「GANTZ」第26巻の深まる謎と思わず熱くなるバトルシーン~ガンツの工場!?束の間の日常と、舞台はイタリアへ~

前回までのあらすじ

西が残したKatastrophe(カタストロフィ)という言葉はどういう意味なのでしょうか?残された時間はあと7日と23時間です…

多恵との本当の再会

坂田和泉は死んだと悟る玄野は、家路に着きます。空白の期間がありましたが、玄野多恵の元に向かいます

無事逢えた二人は、涙して抱き合います

Epilogue 知られざる選択

大阪チームのガンツ部屋です。なんとそこには桑原を生き返らせると言った男子、そして女子2人だけとなんとも寂しい人数です

採点が始まります。ミポリン15点102点になり、自由になることを望みます。カスミ15点101点となり、自由になります

桑原31点111点となり、こちらも自由の身になります

男子はなんと80点です!100点の星人の首の光線で荒稼ぎしていたようです

日常生活に戻り、男子はなぜを生き返らすと言ったのか述懐します。加藤のようになれるのかと…

首筋がぞわぞわし、ガンツの部屋に行きます。そこに少女が転送されてきます。もちろん状況を呑み込めない中、戦場へ転送されてしまいます

そこはヨーロッパの石像のような星人多くの他国メンバーと闘いをしている場所でした。男子少女を守りながら、必死に戦闘します

右腕を持っていかれ、これまでか…と思いきや、ガンツの部屋に転送され、採点が始まります

男子は135点になりました。少女仮面ライダーなん?と聞きます。加藤に少しでも近づけたかと思いながら、男子を再生するようガンツに頼みます

束の間の日常生活

日常生活に戻った玄野ですが、クラスでは大阪の件で持ち切りです。西の言葉に怯える玄野多恵との帰り道で以前好きだった奈津という女の子彼氏に出会います

彼氏玄野をいじめていた人物で、玄野を蔑みます。玄野はぐっとこらえてその場を耐えます。捨て台詞と共に去っていく二人。玄野は成長しているのです

玄野の家にメンバーが集まり、西に質問をぶつけます。ガンツは人為的に作られたもので、大阪メンバーがいたように各国にあるものだと言います

あと一週間で核戦争という話では、カタストロフィのカウンターを発見したチームが研究して出した結果だと言います

玄野はベッドの上で多恵に神はいないから人間の力でなんとかするしかないと呟きます

ガンツの工場!?

場面変わってドイツベルリンで、フリーライターの菊地セバスチャンという人物と交渉しています。工場に行く手はずとなります

工場の中ではガンツの球が大量生産されています。菊地は何枚も写真に撮ります

東京メンバーの憂鬱

チェリートンコツを遊園地に誘います

加藤岸本の分身に逢い、声を掛けます

おっちゃんタケシが家がないことが分かると、一緒に住まないかと提案します

稲葉レイカを呼び出し、自分と付き合ってくれと言います。稲葉はデザイナーで、車も持っており、ガンツの部屋の住人でもあり、振り向いてくれない玄野よりいいだろうと言うのです

しかし、レイカは断り、車から出ます

レイカの歪んだ思考

レイカはCDも売れて人気者です。玄野多恵を家で待っていると、レイカが訪ねて来ます。レイカは大胆にも告白してきます

いつもなら感情に流されそうな玄野ですが、流石に理性が働き、多恵がいるから無理だと答えます

もし多恵より先にレイカに出会っていたら付き合っていたと言われ、レイカは安堵すると共に、歪んだ感情が玄野をもう一度再生という思考へと向かわせます

そして舞台はイタリアへ…

西の学校のくだりが出てきます。西は完全にクラスで浮いており、ほぼ全員から疎ましく思われています

堪忍袋の緒が切れたクラスメイトが束になり、窓から西を落としてしまいます

しかし、西はスーツを着ているため、効果はありません。キレた西はクラスメイトを銃で撃ってしまいます。西に告白してきた女子と共に、立て籠もりのような形となり、ニュースになってしまいます

夜になり、SWATのような特殊部隊が教室に突入してきます。流石の西もここまでか…と思いきや、スーツを着ているため、多少耐えられます

何人か銃で射殺しますが、逆に圧倒的な攻撃で西はついに倒れます。すると転送が始まり、西ガンツの部屋に送られます

メンバーが続々とガンツの部屋に転送されてきます。稲葉は正気を失い、自暴自棄になってしまいます

玄野は人間は立ち向かうことが出来ると説きます。加藤も同調します

いつものラジオ体操の歌が途切れ途切れで、ガンツの表示もバグっています。そのまま転送が始まります

今回の舞台はイタリアのようです。以前の着ていたスーツ姿の人間がやられています。東京チームより格上のようです。ということは星人も格上なのです!

玄野加藤の渾身の一振りも、剣が折れてしまいます

全てを諦めた稲葉に様々なアート的な彫像の星人が取り囲むところでこの巻は終わります

まとめ

ガンツを作っている工場が出てきましたが、まだ完全な全貌までは分かっていないものの、大阪チーム等のことを考えると、世界各地でミッションが行われ、星人を狩っているようなことが分かります

この目的というのもまだ謎ですが、全てはカタストロフィへ繋がっていくのでしょうか?

各メンバーの日常では、西の学校での様子が出てきます。案の定クラスでは浮いており、一種のいじめのような感じですが、スーツを着ている西には効きませんでしたね

クラスメイトを虐殺し、もう学校には行けないでしょうが、カタストロフィがあるため自暴自棄になっていたとも取れます

レイカは自分の感情を抑えきれずに玄野にダメ元で告白します。結局断られてしまいますが、もう一度玄野を再生して…という歪んだ発想が気になりますね

いよいよカタストロフィの時間となり、物語も終焉に向けて動き出した勘がありますが、GANTZのことですから、一筋縄ではいかないのは自明の理です!続巻も読みましょう!!

おまけ

今回ファンの間で異様に人気が高い西のサイドストーリーについて紹介します

GANTZの実写版映画2作目のPERFECT ANSWERのDVDの付録として、GANTZ/NISHIという短い読み切りが付いています

幻の短編となりますので、気になった方は是非手に入れて読んでみて下さい!!

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