「MASTERキートン」第4巻の目次
CHAPTER:1 喜びの壁
CHAPTER:2 交渉人のルール
CHAPTER:3 身代金のルール
CHAPTER:4 空飛ぶヒーロー
CHAPTER:5 14階段
CHAPTER:6 穏やかな死
CHAPTER:7 長く暑い日
CHAPTER:8 家族の瞬間
「MASTERキートン」第4巻のおすすめエピソードベスト3!
3位 CHAPTER:4 空飛ぶヒーロー
「物語の結末かい?
こういう話は、こういう結末にきまってるじゃないか…
オズボーンとお姫様は結婚し、末永く幸せに暮らしました」
偉大なる粉屋オズボーンは紙と木で作った機械で空を飛び、塔に幽閉されていたお姫様の元にたどりついた…
そのような伝説があるイギリスのある村にキートンの戦友、ロイ・アボットがいました
彼は戦争から帰ると村の伝説を再現しようと夢中になっており、村人からはバカにされ恋人からも愛想がつかされようとします
キートンは中世武器の鑑定家として訪ねてきますが、アボットの作った投石器を応用した装置は壁に激突して死ぬと否定しました
しかしキートンの忠告を無視したアボットはそのせいで大けがをします
アボットの恋人の弟パディに頼まれたキートンは伝説を解き明かしアボットと恋人を結び付けました
純粋な男が報われ、科学の知的好奇心が刺激されるエピソードです
2位 CHAPTER:7 長く暑い日
「敵(かたき)を討とうなんて思ってるなら、やめておけ、太一
犬は見かけよりずっと強い!
人間より、はるかにな…」
スペインの山地に隠れ住むアメリカ人のマイケル・ロバート
彼は保険金をだまし取っており、キートンは返却しなければ訴訟されると警告に行きました
その帰り、キートンは謎の犬に跡をつけられます
実はその犬はロバートが訓練した軍用犬で人気がないところで襲ってきました
銃を奪われ、夜になったら絶対に助からない…
そんな状況で助けになったのは動物学者の父、太平が昔凶暴な野良犬からキートンを守った方法でした
父子の絆が事件を解決したジンと来るエピソードです
1位 CHAPTER:2 交渉人のルール
「そして我々の戦略は、奇妙に思われるかもしれませんが…
誘拐犯人との間にも、信頼関係を形作ることです」
イギリスの日本企業に勤める滝田修二は帰路の途中誘拐されました
身代金は2500万ポンド(50億円)と高額で相場の10倍です
おまけにロンドン警視庁と地元の警察にはメンツの問題があります
悲しむ奥さんですがそこに現れたのがロイド保険組合から派遣された誘拐交渉人(キッドナップ・ネゴシエーター)のキートンでした
彼は被害者の家族を落ち着かし、誘拐犯への対処法をアドバイスします
滝田の運転手の死体が出たり、実はすでに滝田が会社を退職していたためロイド保険組合が保険の適用を拒否してきたりと事態は二転三転しますが最後には無事被害者は解放されました
奥さんの後悔や旦那との愛、そしてキートンのプロ意識が光る1本の映画のようなエピソードです
「MASTERキートン」第4巻の他のエピソード
他には修道院跡が人々や動物をつなぐ話しや死刑で死にそびれ天国を感じた男とチリからの追っ手の因縁の話し、IRAの爆弾作りの名手が1人の老人に会い生き方を変える話し、そしてキートンと父、娘が困っている人を救う話しが収録されています
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