No.084 9月2日⑥
No.085 9月3日①
No.086 9月3日②
No.087 9月3日③
No.088 9月3日④
No.089 9月2日⑤
No.090 9月2日⑥
No.091 9月2日⑦
No.092 9月2日⑧
No.093 9月2日⑨
クラピカは幻影旅団の一員、ウボォーギンを倒しました
そしてゴンたちは掘り出し物を探しつつ幻影旅団を追います
10巻の名シーン、ベスト3!3位…イカサマの手口に興味津々のゴン
ゴンとキルアは中にお宝が入っていた木造倉を下見市に出品します
するとプロの落とし専門業者がいちゃもんをつけるのでゴンたちに雇われたゼパイルが彼らに反論しました
そこではヌキ、アトヅケ、ニドヅケ、ヤキヅケという殺し技(イカサマの手口)の知識が披露されます
それに周りの客は惑わされてしまい思うように行きません
休憩時間にゼパイルは愚痴るのですが、ゴンはそれよりも殺し技に興味津々で他にどんなものがあるか聞いてきました
それを見たゼパイルはゴンの善悪への頓着のなさ、あるのは好奇心だけで凄いと思ったものは善悪の区別なく称賛し心を開くと考えます
「つまりこいつは… 危ういんだ… 言うなれば目利きがまったく通用しない五分の品…ってとこか」
骨董品のプロが感じた主人公ゴンの特異性が現れた名シーンです
2位…ウボォーギンを拷問するクラピカ
クラピカの「束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)」は幻影旅団専用の能力で縛った相手の念を封じた上で拘束します
彼は幻影旅団全員に効くか調べるために最強の肉体を持つウボォーギンを最初の相手に選びました
強靭な肉体を持つウボォーギンも念を封じられてしまえばクラピカのパンチでダメージを受けます
これにより幻影旅団メンバーは全員束縛すればクラピカの素手で倒せることが判明しました
それからクラピカは幻影旅団の情報を引き出すためにウボォーギンを殴るのですが彼は決してしゃべりません
そしてクラピカは言いました
「実に不快だ 手に残る感触 耳障りな音 血の臭い 全てが神経に障る なぜ貴様は何も考えず!! 何も感じずにこんなマネができるんだ!! 答えろ!!」
クラピカのこの魂の叫びもウボォーギンには響きません
結局クラピカはウボォーギンを殺してしまいます
クラピカのこれからの暗い道を暗示する名シーンでした
1位…ゴンとノブナガの腕相撲
ゴンとキルアは幻影旅団のノブナガとマチを尾行しますが、二重尾行をしていたフィンクスとパクノダに捕らえられてアジトに連れて行かれてしまいます
そこにはヒソカがおり、ゴンがつい声を出してしまうとキルアはシズクがいるのを見て腕相撲の時の女だと言い誤魔化しました
それを聞いたノブナガは興味を持ちゴンに腕相撲に誘います
何度もゴンは腕相撲で敗れ、手の甲に血がにじむのですがノブナガは止める気がありません
ノブナガは苦悶の表情を浮かべるゴンに向かい涼しい顔をしてウボォーギンの話しをしていましたが、ウボォーギンの仇をとる段になると涙を流し怒りの表情を浮かべます
それを見たゴンは言いました
「仲間のために泣けるんだね 血も涙もない連中だと思ってた だったらなんでその気持ちをほんの少し… ほんの少しだけでいいからお前らが殺した人たちに なんで分けてやれなかったんだ!!!」
ゴンはこう叫ぶとノブナガに初めて腕相撲に勝ちます
圧倒的な戦闘力を持つ相手に、腕相撲とは言え主人公が怒りの言葉とともに勝ってしまう何ともスカッとする名シーンでした
まとめ他にはゼパイルとの出会いや鎖野郎について語るノブナガとマチのお茶なども印象に残っています
あとキルアVSフィンクスで脚を掴まれたキルアが地面を手でつかんで回転して振り切るシーンも好きでした
ラストの思い詰めるキルアをゴンが説得して冷静にさせるところも良い見ごたえのある巻です
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