「インベスターZ」第1巻の目次です
credit.1 北野学園
credit.2 秘密の系譜
credit.3 Z、起動せよ!
credit.4 天才からの伝言
credit.5 お金物語
credit.6 魔法の富
credit.7 天才出現?
巻末記事 投資入門
「インベスターZ」第1巻の名シーンベスト3!
3位 財前が今日から投資部のメンバーだと告げられるシーン
「君は今日から 道塾学園投資部6人目のメンバーだ」
credit.1より
学費無料の有名校、道塾学園
主人公財前孝史は入試でトップの成績をとり新入生代表のあいさつをしました
彼は野球部に入る予定でしたが、野球部に迎えに来たと言う男子生徒について行くと秘密基地のような地下室に連れて行かれます
そこは生徒たちが麻雀をしており、机の上にはモニターが4枚ずつありました
財前は初めてやる麻雀で手痛い目に遭います
その中のリーダー格の男子が麻雀より面白いゲームとして投資を提供すると言いました
困惑する財前に彼らは道塾学園が学費無料なのは130年極秘で投資をし続けてきた彼ら投資部が稼いでいるおかげだと言います
総資産は3000億円にもなっており、年8%の利回りで利益240億円が毎年の目標です
そしてリーダ格の男子は上のセリフを言いました
投資部は全6人、中学入学時成績がトップだった生徒の中学から高校までの学年から一人ずつが所属する決まりです
この物語の始まりを告げる名シーンでした
2位 渡辺が金は魔法だと語るシーン
「そうだよ 金は魔法だ 大昔… 人間が人間にかけた魔法なんだ!」
credit.6より
お金の講義を受ける財前
貨幣の誕生が人々のコミュニケーションを促進し人類は発展
しかし、硬貨の供給量が追い付かずローマ帝国は硬貨の銀の含有量を下げて行き社会は存在しない価値を信用する時代に入っていきます
それでも大航海時代になると信用だけの硬貨の供給も追いつきません
錬金術が流行りますが、すぐに人々は貨幣は紙で十分だと気づき廃れました
次は金融システムで大航海時代から整備されて行きオランダ東インド会社が世界初の株式会社を設立したことで金融は事業になります
銀行は借用書を受け取り金を貸し、そして借用書を担保にさらに金を発行して金融の後押しをしました
結果、世界の総貨幣量は莫大に増えていきます
財前はそれは集団催眠か魔法にかけられている状態のようだと言うと、渡辺信隆は上のセリフを言いました
さらにその魔法が解かれたら破滅するからそのことは言ってはいけないと言います
日本もやばいのではと言う財前に渡辺は口止めしました
眠らせているから余計な声出して起こすんじゃないよ、と
投資部の味方であり敵である金その本質を伝える名シーンです
きつい先輩である渡辺が金を眠っている女神のようにイメージしているところが面白く感じました
1位 財前が神代にホラ見ろと言われたシーン
「ホラ見ろ… 投資の勉強なんかしなくてもうまいこといっただろ」
credit.7より
財前の初めての投資先はお気に入りのゲーム会社のゲーキチ
30億円も一度に投資し先輩たちを驚かせた彼ですが無事ゲーキチ株は上がりました
麻雀をしながら財前はなぜゲーキチ株が上がるかと問われると、ゲーキチがどれだけユーザーのことを考えているか話します
ゲーム自体はさほどでもないが、テレビ番組を終えてからCMを入れたりきめ細かくユーザー目線でサービスしていることを彼は挙げました
それを聞いた投資部主将の神代圭介は上のセリフを言います
はじめ神代に投資はゲーム、勉強は必要ないと言われて驚いていた財前が自分でそれを証明した名シーンです
まとめ
今回は主人公の投資スタート回でした
お金の歴史の中に現れる投資部メンバーや麻雀やりたさに踊る主人公が面白いです
それにしても投資の神様が財前の前に時々現れますが彼は一体何を伝えたいのでしょうか
あと財前の父のお金への嫌悪感の正体も謎で気になります
そしてゲーキチ株がどうなるのでしょうか?
それらがどうなるのかが次回の楽しみです
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