前回のあらすじ
4人を小舟に乗り込ませると、マトリフは魔法で船を浮かべ飛ばしてしまいます
しかし止まる方法を考えていなかったため、ダイが偶然バギを発動して速度を落とし、なんとか上陸に成功します。ダイとバダック、ゴメちゃんは炎魔塔、ポップとマァムは氷魔塔へと二手に別れます。そこにザボエラとミストバーン達が待ち構えています…
絶体絶命のピンチに心強い仲間が!!
炎魔塔破壊を目論むダイとバダックの前にザボエラとミストバーンが立ち塞がります。ダイはアバンストラッシュで一掃しようとしますが、ミストバーンは闘魔傀儡掌でダイを押さえつけてしまいます。更にザボエラのザラキで絶体絶命です
ポップとマァムは氷魔塔破壊を目指しますが、こちらにはなんとハドラーが現れます!ハドラーはアバンを倒した時より格段に強くなっており、魔力も上がっています。マァムがやられ、ポップもベギラマで最早これまで…というところで、ド根性でベギラマを撃ち返し、習得してしまいます
ポップはベギラマで火薬弾を誘発させ、敵を一掃します。しかしハドラーは生き残り、ベギラゴンを放ちます!
その凄まじい威力がダイ側にも伝わるくらいの中、ゴメちゃんがミストバーンに体当たりし、術が解けたダイでしたが、湧いて来る敵に打つ手なし…というところで巨大な岩石が降って来ます!クロコダインの登場です
ポップ側では、ベギラゴンで焼き尽くされた中、ハドラーがマァムを氷魔塔の先端に投げ突き刺そうとすると、それをなんとヒュンケルが阻止します!ヒュンケルはマグマに沈む間際にクロコダインに助けられ、こんこんと諭させられ、改心し、共闘するのです
ヒュンケルのド根性
クロコダインとヒュンケルという心強い味方が現れ、形勢が逆転します。ダイはその場をクロコダインに任せ、中央塔へ向かいます。クロコダインの獣王痛恨撃で炎魔塔は崩れ、結界が消えダイは身が軽くなります
ヒュンケルは鎧化(アムド)しているため、ハドラーのイオナズンも効きません。ヘルズクローは鋭かったのですが、一枚上手だったのはヒュンケル、ブラッディースクライドで一突きしてしまいます。倒したかに見えたハドラーでしたが、ヒュンケルが近づくと胸をヘルズクローで刺してきて、更にメラゾーマを放ちます
更にベギラゴンまで食らい、万事休す…ヒュンケルは瀕死の中、アバンの言葉を思い出し、奮起し、グランドクルスを放ちます!まるでメガンテのような閃光がほとばしる中、ヒュンケルの危機を感じ引き返そうとしたダイですが、マァムに止められ中央塔に向かいます
グランドクルスを味方を盾にする姑息な手段で免れたハドラーは、しゃがみ込んだヒュンケルに止めを刺そうと後ろから近づきます。しかしヒュンケルの闘気はまだ燃え尽きておらず、頭部の剣がハドラーの胸を貫きます!
弾岩爆華散攻略の糸口は…!?
クロコダインは斧でザボエラを仕留めたかに見えましたが、モシャスで化けており実態は違います。ザボエラは去り、いつの間にかミストバーンもハドラーも消えています…
中央塔に着いたダイ達3人は、爆弾岩とフレイム達の群れに遭遇します。誘爆して大爆発を巻き起こすため、ダイがバギでフレイム・ブリザードを舞い上がらせ、メラゾーマでブリザードを、魔弾銃のヒャドでフレイムをやっつけます
爆弾岩の近くを通り抜けようとすると、地面からフレイザードの手が伸び、マァムが捕まります。マァムは地面の角に叩き殺されそうになるところをクロコダインが救います。さらにヒュンケルまで現れ形勢逆転です
フレイザードは爆弾岩を引き上げさせ、降参か?と思いきや、大切な暴魔のメダルを引きちぎり、自らを爆破します!するとフレイザードの身体の破片がダイ達に飛んできてダメージを与えていきます
この弾岩爆花散は攻略法がなく、魔法や力業等ダイ達はあらゆる手を尽くしますが、突破口を見出せません。ヒュンケルはフレイザードの核(コア)を砕かなくては倒せないと言います
マァムは何とかダイに回復魔法を…と思っていると、実体化したフレイザードに塞がれます。しかしフレイザードも以前より確実に弱っており、身を削っていたのです。ダイが身を挺して最後の必殺技で勝負を賭けるところでこの巻は終わります
まとめ
ダイの大冒険の真骨頂は絶体絶命の大ピンチを大どんでん返しで窮地を救う仲間が現れるところです。特に元々は敵同士だったクロコダインやヒュンケルが改心し、助太刀に現れる様は爽快です
この心強い登場でザボエラ・ミストバーン・ハドラーといった強敵とも互角以上に戦え、ついにダイ達は中央塔にまで行き着きます。レオナ救出まであと一歩…というところで立ち塞がるのがフレイザードです
フレイザードの弾岩爆花散は核(コア)を攻撃しないと倒せないのです。その細かい礫にはどんな攻撃も受け付けません…ただ、身を削って放った技だけに、フレイザード自身も弱って来ています
ダイはこの状況を打開するべく、必殺技を放とうとしています。奇跡の大逆転はあるのか…次巻もコミックスから目が離せませんね!
おまけ
巻末にはキャラクター人気投票が載っています。人気漫画にはよく企画されるものですが、当時の読者が誰を推していたのか分かるので、興味がある方は是非お読み下さい
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