・マァムと説得を試みますが、ポップは自信がないと喚きます
チウ達の奮戦もあり、戦況は膠着状態です。ザボエラは悪だくみをしています。マァムへの想いから心にもないことを言ってしまうポップにメルルはハラハラします。するとメルルはザボエラの悪意に気づきます
ポップは耐えきれずその場を去ろうとします。そこにザボエラが毒牙の鎖の光弾を放ってきますが、なんとメルルが盾になり防ぎます!瀕死のメルルはポップに告白し、ポップの好きな人を聞き(メルルは既に答えを知っているのです…)、それで諦めて生まれ変わったらポップの様に勇気のある人になれると言います
ポップは正直に「マァムが好きなんだよお!」と叫びます!するとアバンのしるしが輝きます…魂の力・勇気はダイではなくポップだったのです。すると光の柱から物凄い回復系の魔法力が出て、メルルは回復し、なんとポップは賢者になってしまうのです
ミナカトール成功も…
ついに5つの柱が揃い、ミナカトールが発動します!ポップは即座にルーラでバーンパレス侵入に成功します。先を急ぐダイ達の前に、ハドラーとハドラー親衛騎団が現れます
ハドラーはダイと一騎打ちをするために、ポップ→シグマ、ヒュンケル→ヒム、マァム→アルビナスと個別に相手させます。一人残されたレオナはゴメちゃんとダイを止めますが、ダイはこの挑戦は受けなければならないと気丈です
ミナカトールのせいで魔力が半減するかに見えましたが、ハドラーはそれ程影響はないようで、ダイも安堵します。アルビナスは舞台裏の話をし、マァムはハドラーの捨て石になろうとしていることに苦言を呈します
マァムは説得を試みますが、ニードルサウザンドで痛めつけられます。本性を現したアルビナスは真の姿に変化し、段違いのスピードとパワーを見せます。更にベギラゴンとニードルサウザンドを併せ持つ技・サウザンドボールを何度も放って来ます
アルビナスの愛
マァムは必死にベホイミで回復しますが焼け石に水です。マァムは再度説得を試みますが、アルビナスは聴く耳を持ちません。サウザンドボールを魔甲拳で防ぐと、鎧化(アムド)し、完璧な魔法防御を手に入れます
ロン・ベルクの忠告通り、利き腕でない方に装着することで防御に特化し、利き腕はメタルフィストで攻撃出来ます。オリハルコンをも砕く力を手に入れたマァムは、サウザンドボールを蹴り返してしまいます
止めとばかりに飛び込んだマァムでしたが、攻撃が当たらないのです!逆に一方的にやられ、マァムは閃華裂光拳も効かないと見て、もう一つの必殺技・猛虎破砕拳に賭けようとしています。しかしアルビナスの高速ヒット&アウェイ戦法になす術無しです
マァムは幼い頃のチェスでの思い出から捨て身になり、正面から突っ込んだアルビナスにマァムの胸の装甲をワザと砕けさせ、その破片でダメージを与えます
挑発に乗ったアルビナスの胸を猛虎破砕拳で貫き、アルビナスは駒である私は想いの強さで人間には敵わないと言い残し爆破します!マァムがアルビナスのハドラーへの想いが愛であったと感じたところでこの巻は終わります
まとめ
この土壇場でポップがアバンのしるしを光らせることが出来なくて、非常にハラハラさせられましたね。人間味溢れる普通の人・ポップには特別な力はないのか…と誰もが諦めた中、メルルの捨て身の告白からポップがマァムへの気持ちを吐露すると、光の柱が立ったのです!
ダイのものだと思われていた魂の力・勇気は実はポップのものだったのです!今考えると様々な場面でポップの勇気は際立っていました。これで無事ミナカトールが発動し、バーンパレスの魔力が無効化し、ルーラで侵入することが出来ました
バーンを早く倒したい一同でしたが、そこにハドラー達が立ち塞がります!今巻ではマァムVSアルビナスという女性対決がメインとなりましたが、魔甲拳のお蔭でアムドしたマァムはアルビナスの真意を悟り、何とか猛虎破砕拳で倒します
駒であるアルビナスも一人の女性として不器用ながらハドラーへの愛を体現して倒れます…マァムも女として感じ入る部分もあったことでしょう。他のメンバーの動向も気になりますね、続巻もコミックスで読みましょう!!
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