「ダイの大冒険」27巻の数々の激戦と成長譚~ハドラー親衛騎団次々と撃破!ダイとハドラーの頂上決戦も、ついに終止符!?アバンの想いを背に、ギガストラッシュ炸裂!!~

前回のあらすじ

挑発に乗ったアルビナスの胸を猛虎破砕拳で貫き、アルビナスは駒である私は想いの強さで人間には敵わないと言い残し爆破します!マァムアルビナスハドラーへの想いが愛であったと感じます…

ポップとマァムの想い

ヒュンケルヒムブラッディースクライドで一蹴してしまいます。マァムと合流し、ポップシグマ相手に苦戦している様子にマァムが心配していると、ヒュンケルマァムの2つの愛、慈愛の他に相手を愛する気持ちを育めと、ポップの元に送り出します

ポップシグマが鏡で呪文を反射してしまうため、どこかで隙を作りたいとイオラを放ち、反射を再度イオラで相殺します。その隙にブラックロッドを伸ばし、鏡を弾き飛ばします!そのままロッドの先端を二股にして、シグマの腕ごと壁に貼り付けてしまいます

しかしシグマの腕が取れ、そのままポップに突っ込み、至近距離でライトニングバスターを放ちます!ところがポップはすぐさまベホマで回復してしまいます。ポップは自分は賢者ではなく、大魔導士だと豪語します

ポップシグマとケリを付けるため、鏡の反射を使って魔法を放ちます。しかしシグマは読んでおり、ポップを盾に取り、ポップに受けさせます。ポップはそれも織り込み済みで、それをメドローアにして逆にシグマに放ちます!

ポップが最初に放っていたのはメドローアではなくそれに似せたベギラマで、自分で受けてメドローアに変化させていたのです。シグマはバラバラになり倒されます。マァムと合流し、ポップは改めて自分の素直な気持ちを吐露します

面と向かって好きということを伝えるポップマァムはその返事を正直に私も好きと答えます。ただ、エイミメルルアルビナスのように心から人を愛するという燃えるような愛を自分は経験したことがない、この闘いを乗り越えたら、ポップを人として愛することが出来るかもしれないと言います

ポップは感激し、前借りのキスをしようとしますが、そこはまだ先の二人、ヒュンケルレオナとも合流し、ダイハドラーの闘いを見守ります

ダイの魂の力は純粋さ

物凄い熱風の中で闘っている二人にはとても割って入る余地はありません。バーンはまるで真竜の闘い(冥竜ヴェルザーVS雷竜ボリクスの頂上決戦)のようだと感じます。敢えてお互い剣を抜かず格闘戦を繰り広げ、勝負の時を見越しての闘いです

ポップメドローアで加勢しようとしますが、レオナに止められます。ダイを信じよう、ダイの魂の力は勇気ではなく純粋さで、そこに皆が惹かれて集まったのだと言います。ダイはついに剣を抜きます

バーンは激闘空間のエネルギーは勝者に味方する、敗者には確実な死が与えられると言います。超魔爆炎覇に対し、新しいアバンストラッシュで対抗しようとするダイ、まずAアロー)を放ち、その隙にBブレイク)を十字に放つアバンストラッシュXクロス)を決めます!

ハドラーは倒れ、ダイの勝ちです。ヒュンケルは5倍の威力を持つダイにしか出来ない高難易度の超必殺技だと分析します。しかしハドラーはまだ立ち上がり、ダイを吊るし上げ、そのまま投げ飛ばします。ダイは鞘が身体から離れます

ハドラー生命の剣を放出し、ハドラー親衛騎団のことを想いながら最後の一発に賭けています。最早力が残っていないダイに駆け寄るポップでしたが、ダイは自分だけで勝負を決めると聞きません。ダイも皆の想いを背負っているのです

ギガストラッシュ

ダイライデインを剣に宿すと、一旦鞘に剣を納めます。ロン・ベルクの改良で、鞘に納めることで魔法剣の威力が増幅されるからです。ダイはその充電時間を稼ぐためにも(ポップ達を巻き添えにしない意味でも)場所を変え、10秒カウントします

その隙にハドラーも力を増幅させ、超魔爆炎覇で迎え撃ちますが、アバンの魂が籠ったダイギガストラッシュが決まり、ついにハドラーは力尽きます

ハドラーダイの瞬時の気転に目を見張り、最後の握手をしようとすると、キルバーンが現れ、殺しの罠として、魔界の炎でダイ達を包んでしまいます。二人が共倒れした瞬間を狙っていたのです

しかしその八つの炎柱を抑え込むようにポップが割って入り、魔法でギリギリ防ぐところでこの巻は終わります

まとめ

アルビナスに続き、ヒムシグマと連破してしまうアバンの使徒達、完全に一皮剥けました。特にポップは大魔導士として覚醒し、シグマの魔法を反射する鏡を巧みに利用しメドローアで仕留める様は爽快でした

ポップは今度こそ正面からマァムに自分の気持ちを伝え、マァムもそれに答えます。マァムは慈愛の心の他に、女として男を愛する心を、この闘いを乗り越えたら持てるかもしれないと言います。その気持ちに応えるためにも、ポップはもう負けられません

ダイハドラーの頂上決戦もいよいよ終止符を打ちます。新必殺技・アバンストラッシュX(クロス)で一旦決まったかに見えた勝負も、ハドラーは力尽きず、一旦絶望に陥りますが、ダイは不屈の精神で乗り越え、最後はアバンの想いを背に、ギガストラッシュを決めます

決着は着きました。しかし、その隙を目ざとくキルバーンが狙っており、殺しの罠を張ってきます。そこでも心強くなったポップが魔法で八つの炎柱を抑え込んでしまいます…果たしてこの後どうなってしまうのか、続巻のコミックスで答え合わせしましょう!!

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