『HUNTER×HUNTER』2巻の名シーン3選|ゴンは快楽殺人鬼ヒソカと出会う・・・!

「HUNTER×HUNTER」第2巻の目次です

HUNTER×HUNTER カラー版 2【電子書籍】[ 冨樫義博 ]

「HUNTER×HUNTER」第2巻の目次です

№009 霧の中の攻防

№010 意外な課題

№011 当然の結果

№012 会長参上

№013 真夜中のゲーム①

№014 真夜中のゲーム②

№015 多数決の道

№016 試練官登場

№017 不自由な2択

ハンター試験の第1次試験の途中から第3次試験の前半までです

悪名高い受験生のヒソカは平然と殺人を行い、試験官のメンチはそのこだわりから受験生たちを唖然とさせます

癖の強い受験生と試験官に囲まれるもゴンたちは試練を乗り越えて行くのでした
2巻の名シーン、ベスト3!

3位…ゴンがキルアに暗殺者の家系だと告白されるシーン

第3次試験会場に向かう飛行船の中でのこと、ゴンがキルアの両親のことを聞くとキルアは殺し屋だと答えます

それに対しゴンは驚かず両方ともそうなのかと平然と聞きキルアを爆笑させるところがたまりません

お互いに初めて出会う非凡過ぎる12歳の子供たちで、このやり取りだけで2人の出会いは運命だったのだなと思います

そしてキルアは自分が家族に暗殺者として期待されていること、母親の顔面と兄貴の脇腹刺して家出したことを話すのですが、


「ハンターの資格取ったらまずうちの家族とっ捕まえるんだ きっといい値段で売れると思うんだよねー」

だなどと言い、キルアが暗殺者と聞いてもひるまないゴンもさすがに呆れるしかないキルアの言いようは最高でした

2位…ブハラがトード―をぶっ飛ばした後メンチが語るシーン

第2次試験はスシを作るというテーマですが、ハンゾーが作り方を明かしてしまい注意深さを計ることができなくなり、結局美食ハンターのメンチは味で判断して合格者0になってしまいます

そこで机を破壊し怒る賞金首ハンターのトード―はメンチに殴りかかりますが、同じく美食ハンターのブハラが平手打ちで一発でのしてしまいます

ブハラはこのままだとメンチが相手を殺すから自分がやったと言い、メンチは

「どのハンターを目指すとか関係ないのよ ハンターたる者誰だって武術の心得があって当然!!」

と自説を展開し、美食ハンターと言えど食材を探して猛獣の巣の中に入ること、密猟者を見つければ戦うと語ります

このハンターとして命を賭ける気概を語る彼女の姿がたまりません

主人公たちが命懸けで目指すハンターという職業の凄みを感じさせる名シーンだと思います

その後、ネテロ会長の介入があり、メンチが実演するという形でクモワシの卵をとってくるという再試験をするのですが、ゴンたちは喜んで崖から飛び降りるもののトード―はできません

トード―はゴンから分けてもらったクモワシのゆで卵を食べると

「・・・今年は完敗だ 来年また来るぜ」

と美食ハンターの凄みと意義を感じ負けを認めると言う爽やかな結末も素晴らしいエピソードでした

1位…ゴンがヒソカと出会うシーン

ゴンの終生のライバル(?)ヒソカと出会うシーンです

第1次試験のヌメーレ湿原を走る中、突如ヒソカが受験生を殺しだし選考作業を手伝うなどと言いだします

残ったレオリオ、クラピカ、そしてあと一人の受験生はバラバラに逃げることにしますが、レオリオは戻りヒソカを殴りに行きました

ヒソカはレオリオをあっさり倒すところでしたが、そこにゴンが釣り竿での攻撃でヒソカを傷つけます

ヒソカはレオリオを殴り飛ばした後、ゴンの首を左手で握りレオリオとゴンは合格だと告げ去りました

ゴンは声も出せずへたりこむのですが、その後走りながらクラピカとヒソカについて語り、ゴンはあの時殺されることを考えていましたが、

「殺されるかもしれない極限の状態なのにさ 変だよね? オレあの時少しワクワクしていたんだ」

自分がいままで知らなかった自分のことをヒソカとの出会いで発見したことを語ります

ゴンにとってキルアとは別の意味でヒソカも運命の相手だったのだなと思いました

キルアとのエピソードも良いけど、ヒソカの方がインパクトあったかなとこちらを1位にしました
まとめ
1巻ではゴンは思う存分自分の力を発揮して活躍していましたが、2巻では周りの凄腕の達人たちの中で埋没している印象でした

あれだけ凄い身体能力を持つゴンもキルア、ヒソカといった超人的な受験生、そしてネテロ、メンチ、ブハラといったプロハンターたちの前ではかすんで見えます

ですがゴンが出会いによって変わって行くところは見ごたえありますし、最後の第3次試験のろうそく勝負では久しぶりにゴンの爽快な活躍を見れて良い締めだったなと思うのでした

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