前回までのあらすじ
9号は高速接近したアラレにエネルギーゼロ光線を発射、アラレはエネルギーがなくなり、ビームで遠くへ吹っ飛ばされます。そこでオボッチャマンがアラレに変装して登場、ごきげんよーさよーならーっ砲でやっつけて、アラレが戻って来て優勝となります
優勝賞金40万円は全てキャットフードにして届き、博士夫婦が腰を抜かします…
神様登場！！
ガッちゃんは分身ロボをターボ君に作って貰い、それは時間が経つときのこ共々爆破してガッちゃんは楽しみます。すると神様が現れ、ガッちゃんは実は天使で、地球に来た使命（人類の危険な文明が栄え始めたら食べ尽くしてしまえ）を説き、他の星にも新たな人類が出現したためガッちゃんを連れて行くというので、ガッちゃんは分身ロボを渡し、神様は爆破します
怒った神様は再度地球に来て遊んでいるアラレ達の前に現れ、神様としての威厳を示しますが、相手にされません。いつしかギャグの応酬となりますが、これも滑って、一旦家に帰ると、また思い直し地球に来襲、ガッちゃんの居場所が分からずオボッチャマン宅で一夜を明かします
オボッチャマンは早起きし牛乳配達に励み、流れでアラレ宅に行くと、一家で釣りに出掛けると言います。ガッちゃんを見つけた神様は後をつけると、楽しそうに釣りを楽しんでいます。ガッちゃんの笑顔を見た神様は改心し、地球を滅ぼすことを止め、オボッチャマン宅で朝食を頂いてから帰ることにします
強面の虎八郎には文鳥との過去があり、可愛がって育ってたのに死んでしまい、グレてしまったのです。ピースケから事情を聞いたアラレは文鳥の雛を買いに行き、虎八郎にまた飼うように話します。昔を思い出した虎八郎はウンチクも披露し、また文鳥を育てることにします
バキュームカーの男はいつぞやの復讐をするために2年間修業を積み、アラレにうんちを渡し、自慢の車で逃げますが、園児が横断歩道を列をなして渡っているところに出くわし、結局停車、アラレにいいようにやられます
タイムストップウォッチを悪用！
博士は小型のタイムストップウォッチを発明しますが、部品が足りないようで上手くいきません。博士が出掛けた隙にターボ君が設計図を描き替え、博士は今度こそ完成させます。時間を止め、みどりのパンツを拝めた博士は、遊んでいたアラレ達の位置を変える悪さをします
博士は様々ないたずらをし、大抵上手くいき、ペンギン村の人々は散々な目に遭います。味を占めた博士はいたずらを続けますが、タイムストップウォッチを使うと本人の時間だけは過ぎていくので、どんどん老けていき、最終的には博士だけ40年の時が過ぎていたのです（笑）
ピースケは黒い球体が浮いているのを見つけます！それは低空で動き、声まで発声、バリアーのようなもので触れないという特徴があり、小型UFOではないかと村中大騒ぎになります。徐々に小さくなるので、不思議に思っていると、どうやらそれは透明人間が舐めていた飴だったというオチです
あかねそっくりなカスマット姫
あかねと初デートをする突詰ですが、飛行機が落下して来て、そこにはあかねそっくりのカスマット姫（ナナバ王国の姫という設定）がおり、チャカボ王国の飛行船に追いかけられていました。あかねは姫と誤認され、さらわれてしまいます
突詰はあかねを追いかけるために家の列津號を動かしますが、上手く行きません。博士のところに行きますが、飛行機は作るのに3日掛かると言われ、ターボ君にすぐ作って貰います。あかねが偽物だと悟ったチャカボ王国の連中は、追いかけられていることに気づきます
突詰達が乗る飛行機は砲撃に遭い、やられますが、ガッちゃん達がいたため助かります。そのままチャカボ王国の飛行船に飛び乗り、アラレ達は大立ち回りを繰り広げます
ガッちゃんは飛行船をあちこち食べて、制御不能になります。ビスナは小型艇で脱出し、突詰は追いかけますが、海に落下します。ビスナはカスマット姫を見つけ、茶ビンの蓋を開けようとしますが、そこに突詰も現れます
カスマット姫が連れていかれそうになったため、突詰が石を投げると茶ビンに当たり、中から魔人が現れます！魔人は驚異的な力を発揮し、逃げたビスナもやられてしまいます
アラレとガッちゃんが対峙しますが、あまりの強さにやられてしまいます。完全にキレた突詰は変身こそしませんが超人的な力で魔人を退治します！博士が飛行機を用意し、カスマット姫が国へ帰れることになりますが、あかねの悪知恵で二人は入れ替わり、あかねは思い描いていた待遇は望めなかったところでこの巻は終わります
まとめ
これまたドラゴンボールの伏線か、神様が登場します。ここでガッちゃんは実は天使で、人類によって危険な文明が栄えたら滅ぼすために全てを食べ尽くすという使命があったという衝撃の事実が明らかになります
ガッちゃんは博士一家の一員として幸せに暮らしており、平和なペンギン村を見た神様は改心しガッちゃんをそのままにしておくことにします。ガッちゃんの設定に興味をそそられる中、神様の登場は後の作品に活かされただろうことも重要トピックスです
以前博士が発明したタイムストップウォッチは押した本人も止まってしまうという一種ホラーものでしたが、今回は本人は動くことが出来ます。しかし今回は止めている間の本人の時間は動いているということで、こちらもある意味ギャグ漫画なりのホラーものとして楽しめます（笑）
後半はあかねそっくりなカスマット姫が出て来る趣向で、こちらも楽しい内容です。最終的にあかねはカスマット姫に成り代わり良い待遇を期待しましたが、そう上手くはいきませんでした（笑）こういったそっくりさんの入れ替わり展開は漫画のあるある話ですね！
いよいよDr.スランプも佳境です！最終巻18巻ではどんなお話が待っているのでしょうか？
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