「寄生獣」第9巻のあらすじ
警察と自衛隊が共同で寄生生物のコロニーがある東福山市役所を襲撃します
自衛隊が武装した犯人がいると嘘をつき、市役所にいる人々を一か所に集め、数人ずつ外に出しスキャナで寄生生物と人を見分け、寄生生物を孤立させ心臓にショットガンを撃ち込み倒しました
その作戦の成功に寄生生物たちも黙ってはいません
自衛隊優勢で始まった戦いですが、最後に立ちはだかるのはやはり最強の寄生生物である後藤でした…
「寄生獣」第9巻の目次
第52話 包囲
第53話 口火
第54話 制圧
第55話 寄生獣
第56話 首
第57話 ヒーロー
第58話 ミギー
「寄生獣」第9巻の名シーンベスト3!
3位 広川が演説するシーン
「人間に寄生し生物全体のバランスを保つ役割を担う我々から比べれば人間どもこそ地球を蝕む寄生虫!!
いや…
寄生獣か!」
第55話より
市役所内で自衛隊が寄生生物を狩って行きます
議場には広川が演説台の上にいました
彼は自衛隊員に向けて生物界のバランスのために人類の間引きが必要であると演説します
そこでこの作品のタイトル「寄生獣」は地球に寄生している獣、人間であることが判明する名シーンです
寄生生物のボスであると見なされている広川に恐怖しつつも自衛隊員は彼を囲んで銃撃します
その時、なんと彼がただの人間であることが判明しました
一体彼はどう寄生生物と出会い、仲間になったのか謎のまま終わります
その時、別の場所で自衛隊員を殺しつくした後藤がやってきて彼を最後までよくわからない奴だったと評しました
新一と同じくただの人類とも寄生生物とも違う異端な存在…彼はこの物語の裏の主人公だったのかもしれません
2位 新一が生きる決意をするシーン
「生きよう…!
何としても!!」
第57話より
新一は平間に隠し事があるせいで53人も死んだことを責められ、そして自分の生首が落ちてくる悪夢を見ました
後藤に命を狙われる恐怖に学校に行けず、自暴自棄になります
救いを求め村野里美に会い抱きしめるものの、突然の行為に拒否されてしまいます
夜の公園で新一はミギーと遠くへ逃げることを話していると里美が来ました
彼女は誰もいないからと家に彼を誘い、新一は自分もミギーと同じく自分のことしか考えていないと罪悪感を抱きつつ里美と体を重ねます
里美は何も聞かず新一を受け入れ、新一は生きる決意をするのでした
決戦を前に新一と里美が関係を深め互いに慈しんだ名シーンです
1位 ミギーが自分を犠牲にして新一を逃がすシーン
(さようならシンイチ…
これで…お別れだ…
シンイチ…いちばんはじめにきみに出会って…
きみの…
脳を奪わなくてよかったよ…)
第58話より
後藤に追われた新一とミギーは起死回生の策を実行します
それは2人が分かれ、ミギーが後藤を引き付けて新一が火のついた木の槍を後藤の寄生生物の一体にぶつけ、後藤がバランスを崩したところにミギーが首を切断するというものです
無事後藤は隙を見せましたが、首を切断しきるところまではいけませんでした
そこでミギーは新一だけを逃がすことにし、ミギーは死を覚悟します
新一は逃げて川に落ち、そして泣き叫ぶのでした
自分の生存のことしか考えていなかったミギーが自分を犠牲に新一を生かす…
これまでの日々がミギーを変えていたことが分かる名シーンです
次回の見どころ
ミギーを失い傷心の新一は出会った老婆の家で世話になります
閉鎖的な田舎なので胡散臭げに見られる新一ですが、先日の死闘が信じられないほど平和に過ごせました
しかし、怪物が山で人を殺しているという噂を聞き、責任を感じた新一は単身後藤に挑むことにします
次回最終巻!
新一の運命やいかに…
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