「GANTZ」第23巻の深まる謎と思わず熱くなるバトルシーン~100点の星人を巡る攻防…大どんでん返しの繰り返し~

前回までのあらすじ

倒せば一発で100点が獲れる星人を見つけたキョウは遠距離から狙いを定めますが…

100点の星人の行方

キョウは遠距離射撃で女の姿をした100点の星人を仕留めたかに見えましたが、再生して今度は男の姿になってしまいます。焦るキョウ目玉から光線を出す100点の星人は近くの妖怪を消し去っていきます。なんとか次も当てたキョウでしたが、身体が崩れた100点の星人の光線を浴びて死んでしまいます

光線を出しながら首だけになった100点の星人眼鏡の男子が倒そうとすると、和善の看板の上にいた天狗達が阻止しようとします。一か八か首を持つと、光線を嫌がってか星人は逃げます。男子は首を持ったまま逃げますが、首を落としてしまいます

道頓堀の中で超巨大な星人が出現します。男子も一貫の終わりか…?と思いきや、自衛隊の一斉射撃があり、一掃出来たかと思いきや、一閃されやられてしまいます。絶体絶命の男子でしたが、死にたくない一心から再度首の光線で攻撃し、ダメージを与えます

すると、何か透明なものが超巨大星人と闘っています。眼鏡を無くした男子が手間取っていると、光線を出していた首から手が生えてきて暴れます。なんとか取り押さえようとすると、自衛隊に取り囲まれてしまいます

今度こそ一貫の終わりか?と思いきや、加藤が「公安直属の部隊だ!部隊名はGANTZ!!」と出まかせを言い、押し問答が始まります。撃つ撃たないで揉めていると、先程の天狗達が現れ、自衛隊を手に掛けます。自衛隊も反撃しますが、一掃されます

その隙に加藤が捕獲銃で天狗を捕らえます。しかし引きちぎられてしまい万事休す。そこへ大阪チームの猛者3人が現れます

どんでん返しの連続!!

ジョージノブやん桑原の大きな銃での3連弾で潰されたかに見えた星人ですが、起き上がってきます。何度も撃ちますが、なかなかやられません

レイカはレベルが違い過ぎると茫然としています

ノブやんが決死の戦闘を試みますが、星人は強く、天狗と相打ちで力尽きます。この際大阪チームの他の二人は手を貸さず、あくまでドライな反応でした。チームワークがないのです

加藤今回のミッションで東京チームが来た意味を考えます

ジョージ犬顔に挑みます。剣を使って攻撃しますが、ことごとくかわされてしまいます。こちらも噛みつかれ万事休すか…と思いきや、逆に剣で頭を刺し、首を斬り、なんとか犬顔を倒します

しかし、先程の100点の星人の首がまだ健在だったのです!首を身体にくっつけ、向かってきます。ジョージ桑原が剣で倒そうとします。強烈な一撃で倒したかに見えましたが、切れた身体が地蔵に変身し、しかも次の攻撃が当たりません。勝気を失った桑原が離脱し、ジョージ一人で地蔵を掴み、羽交い絞めで倒そうとします

すると今度は裸の女が沸いて来て、ジョージを取り込んでしまうところでこの巻は終わります

まとめ

打開しかけたかと思いきや、また次の絶望へ…の繰り返しが凄まじい巻でした。このようなどんでん返しの繰り返しが、奥浩哉先生の真骨頂であり、その湧き出る想像力にはただただ脱帽するあまりですね。大阪チームは確かに個々の能力は抜きんでているでしょう。しかし、チームワークがなく、個々人が自分勝手に星人を狩っています。ここが東京チームとの決定的な違いです。この差が、今後どう響いて来るのかが鍵となりそうです

今までも星人を倒したかと思いきや、変身して更に強力な星人へ…という展開はありましたが、大阪編は更にグレードアップされ、全く先が予想出来ません。混沌の大阪編、次巻も読みましょう!!

おまけ

GANTZの大阪編は通常コミックスの他にGANTZ/OSAKAという大型本として3巻が発売されており、誌面的にも非常に迫力がありおススメです

なお、コミックスにはEpilogueの2編は付いておらずGANTZ/OSAKAのみの掲載となります。GANTZはその他にも文庫版が出ています

大阪編はおどろおどろしい雰囲気と緻密な描きこみが素晴らしく、是非大型本で十分に堪能して欲しいので、ご紹介しました

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