「東京リベンジャーズ」24巻の数々の抗争とタイムリープの不思議~今度は10年後にタイムリープ、三天時代へ…六波羅単代・梵からの勧誘を受け、タケミチ・梵加入を決断~

前回までのあらすじ

三途はどこまでもムーチョについていくと言い、半年後鑑別所を出たムーチョを温かく迎えたと思いきや、例の関東事変の決戦の場・第7埠頭で何とムーチョを切り殺してしまいます!将棋で「’’王’’が何よりも大切だ」と語っていたムーチョでしたが、マイキーを裏切った事を三途は忘れなかったのです

ニュースで東京湾で白骨化した死体が見つかったと報道されます…

東京戦国時代→三天時代へ

タケミチは12年前じゃなくて10年前にタイムリープしていたのです!皆高校生になっており、タケミチ千冬を見つけ涙します。事情を知っている千冬も流石に驚きます

関東卍會はマイキー筆頭に暗躍しており、マイキータケミチが来たなと感じます

千冬マイキーがトリガーという事は、そう簡単に未来に戻れないなと言います。不良辞典の山岸に最近の動向を聞くと、不良界は東京戦国時代に突入したと言われます。そんな中3人のカリスマの出現でその時代は終止符を打たれたのだと…

六破羅単代の寺野サウス、梵(ブラフマン)の瓦木千咒、関東卍會のマイキーによる三天時代なのだと聞かされ、何故マイキーは東卍を解散したのに関東卍會を興したのか疑問に感じるタケミチ、以前周りを巻き込みたくないと言っていたマイキーを思い出します

千冬に諭され、タケミチは結婚をすっ飛ばして死んでしまったとヒナタに謝ります。タケミチマイキーを救いたいと言い、ヒナタタケミチの選択を尊重し、君を応援すると元気づけます。タケミチマイキーをぶっ飛ばすと意気込みます

六破羅単代のサウス

千冬に善後策を相談し、まずは仲間集めだと言われ、八戒経由でパーちん・三ツ谷・ぺーやんとも再会できます。パーちんぺーやんは不動産業を生業としています。千冬に皆を誘ってみろと言われますが、タケミチは躊躇し、やめとくと言います

帰り際千冬もペットショップにバイトに向かい、皆もうヤンチャしてるワケじゃないんだと感じます。今がマイキーが守ってくれた未来なんだと悟ったタケミチは、巻き込んじゃダメだと単独で動く決意をします。するとドラケンから電話が掛かって来て、会いに行きます

ドラケンはCB250T(バブ)を直しておいたと言い、試乗がてらドラケンに事情を話すと、元東卍はもうカタギだし、マイキーは悪の道を選んでオレらと決別した、平気でオマエを殺すぞと忠告します。すると対向車のバイクから何とイヌピーが投げ込まれて来ます!

何とか轢かずに済んだものの、投げて来たのは例の六破羅単代の総代、’’無双’’のサウスなのです。わらわらと六破羅の連中のバイクに囲まれ、サウスドラケンに仲間になれと言います。もう引退したというドラケンに、巨漢のサウスは顔面パンチを食らわせあのドラケンが吹っ飛びます!

そのまま立ち上がったドラケンに連撃を決め、あのドラケンが一方的にやられているのです。引退なんぞ許さねえというサウスは、’’弱肉強食’’の世界、オレの下につくか、ここで死ぬかの二択だと迫ります。サウスタケミチの事も知っており、次はオマエだと凄みます

タケミチ、梵へ加入!

すると梵のNo.2、明司武臣が現れ、梵の連中も集まり、’’三天’’の内の二チームが集まっちまったとタケミチはビビります。明司タケミチをスカウトしに来たと言い、聞き捨てならねえと六破羅の首席・鶴蝶が楯突きます

更に六破羅の第肆席・モッチー、第伍席・班目に続き、第弐席・、第参席・竜胆灰谷兄弟も現れます。元天竺’’極悪の世代’’勢ぞろいでビビるタケミチでしたが、そこに傘を投げて来た身軽な奴が現れ、濡れたくないと言うそれが梵:首領・瓦木千咒なのです!

班目が吠えると、梵:大幹部の荒師ベンケイ)が吹っ飛ばします。狙いはタケミチと言う荒師を今度は鶴蝶が吹っ飛ばし、どちらもタケミチを狙っています。そこに今度は梵:大幹部の今牛若狭ワカ)も現れ、二人はが初代黒龍の最強コンビ、ワカベンケイなのです

’’軍神’’明司と共に、真一郎率いる初代黒龍を日本一のチームに導いた男達、それを束ねるのが千咒です。そこでエンジン温まってきたとドラケンが凄み、3つ巴の乱戦になりそうな気配です。そんな中タケミチは関東卍會・マイキーをぶっ飛ばしたいと宣言します

サウスタケミチを脅すと、用があるならオレを通せとドラケンが割って入ります。渋滞中の車両の中からパトカーのサイレンが聴こえてきたため、ここで解散となり、ドラケンは六破羅に入る気はないと断言します

解散後、ドラケンタケミチに今自身が梵のメンバーだと明かします。ドラケン宅に着くと、そこに明司が現れ、更に千咒も登場、梵はマイキー率いる関東卍會を潰したいと利害の一致を話し、梵への加入を勧められます

悩んだ末それが一番の近道だとタケミチは梵に加わる事にします。すると千咒は今日からタケミチは’’荷物持ち’’だと言い、明日昼3時に’’原宿’’集合なと言います。翌日その時間に原宿に行くと、女子高生に「行くぞ」と言われ、タケミチが困惑するところでこの巻は終わります

まとめ

今回の舞台は10年後のため、もう東卍の連中はカタギになりそれぞれの生活があります。マイキーを救う(ぶっ飛ばす)というタケミチは、仲間集めを検討しつつ、皆を巻き込めないと感じます

ドラケンに会うと、流れで例の三天のうちの二チーム、六破羅単代と梵の連中が現れ、熱心にドラケン、そしてタケミチを勧誘して来ます。新キャラも多数登場し、東京リベンジャーズが新たなフェーズに突入した事が分かります

特にドラケンを吹っ飛ばしたサウス、そして小柄ながら抜群の運動神経を見せた千咒は要注目です。結局場は一旦収まったものの、実はドラケンが梵に入っている事が発覚、流れもあり、タケミチは仲間集めも兼ね梵に加入する事が決まります

千咒に早速気に入られ、‘’荷物持ち’’として翌日呼び出されますが、そこでは女子高生が「行くぞ」と言うのです。どういう事なのでしょうか?気になる続き、25巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

おまけ

今巻から登場した梵(ブラフマン)ですが、コアな音楽好きには聞き慣れた名前です。ハードコア・パンクバンド、BRAHMANという一部神格化されている人気バンドを想起した方も中にはいるかもしれません。唯一無二のライブスタイルは必見の価値ありです

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