「東京リベンジャーズ」26巻の数々の抗争とタイムリープの不思議~三天戦争勃発で猛者共の迫力満点の喧嘩ショー!規格外の強さのサウスすら屠る’’黒い衝動’’に魅入られた無敵のマイキーになす術なし~

前回までのあらすじ

ドラケンの死で明司は気が動転し、六破羅を潰すと凄みます。千咒と揉める中、何と遊園地に六破羅の連中が現れ、出向いてやった、始めようぜ最終戦争(ハルマゲドン)と挑発します。すると例のバイクの排気音が聴こえ、マイキーも現れます…

3チーム入り乱れての抗争へ…

結局3チームが集結し、抗争が始まってしまいます。マイキーココにしばらく三途たちに任せて様子を見ようと言います。サウスは熱くなっている明司側・梵を潰すと息巻きます。ワカはそれだけドラケンの死はでかいって事だと説き、千咒を置いてベンケイと殴りこみます

サウスの剛腕が明司を捉えた!と思いきや、ベンケイがそれを止め、ワカと共に対峙します。鶴蝶マイキーが動かない事に疑念を抱き、三途の武器による卑怯な攻撃を受けますが、灰谷兄弟に逆襲されます。100人は片付けたワカベンケイについて千咒タケミチに語ります

以前関東はラグナロクの総長で’’赤壁’’と呼ばれたベンケイと煌道連合の’’白豹’’ワカの二人が敵対し、それをまとめあげたのが真一郎で、明司は喧嘩のウデで当時の日本最強はあの二人だと言っていたそうです。ワカベンケイは二人でサウスに挑みます

対するサウスはブラジル・リオの貧民街で育ち、ディノという街の王・ギャングスターに育てられました。12歳でディノを殴り殺し、14歳で母を亡くし日本に移住、鑑別所で関東事変を起こした天竺の主だったメンバーを屠り、2007年に出所、六破羅単代を設立します

あの鶴蝶すら倒してしまったサウスに、ワカベンケイ二人がかりでも互角です。しかしワカの滞空時間の長い蹴りからの連撃に加え、ベンケイの怪力で2m超えのサウスが吹っ飛びます!それでもサウスは立ち上がり、自身の’’黒い衝動’’について語り、破壊的かつ異次元の強さで二人を倒します

異次元の格闘戦

そこに千咒が現れ、サウスと対峙します。そしてマイキーには鶴蝶が挑みます。明司千咒が挑むにはまだ早いと止める中、千咒は向かって行き、得意の蹴りを見せますがサウスの剛腕に捉えられます。明司ワカベンケイあっての千咒サウスには敵わないと止めますが、千咒は覚醒し、物凄い反射を見せます

咄嗟にサウスの剛腕を避けると、得意の蹴りの連撃を加え、何とサウスを倒し、梵の首領は瓦城千咒だと凄みます

回想では明司が’’軍神’’と恐れられるずっと前、何かと慕われる真一郎の横にただいただけだと語ります。いつしか真一郎は死に、莫大な借金をこさえ、途方に暮れていた明司に、実の妹の千咒がチームを興し、信頼できるニンゲンにチームの舵取りを任せたいと梵を始めます

千咒が手加減していた事を悟った明司は梵の方針を見誤ったと涙し、そんな事はないと千咒は再度サウスと対峙します

鶴蝶は一方的にマイキーを殴り、反撃してこないマイキーを煽りますが、手応えがありません。マイキードラケンを亡くし’’黒い衝動’’に魅入られます

’’黒い衝動’’に魅入られた無敵のマイキー

徐々に千咒が押され始め、タケミチは触れたサウスからサウスが死んでいるビジョンを見て、こんなに強いサウスがなんで?と感じていると、鶴蝶が吹っ飛ばされ、マイキーサウスに相対します。まがまがしい殺気に包まれたマイキーは異様で、皆慄きます

サウスが構わず向かって行くと、マイキーの鋭い蹴りが炸裂、サウスがこの究極の際の際のタイマンに身震いしていると、タケミチが割って入ります。これ以上やったらサウスが死んでしまう状況です。マイキータケミチの腕を折ると、ついにサウスに馬乗りになり徹底的にやりこみます

結局サウスは殴り殺され、ココ千咒サウスに負け、サウスマイキーに負け、関東卍會の勝ち、抗争は終わりだと宣言、解散と叫びますが、明司マイキーにそこまでしなくてもと言うと、明司を蹴り倒してしまいます

再度タケミチは割って入りますが、完全にキレているマイキータケミチを袋にし、あの優しかった面影はなく、気を失いかけているタケミチが「マイ…キー」と呟いたところでこの巻は終わります

まとめ

今巻では三天戦争で喧嘩シーンが大迫力で展開され、特に異次元の強さを誇るサウス千咒・そしてマイキーの強さが光りました。それぞれのバックグラウンドについても語られ、経緯あっての現在である事も分かります

ワカ・ベンケイという黒龍時代最強と謡われた二人を伸したサウスに互角の戦いを展開した千咒も凄いですが(ちなみに女の子なんです)、それすら倒した無双のサウスを一ひねりしてしまうのは、ドラケンを亡くし’’黒い衝動’’に魅入られたマイキーでした

マイキーは最初様子見していましたが、刻々と変わる状況の中、自身の闇を押さえられず、結局最強の名を欲しいままに猛者を全員倒してしまいます。サウスを殴り殺し、止めに入ったタケミチですら容赦なく、いくら打たれ強いタケミチでも命の瀬戸際です

マイキーの’’黒い衝動’’は最早制御不能で、誰も止める事ができません…このままではあのタケミチですらサウスの二の舞になりかねない状況です。27巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

おまけ

東京卍リベンジャーズ フルカラー短編集として「SO YOUNG」と「STAY GOLD」の2冊が刊行されています。本編を更に華麗に彩るフルカラーの師玉の短編集となっておりますので、こちらも是非ご覧下さい

コメント

タイトルとURLをコピーしました