「新宿スワン」23巻のアンダーグラウンドな夜の街の光と闇~森長との再会から男の喧嘩を経てすすきのに新会社バーストネオ立ち上げ!犬飼・アオイとも再会、謎の美女・ホタルとは…!?~

前回までのあらすじ

から真虎の元上司捜しを頼まれ、捜査資金100万を受け取ったタツヒコすすきのに向かい、派手に豪遊していると、その100万円は無くしており、逆に料金100万円を請求され、結局ねはんの宿で仕事することになったのです(笑)タツヒコは若女将のに恋しています

タンクローリーに乗っている刺青の男がいます…

すすきのでバーストネオ立ち上げ!

恋い焦がれるに優しくしている男がいます。重いゴミを捨ててあげているその男こそ、なんとパラサイツ森長なのです!お互い事情を説明し、二人の喧嘩には決着が着いていないと喧嘩が始まります。お互いのことをののしり合いながら激しい応酬、二人とも伸びてしまいます

お互いの居場所を見つけたい二人、喧嘩は男の絆を深めます。田無の居場所を作っておきたい森長に、タツヒコは「オレと一緒に来ないか?」と札幌でのバースト立ち上げを決意します

森長の貯金で事務所兼部屋も見つかり、名刺も作り、新しい会社・バーストネオを立ち上げます。見様見真似でスカウト会社を興し、森長の意外な辣腕ぶりも光り、順調に滑り出したかに見えます

水商売の契約店探しでは、森長の切れやすさは玉に瑕ですが、2件目で早くも好感触です。しかし店長はタツヒコ達が去るとどこかに電話を掛けています。馬頭という男がタツヒコの名刺を握り、監視しろと指示を出します

森長は路上スカウトしていた男をボコって捕まえて来て、すすきののスカウト事情を聞きだします。繁華街が東京のように幾つもある訳ではなくすすきの一つなのでスカウト会社も主に2つだけ、割って入るために揉め事を起こしたい森長は、ミネルバの北海道支店とウォッチマンという正体不明な大手のうち、ミネルバと揉めることにします(解説してくれた男はミネルバです

すすきのはケツモチで大きな組は朝河組一つとシンプルです。紋舞会美竹組と同じ柚木組系ということ、事情に詳しい男を森長ハカセと名付けます。タツヒコの前に顔に傷を持つイケメンが現れます。犬飼なのです!

犬飼アオイと結婚したというのです!犬飼はフリーのスカウトをしていて、早速タツヒコの力になると朝河組を紹介されます。寂れた喫茶店に冴えないおっさんがいて、タツヒコ達は勘違いして態度がデカくなりますが、その男は組長のだったのです!

気持ちを入れ替えたタツヒコは誠意を見せケツモチの件を頼み、犬飼の紹介だからとすんなり承諾されます。話は今後強面の花沢しずかを通してということになります。犬飼は頼もしくなっており、手際良く事を進め、3人でスカウトを始めます

馬頭とホタルとタツヒコ

メチャクチャ美人が通り過ぎますが、誰も声を掛けない事を不審に感じたタツヒコは、相手にされなかったため、尾行します。案の定美人はキャバ嬢で、ホタルという名のようです。なんと馬頭を接待しています

馬頭は出待ちしているタツヒコに声を掛けます。タツヒコに「何もできないよ」と言い残し、馬頭は消えます。馬頭ホタルに大金を渡し、タツヒコを堕落させられるかと問います。店から出るとそこにはタツヒコが出待ちしながら雪をかぶって寝ていました

ハカセミネルバに戻り、バーストネオを潰しましょうと息巻きます。支部長の富士見タツヒコの噂を聞いているようです。タツヒコと連絡が付かない中、森長富士見から電話が掛かってきます。火種が見つかりました!

タツヒコホタルの家で介抱されています。ホタルは風邪を引いたタツヒコにお粥を食べさせます。見ず知らずの男を家に連れてきて大丈夫なのか問うと、「ウチのお父さん警官だし!」と呑気です

森長から連絡が入り、ハカセのことでミネルバと揉めるのは分が悪いと慎重論のタツヒコ、電話は切れ、タツヒコは外に出ようとしホタルに止められます。しかし、タツヒコは自分の体調を押してでも行かなければならないと必死です

ホタルは呆れ、「気をつけてね」と言い送り出すと、玄関でタツヒコは倒れてしまいます。森長犬飼に「よーし、突っ込むぞー!!」と息巻いたところでこの巻は終わります

まとめ

見覚えのある刺青で色黒の男はやはり森長だったのです!彼は北海道で重油の仕事をしており、旅館に繋がりがあり、タツヒコに出くわします。何の因縁か、引き合うものがあるのか…再度喧嘩し、タツヒコは北海道で心機一転新しい会社を興します。男の喧嘩は激しいやり合いになりがちですが、女のそれとは違く、後腐れなく終わるのがいいですね!

バーストネオを立ち上げ、森長の意外な!?辣腕ぶりも光りますが、身を隠していた犬飼と再会し、コマも増えたタツヒコ達は、ケツモチも見つかり、スカウトを始めます

すすきののスカウト勢力図はミネルバの北海道支店とウォッチマンという謎の会社の2つが主ということ、ハカセから情報を仕入れ、そこからミネルバと揉めるよう仕向けます。森長は相変わらず血気盛んなためやる気満々ですが、タツヒコは穏便に済ませたい様子、しかし体調不良で止めに行けず、森長犬飼と突っ込んでいきそうです…どうなってしまうのでしょうか?

キーパーソンと思われる馬頭が、タツヒコが目を付けた美女・ホタルと通じていて、堕落させて欲しいと要求しています。風邪を引いたタツヒコを介抱している様子からは後ろ暗いところはないようにも見えますが、真意はどうなのでしょうか?次巻も読みましょう!!

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