「のだめカンタービレ」2巻の数々の恋模様とクラシック音楽の光と影~オネエ系の真澄とのだめ、千秋争奪バトル勃発!人間を駄目にするこたつの魔力とは!?世界的巨匠:シュトレーゼマン登場~

前回までのあらすじ

ゴキゲンなが中華料理を持参し、何故か千秋の部屋にいるのだめと3人で食べよーぜと千秋の報われないボランティア活動が続きます…

自称’’打楽器の女王’’こと真澄登場

自称’’打楽器の女王’’こと真澄千秋と腕を組むのだめを殺すリスト最上位とします(笑)千秋は作曲もでき、将来的にオーケストラでやってみたいと思っています。真澄からの嫌がらせに苦しむのだめ、心当たりがないのだめは犯人を捕まえるために一計を案じ、と共に真澄を捕えます

千秋を巡りクリスマス・イブデート勝負となり、真澄はキング・オブ指揮者:インザキのプレミアチケットを手に入れ最早勝った気でいます

一方のだめは作曲で上の空の千秋に自宅デートの約束を取り付け、こちらももう勝った気でいます。千秋は学校でドイツ留学した早川が有名なゲルハルムの公開セミナーの受講生になったと知り愕然とします。飛行機に乗れないだけで結局はこのまま人知れず日本で消えてゆくしかないのか…と苦悩します

当然のだめとの約束等すっかり記憶になく、更にの企みで真澄のティンパニーの腕を見せる絶好の機会となりますが、Aオケの練習で調子に乗った真澄は退場を言い渡され、千秋は最悪のアホだなと酷評します。両者敗退となり、落ち込む真澄のだめと3人でアンサンブルをやらないか提案します

しばらくのだめの姿が見当たらず、千秋は気にしていると、3人は千秋作曲の曲をジャズアレンジにして練習しており、ベースレスのため、千秋も参加すると言い出し真澄は失神します(笑)千秋は細かすぎる指摘を続け、完璧主義者のためクリスマスどころか年内に終わることはありませんでした

人間を駄目にするこたつの魔力

年末実家に帰らない千秋のだめは鍋をすることになり、千秋の部屋にのだめがこたつを用意します。生まれてから一度もこたつに入ったことのなかった千秋はこたつの虜になり、いつしか部屋がのだめ化していきます(笑)勝手に風呂に入り、ベッドにまで入るので流石に千秋はキレます

すると真澄も現れ、誤解もされますが、結局皆で紅白を観ることになります。諸悪の根源はこたつだと悟った千秋は3人に買い出しに行かせ、こたつを外に出しますが、は合鍵を持って来ていたため、こたつ祭りは三箇日中続きます。千秋はこたつを粗大ゴミに出しますが、のだめがそれを拾って来て、敵は最初からのだめだったのだと気づきます

学校ではへんな外人のじいさんがウロウロしていると噂になり、峰・真澄の演奏は笑い、のだめの演奏にはブラボーと近寄り、ミルヒ・ホルスタインと名乗ります。のだめは近くにおいしいゴハンが食べられる所があると千秋の家に連れて行きます

千秋ヴィエラの弟子だと悟り、ミルヒは掌返ししのだめとホテルへ行くと言うので、千秋は仕方なく泊まっていってもいい(ベッドで腕枕付き!)と誘い、当然のだめ千秋を選びます。ミルヒが帰ったら千秋は冷徹にのだめを追い出します

千秋は転科願を用意しており、そこにドイツの巨匠の指揮者:シュトレーゼマンが学校の指揮の先生で来ると言うのです!千秋シュトレーゼマンミルヒだと悟り愕然とします。シュトレーゼマンは新しい学生オケを作りたいと提案し、Aオケの他に遊びでわたしのレッスンを受けるチャンスをより多くの生徒に与えたいと宣います

巨匠:シュトレーゼマンの実力は本物!?

シュトレーゼマン特別編成オーケストラ(Sオケ)には真澄も選ばれ、のだめはマスコットガールとして名を連ねます。千秋は巨匠に教わる絶好のチャンスだと指揮科に転科願を出しますが、シュトレーゼマンに破られてしまいます

シュトレーゼマンヴィエラと因縁があり(女性関係)、弟子である千秋のことを毛嫌いするのです。シュトレーゼマンはSオケメンバーを呼び出すと、早くみなサンをより理解するために「合コン」を行うと言い出します

完全に「合コン」を理解し楽しんでいるシュトレーゼマン千秋が卒業したらヨーロッパとか行っちゃうのかな?と言うのでのだめ千秋の転科願をシュトレーゼマンに差し出しますが鼻紙にされます。翌日のだめは学長に直訴しましょうと千秋を連れて学長室に向かいます

するとそこにはシュトレーゼマンがおり、のだめがキスしてくれたら千秋の転科を認めるというのです!ミルヒが急に飛びかかってくるのでのだめは正拳突きを喰らわせ、Sオケの連中はシュトレーゼマンが来ないので練習にならないと帰ろうとすると、のだめミルヒーは急病なので千秋が指揮をすると言い出します

曲はベートーベンの交響曲7番で、千秋はできると感じます。よりによってがコンマスなのです。のだめは失神中のシュトレーゼマンを背負いリハ会場へ向かいます。早速演奏してみると、千秋はメンバー皆下手だと感じます。千秋は的確な指摘をテキパキとこなし、本当の指揮者みたいです

非常に細かい点まで指摘する千秋に一泡吹かせてやるとオーボエとクラリネットが入れ替わりを試みますが、千秋は完全に気づいています。こんな不快なオケやってられっかー!とキレそうになると、シュトレーゼマンが現れ、代わりに指揮すると言い出し、場の雰囲気を和らげ、彼が指揮するだけで劇的にSオケは変わります

千秋は懲りずに転科願を何枚も出し、シュトレーゼマンは転科はせずピアノは続け、ほかの時間はわたしにつきっきりですよと早速渋谷に一緒に出向く気(逆ナン狙い)です。のだめ千秋は渡さないと迫り、のだめもセットでついてくると喜ぶのでまた正拳突きを喰らわせるところでこの巻は終わります

まとめ

のだめ生涯のライバル(!?)としてオネエ系の真澄が登場します。千秋を巡る熾烈な争いになりますが、勝負はうやむやとなり、結果的に含め3人は仲良くなり今後のお話でも主要キャラとして鎮座します。のだめカンタービレは今後も個性的なキャラが沢山出て来ますのでお楽しみに!

人間を駄目にするものはこたつだというくだりでは、人生で今までこたつに入ったことのなかった千秋すら一時虜になります(笑)gdgdな生活の諸悪の根源がこたつだと悟った千秋でしたが、本当はのだめがそれだったのです

シュトレーゼマンの登場で千秋は世界的巨匠の元で指揮を習いたいと強く感じますが、若くイケメンでのだめも好きな千秋のことを快く思っていないようなのです。指揮の代打をすることになり、千秋はその才能の片鱗を感じさせますが、シュトレーゼマンが指揮することでSオケの雰囲気は劇的に変わります

女好きなダメ老人と思われたシュトレーゼマンですが、流石に世界的巨匠と言われるだけのことはあるようです…3巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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