『五等分の花嫁』12巻|学園祭!高校生活最後のイベントでついに風太郎は覚悟を決める!!

「五等分の花嫁」第12巻の目次です

 

第96話 進み続ける日常
第97話 変わり始める日常
第98話 終わり掛ける日常
第99話 日の出祭 初日
第100話 日の出祭 二日目
第101話 最後の祭りが一花の場合①
第102話 最後の祭りが一花の場合②
第103話 最後の祭りが二乃の場合①
第104話 最後の祭りが二乃の場合②

 

あらすじ

二乃、三玖、四葉は窓から学園祭の準備に沸く生徒たちを眺めます

彼女らは学園祭が終わったらもう受験まっしぐらということで黄昏ていました

四葉は担任にクラスの出し物を決めるようにと言われ、教室に行くと風太郎がおり、その表情を見て一花にやりたいことを探すよう言われたことを思い出します

風太郎に気付かれて思わず逃げ、なぜこんなに胸が高鳴るのかと不思議に思う四葉ですが、後ろから風太郎に話しかけられて驚きました

風太郎もクラスの出し物のことは聞いており、四葉を頼りにしていると言うと彼女は喜びます

去年一番人気の屋台はたこ焼きで二乃と男子たちが賛成しました

三玖はパンケーキを提案し女子に絶賛されます

クラス会議の後、出し物の相談は四葉に集まり風太郎は自分の人望のなさを思い知りました

そして四葉に「一ミリも悔いの残らない学園祭にしましょう!」と言われ風太郎は照れます

その夜、風太郎は一花に報告し、大学の入試判定がAであることを明かすのですが、一花に他の子をよろしくと言われ自信満々に心配ないと答えました

しかし夜道を歩く五月はD判定で暗い顔をしていますし、クラスはたこ焼きとパンケーキ、どちらの屋台をやるかで真っ二つに分かれます

たこ焼きは男子、パンケーキは女子が支持しますが、二乃は最初に賛成したのでたこ焼き派にいました

それで他の女子に男子狙いではとないかと反感を抱かれますが風太郎が不器用にとりなして事なきを得ます

そして裏でこそこそしている父親が気に食わない二乃でしたが、そんな風太郎を見てそれもひとつの愛情だと悟り、招待状を出すことにしました

三玖は風太郎を誘い水族館でデートをし、意を決して大学に行かず料理の学校に行くことを告げます

風太郎はがっかりしましたが応援し、三玖は彼が特別な人だから伝えたかったと言い風太郎の答えを求めました

その夜、上杉家には五月が来ており、彼女は四葉から預かった招待状を渡します

風太郎の父、勇也は五月に何もなかったかとなぜか心配していました

帰り道、五つ子の受験者が大学入学できないと自分がやってきたことが無駄になると言う風太郎ですが、五月はそれを否定し風太郎との出会いは何があっても無意味じゃないことを話します

それを聞いた風太郎は彼女らに答えを出す覚悟をしました

学園祭初日、風太郎は五つ子に15時に教室に来るようメールを出します

二乃はオープニングイベントでアイドルをやって人気を得、三玖はパンケーキの屋台を、四葉はたこ焼き屋のチェックをしました

風太郎は雑用をしへとへとになります

そして15時過ぎ、みんなが集まると風太郎は五つ子の5人とも好きだと言いました

ずっと6人で今の関係でいたいが答えを出さないといけない、しかしそれは最終日までお預けとのことで五つ子は脱力します

2日目、風太郎は雑用から解放されて何をしようか迷っていると小学校時代のクラスメイトの竹林と再会します

親し気に一緒に回る彼らに覗き見ていた三玖と四葉は気が気でありません

そしてパンケーキ屋の二乃と五月に遭遇しました

一緒に過ごした時間で張り合う彼女らですが、最後は五月が時間の深さでは負けないとびしっと決めます

風太郎は竹林に五つ子は数少ない友人だからみな特別だと言い、竹林は小学校時代に彼に勉強を教えていた頃を思い出し感慨深げな表情になりました

そして最終日の夜、後夜祭の終了がアナウンスされた後、風太郎はある教室に入って行きます

それから五つ子それぞれの学園祭での様子が描かれて行きますが、今回は一花と二乃です

お忍びで学園祭に来た一花が風太郎に誰を選ぶのか、誰とキスしていたら嬉しいのかと迫りました

二乃は父親の来場を待ちますが彼の姿は見えず、風太郎は一肌脱ぐことにします

 

感想

ついに最終章に入りました

あらゆるところで「最後」という言葉が使われており、風太郎も五つ子との関係に答えを出す覚悟をしています

そして決定的なのは作者の春場ねぎさんが自身のTwitterアカウントでこの作品が14巻で終わりと明かしており、何とも寂しくてならない気分です

それはそれとして、今回は一花の言葉に影響されて風太郎にときめいてしまう四葉が可愛いです

彼女は自分の気持ちに素直になれるのかがこれからの見どころだと思いました

二乃は女子一人たこ焼き派になってしまったのですが、それでも負けじとそれを貫く姿が格好良いです

クラスの女子に啖呵を切り、後で詰められそうになっても強気で行く彼女が素敵でなりません

三玖は風太郎を普通にデートに誘っちゃって大きくなったものだと感動しました

そして同じ日に上杉家にちゃっかり上がり込んでいる五月はさすが末っ子と言ったところでしょうか

夜道でも風太郎の背中を押すような言葉をかけ、彼女こそ正ヒロインと呼び声高いのも分かります

一花は休学してから出番が少なくなりましたが、学園祭の彼女の回では風太郎を翻弄するお姉さんっぷりがたまりません

二乃の回では彼女のファザコンぶりが前面にでていましたが、最後はばっちり風太郎にアピールしていて最高でした

次回は間違いなく三玖、四葉、五月の回があるでしょうからそれもとても楽しみにしています

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