前回のあらすじ
ベジータは悟飯のしっぽを斬ってしまいますが、元の姿に戻りかけた悟飯の体当たりをモロに食らいます。ベジータは虫の息で、端末を操作し小型宇宙船を呼び寄せます…
いざナメック星へ
小型宇宙船が到着し、ベジータはふらつきながら乗り込もうとしますが、クリリンが刀で止めを刺そうとします。すると悟空が念話でベジータを見逃せと言うのです…悟空はドキドキの方が上回り、次来た時は更にパワーアップして倒すと言います
クリリンは世界を救って来た悟空の言葉を渋々受け入れ、ベジータは地球を脱出します。ブルマ達が入れ替わりで到着し、生き残ったのがピッコロではなくヤジロベーだったことに戦慄します（同時に神様も死に、ドラゴンボールが使えなくなったと悟ったからです）
仙豆ももうないので、療養して身体を治すしかなく、死んだ戦士達も回収し、離脱します。チチは悟飯のことばかり心配しています。クリリンは藁をも掴む話だが、ベジータ達が話していたナメック星に行けばドラゴンボールがあるかもしれない、それでピッコロを生き返らせれば地球のドラゴンボールも復活するのではないかと言います
界王様と念話で話ながら、ナメック星の場所とナメック星人の生存が判明します。しかしブルマは今の技術ではナメック星に着くまで4339年と３カ月掛かると言います。するとクリリンがナッパとラディッツが乗って来た宇宙船を利用出来ないかと提案します
病院のテレビに小型宇宙船の報道がされており、ブルマは画面越しに宇宙船を操作しようと端末をいじりますが、宇宙船は爆発してしまいます。するとミスター・ポポが宇宙船がまだあると言って来ます。100年前神様がナメック星から地球に来た時乗っていた宇宙船で、ユンザビットにあります
ポポとブルマが向かい、試行錯誤しながら、その宇宙船で一気に木星まで行くことが出来、ナメック星に行ける算段がつきます。一悶着あったものの、クリリン・悟飯・ブルマでナメック星に向かうことになります
フリーザとキュイ
無事宇宙船は出発し、機嫌が悪いブルマを他所に、船旅が始まります。ブルマは以前ラディッツが環境の良い星に住む者を絶滅させて異星人に売ると言っていたことから、ベジータが異星人の下で治療しているのではないかと勘ぐります
ベジータは惑星フリーザに帰還し、治療を受けます。キュイからフリーザが事の顛末を受け、ナメック星に向かったと聞き、ベジータは慌てて後を追います。地球出発から34日後、ブルマ達はナメック星に到着します
ナメック星にも大気があり、クリリン達は無事地表に降りれます。ブルマがドラゴンレーダーを試すと、やはり反応があり、安堵します。同時に非常に強い気を感じ、クリリンは戦慄します
更にサイヤ人の宇宙船が降下してきて、ベジータがやって来たことを悟ります。ドラゴンボールを先に奪うためにクリリンと悟飯が残り、ブルマは一旦地球に戻り悟空を連れて来ることになります。そこに更に宇宙船が降下し、キュイがやって来ます
フリーザはドドリア・ザーボン等とドラゴンボールを既に４つ集めてしまいます。キュイはベジータを倒しに向かいます。クリリン達の下に謎の宇宙人が現れ、宇宙船を壊されてしまいます。クリリン達は気を解放し、倒してしまいます（謎の宇宙人はフリーザが出した偵察隊でした）
キュイとベジータが対峙します。ベジータは地球で気をコントロール出来るようになったと一気にフルパワーになり、キュイのスカウターは壊れ、戦闘力は24000にもなります。あっさりキュイを葬り去ったベジータは、先に一つだけドラゴンボールを見つけ、隙を見て残りのドラゴンボールを奪う算段です
ドラゴンボールを隠し持つナメック星人
気を殺しながら移動するクリリン達は洞穴を見つけ、そこに隠れると、フリーザ一味が飛んで行くのを目撃します。特にフリーザに物凄い気を感じ戦慄しますが、フリーザ達が４つのドラゴンボールを持っていることが分かり、クリリンと悟飯は追いかけることになります
無線で事情を知った亀仙人は悟空に訳を話すと、そこに仙豆を7つ持ったヤジロベーが現れ、悟空は全快します。悟空はブルマの父に以前自分が乗って来た宇宙船を改造して貰うよう話をつけており、ナメック星に6日で行けるようになり、向かうことになります
悟空はブルマの父の元に行くと、ほぼ宇宙船は完成しており、修行のための人工重力装置も完備していると言います。早速悟空はナメック星に跳び、最大100倍の重力に出来るところをまずは20倍にして徐々に体作りをしていきます
フリーザ一味を見つけたクリリン達ですが、一瞬気を悟られそうになり慌てます。フリーザ一味がナメック星人を見つけ、長老達を脅します。長老達は７つのドラゴンボールをそれぞれ所持し、相手を勇者と認めた場合渡すという決まりだったのですが、フリーザは問答無用で年老いたナメック星人を殺し、子どもも殺すと脅して来ます
そこに野良仕事に出ていた若いナメック星人が3人救援に駆け付けたところでこの巻は終わります
まとめ
ここにきてドラゴンボールが重要になってきます。地球上のドラゴンボールはピッコロが死んだため使えなくなり、ベジータが話していたナメック星のドラゴンボールを使いピッコロを生き返らせ、再度地球のドラゴンボールを復活させ、ヤムチャ達を生き返らせるという算段です
サイヤ人達の高度な文明の利器をブルマ達天才の頭脳を借り、なんとナメック星に行けるようになります。最早SFの世界です。あの幼かった悟空の話が、今や宇宙にまで話が広がっていることに驚愕しますね。漫画には最初想像もつかなかった展開が待っていることがありますが、ドラゴンボールは正にその着地点が想像で出来ません
無事ナメック星に到着したクリリン達ですが、そこにはフリーザ一味が既におり、ドラゴンボール集めをしています。最早ベジータの比ではない強さに戦慄しますが、ベジータもフリーザ同様不老不死の願いを叶えるため悪巧みしています
如何に相手を出し抜こうかと各々の思惑が交錯する展開、フリーザ一味がナメック星人を脅し、5つ目のドラゴンボールを手に入れようとする中、若いナメック星人が救援に現れます！彼らの実力は如何に…気になる続きもコミックスで是非！！
おまけ
鳥山明先生の作品でカジカというものがあります。こちらは狐を殺してしまったため呪われた男の子が1000の命を救うことで呪いから解放されるという設定で、ドラゴンボールやGO!GO!ACKMAN等を彷彿させる、完全オリジナルストーリーの単巻漫画です。非常に面白いので是非ご覧下さい
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