「ドラゴンボール」23巻の数々の激戦と成長譚~ドラゴンボールを巡る3つ巴の攻防白熱!ギニュー特戦隊の登場でベジータ・クリリン・悟飯共闘も、リクーム圧倒~

前回のあらすじ

クリリン達は何とか最長老の下に辿り着きます。ネイルが案内し、死期が近づいている巨大な最長老クリリン達が謁見します…

ドラゴンボールを巡る攻防

クリリンは事情を説明し、最長老は思念から全てを悟ります。ただ死期も近いため、7つ集まっている時に生きているか…と言われます。クリリンは潜在能力を呼び起こされ、力が倍増します!喜んで、悟飯も連れ来るとドラゴンボールを持って飛び立ちます

悟飯ドラゴンボールが一つ離れた場所にあることに気づき取りに行きます

ベジータフリーザの船で体力も回復し、あべこべにドラゴンボールを5つ奪い、逃走してしまいます。しかも運悪くクリリンベジータに見つかってしまいます。ザーボンベジータを見つけ、3人が追走する形になります

クリリンブルマのところに降り立ち談笑していると、ベジータ・ザーボンの順に到着し、一気に臨戦態勢に入ります。ザーボンは醜く変身し、前回のこともあり鷹をくくっていますが、瀕死から回復したベジータは強さが増しており、目つぶしをすると、ザーボンを圧倒します

クリリンブルマは逃げ出しますが、ベジータには隙が無く、逃げられません。ベジータザーボンを屠り、クリリンからドラゴンボールを奪います。最後のドラゴンボールのところに向かいますが、悟飯が既に回収しており、気を悟られた悟飯ドラゴンボールを隠しベジータと対峙します

しかしベジータ悟飯に膝蹴りを食らわせただけで去っていきます。悟飯ドラゴンボールを持ってクリリン達と合流します。クリリンは隠れ家の場所を変え、悟飯最長老の下へ潜在能力を引き出して貰おうと向かいます

ベジータは6個のドラゴンボールを集めますが、最後の一個が見つからず、悟飯が持っていた時計がドラゴンレーダーだと悟り、迂闊に動けなくなったため、そのまま待機することになります

ギニュー特戦隊登場!!

悟空はついに100倍の重力にも挑戦します。自らを痛めつけ、瀕死になったら仙豆を食べ全快するという行為を繰り返し、何倍もの力を身に着けていきます。いつの間にかサイヤ人の限界レベルを超える程のパワーになっています

クリリン達は焦りもあり、気を殺していてはいつまで経っても最長老の下には着けないとスピードを上げてしまいます。そのことがベジータに悟られ、ベジータは一つだけドラゴンボールを持って急襲します!

クリリンが足止めしている隙に悟飯最長老に潜在能力を引き出して貰います。ギニュー特戦隊の到着を察知し、ベジータドラゴンボールベジータを不老不死にしろと迫ります。ナメック星ドラゴンボールは3つ願いが叶うということから、クリリンは渋々ベジータに在りかを教えます

リクーム・バータ・ジース・グルド・ギニューギニュー特戦隊がキメポーズをキメ、フリーザの下に到着します。フリーザの指令でスカウターを持つ5人はベジータ達の下へ向かいます。ベジータ達が7つのドラゴンボールを揃えると、そこにギニュー特戦隊が現れます!

ベジータは咄嗟にドラゴンボールを遠くに投げますが、バータに取られてしまいます。しかも一瞬時間をコントロールして止めることの出来るグルドクリリンドラゴンボールも奪われます。結局ギニューが7つのドラゴンボールフリーザの下へ持っていきます

グルドクリリン・悟飯を相手します。グルドは時間を止めたり、超能力で動きを封じたりして来ます。クリリン悟飯は空中で動きを止められ、木で串刺しにされそうになるところをベジータが一撃でグルドの首を斬ってしまいます

圧倒的強さ・リクーム

次の敵はリクームです。ベジータは気を上げ、連撃から強烈なエネルギー波で一気に肩をつけようとします。しかしリクームはほとんどダメージを受けていなく、反撃の膝蹴りを食らわせます。ベジータは何とか付いていきますが、リクームの方が上手で、ベジータも手が出ません

ベジータの悪あがきは続きますが、リクームにとっては赤子の手をひねるかのようなものです。今回も一対一ではなくクリリン・悟飯が加勢して勝機を見出すしかないのかと二人は覚悟を決めます…同時に悟空ナメック星到着まであと2分というところでこの巻は終わります

まとめ

スカウターがないと居場所を掴めないフリーザ達、気で居場所は分かるもののドラゴンボールの位置が分からないベジータ、そして気も操り、ドラゴンレーダーで位置も分かるクリリン達という3つ巴の力関係が絶妙な今巻でした

また、ドラゴンボールの特性(7つ集めないと願いは叶わない)というところから、一つでも欠けているとダメな訳で、その戦略性が非常に面白いですね。単体で動いているベジータはその場に留まっている訳にもいかず、動いた隙に悟飯ドラゴンレーダーで位置を把握してしまう等ゲーム性があり楽しめます

結局ナメック星ドラゴンボールは3つ願いが叶うということが分かり、敵対していたベジータクリリン達は一時休戦してどちらの願いも叶えるという手段を取ろうとします。しかし新手・ギニュー特戦隊が到着し、風雲急を告げます…

なんとかグルドは葬ったものの、リクームの強さは桁違いです。最早一対一という体裁にこだわっている場合ではありません。潜在能力の上がった二人に期待しつつ、厳しい修行を経た悟空が早く到着すつことを祈るのみです…続巻もコミックスで是非!!

おまけ

鳥山明先生の単巻作品にNekomajinというものがあります。こちらも可愛らしいキャラとは裏腹の爽快バトル満載で、しかもなんとドラゴンボールのキャラクターも出て来ます!どのキャラが出て来るかは、是非実際読んで確認して頂きたいです!

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