前回のあらすじ
第3試合は餃子VSクリリンです。餃子は無空術を使い宙を舞い、なかなかクリリンの打撃は当たりません。餃子は桃白白が使っていた技・どどん波を放って来ます!桃白白を倒したことを悟空が指摘すると、ジャッキー・チュンが桃白白は鶴仙人の弟だと言います
どどん波を連発する餃子に、手が出ないクリリンは、まだ実戦で試したことのないかめはめ波で対抗しようとします…
白熱の準決勝
クリリンは咄嗟にどどん波をかわしてからかめはめ波を放ち、餃子は直撃、ふらふらと場外になりそうでしたがなんとか武舞台に戻って来ます。弱った餃子は超能力でクリリンを苦しめますが、クリリンは算数の計算で両手を使わせることで超能力が出来なくして攻撃します
結局算数の応酬でクリリンが勝ち、餃子を場外に落とし、勝ち上がります。第4試合のパンプットは他の世界武道選手権で優勝した実力の持ち主でしたが、悟空のエルボーで一発KOです
天津飯はその一瞬に悟空が実は3連打を浴びせていた事を見抜きます。チュンはクリリンや悟空が桁違いの強さを手に入れたのだと諭します
第5試合は天津飯VSチュンです。素早い応酬から、チュンは多重残像拳を見せますが、天津飯は3つの目で見切っています。互角の勝負を繰り広げる二人、師匠の鶴仙人の事を侮辱された天津飯は、必殺技・太陽拳の強烈な閃光で目くらましをし、チュンの後頭部を膝蹴りします
なんとかチュンは起き上がり、こんこんと天津飯を説得すると、鶴仙人からチュンが亀仙人だと言われ、天津飯はなんと見様見真似でかめはめ波を放ってしまいます!観客にぶつかると危険なため、チュンは弾き返しますが、その強さを見込んで、自ら場外に出てしまいます
本気を出していなかったのでは?と勘ぐる天津飯に、亀仙人に戻ったチュンは弟子がこの大会に優勝したくらいで駄目になってしまうような愚か者ではないことが分かったから身を引いたと言います。天津飯の実力も高く買っているようです
悟空・快進撃!!
第6試合はクリリンVS悟空です。互角の闘いを繰り広げ、空中高く舞い上がった二人は、クリリンの後頭部の眩しさで目がくらんだ悟空を叩き落としますが、悟空は上手く武舞台に着地し、落下するクリリン目がけて蹴り上げます!
しかしクリリンは空気を一杯吸い、ふわっと舞い上がって避けてしまいます。悟空は本気を出すと、かめはめ波を後ろに放ち、その反動から突っ込み強烈な一撃を放ちます。勝機を失ったクリリンは、奥の手・かめはめ波を放ちますが、悟空は片手で受け切ってしまいます
しかしこの隙にクリリンは悟空の弱点・しっぽを掴んでしまいます!ところが悟空は弱らず、なんとこの3年で弱点のしっぽを鍛えていたのです。真面目で素直な悟空は不意もつかれながらも、高速移動で姿を消し、唐突な攻撃でクリリンを場外に落とします
いよいよ決勝戦、天津飯VS悟空です。またしても互角の攻防から、天津飯のどどん波で悟空が武舞台にめり込み、更に天津飯は排球拳という一人バレーボールのような技を決めますが、悟空はケロっとしています
悟空は手加減せず、戦闘用のパワーでやると豪語します!強烈な打撃で蹴り上げ、かめはめ波を放とうとしますが、パワーの無駄遣いになると読んだ悟空は撃つのを止めます
改心した天津飯・最終奥義!?
残像拳の応酬で、裏の裏の更に裏をかく悟空、恐れた天津飯は太陽拳を放ちますが、悟空は咄嗟に亀仙人のサングラスを掛け、目を保護し、逆に強烈な一発を与えます。悟空優勢かに見えましたが、どうやら餃子の超能力のせいで思うように動けない悟空、天津飯の攻撃をモロに受けます
しかし実力で勝ちたいと思った天津飯は、餃子に止めるように言い、鶴仙人にも背き、反目する中、なんと亀仙人が鶴仙人にかめはめ波を放ち、邪魔者がいなくなります
殺し屋になることを止めた天津飯は、純粋に勝負に勝ちたいと四妖拳という腕を4つにする技で痛めつけてきますが、悟空もお返しに腕を8本に見せる素早さで対抗します
天津飯は絶対に避けろと忠告し、空中に浮かびます。最後の手段・気功砲を撃つ気です。そのあまりの威力はかめはめ波の数段上、しかも放ったものの生死すら危ういという危険な技です。天津飯が覚悟を決めたところでこの巻は終わります
まとめ
確実に実力を上げたクリリンは餃子に苦戦しながらも勝ち上がります。特にクリリンは悟空との闘いでも気転の効いた、狡猾な闘いぶりを見せてくれます
天津飯とチュンの闘いでは、その実力を高く買ったチュンが、まだ余力を残したまま武舞台を自ら降り、天津飯が決勝に勝ち上がります。チュンは亀仙人として、弟子がこの大会に優勝したくらいで駄目になってしまうような愚か者ではないことが分かったから身を引いたのです
クリリンと悟空の闘いも白熱する中、なんと弱点のしっぽまで鍛えていた悟空が結果圧倒して勝ち上がり、2大会連続で決勝に進みます
天津飯との決勝戦、悟空は闘い方も成長しており、かめはめ波の無駄撃ちを避ける・太陽拳をサングラスでかわす等成長した姿を見せます。本気を出さないと勝てないと悟った天津飯は、鶴仙人に背き、殺し屋にはならず、純粋に勝負に勝ちたいと改心します
天津飯が身を削って放とうとする気功砲とは一体どんな技なのでしょうか?続巻もコミックスで是非!!
コメント