「東京リベンジャーズ」30巻の数々の抗争とタイムリープの不思議~修羅の道を行くマイキーの過去…タケミチ、ビジョンでマイキーの蹴りを全て見切る!真一郎もタイムリーパーだったという驚愕の新事実発覚~

前回までのあらすじ

ワカベンケイは二人の必殺コンボ・’’逆落’’をやる気です。しかし大寿ココイヌピーとやり合った二人は消耗しており、キレがないと両頭を掴み、そのまま地面に叩きつけます!

ついにタケミチマイキーの下に辿り着き、対峙したマイキーが結局こうなるのか…と呟きます…

修羅の道を進むマイキーの過去

タケミチマイキーに未来の君に’’助ける’’と約束したと話します。今までの経緯を伝えると、三途大寿を斬り、マイキーの背負った業のデカさを説き、ガキの頃から定められた修羅の道を進むしかねぇんだと話します

東京卍會ももうタケミチ一人だと半間も詰め寄ると、一人じゃないと千冬が突っ込みますが、半間に返り討ちに遭います。千冬ドラケンの件を悔いており、副総長として総長の為に命を懸ける、背中はオレに任せろと吠えます

最早力尽きていた東京卍會の連中もこれで息を吹き返し、「東卍!」と力を合わせます。すると’’黒い衝動’’を目にたぎらせたマイキータケミチ千冬を一閃します!更に三途半間まで倒し、最早手あたり次第にマイキーは近くにいた連中全て倒してしまいます

回想では、3歳で父を亡くしたマイキーが「強い」という言葉に敏感になり、番を張っている奴を倒し、病弱だった母にその事を話しますが、母は危篤になり、赤ちゃんの頃は泣き虫だったのよという言葉を残し、死んでしまいます

マイキーは強さを追求し、喧嘩に連戦連勝、強いと有名だったドラケンと出逢います。小6の夏、場地三ツ谷パーちん一虎と共に、6人で東京卍會を結成、何もかも上手くいっていたはずでしたが、例の真一郎殺害事件が勃発、マイキーは闇を抱え、東京卍會を大きくすると奮闘します

どんどん組織は大きくなり、’’強い’’だけじゃダメだ、今年こそ全国制覇だと粋がる中、タケミチ・稀咲と出逢い、マイキーの運命は変わります

ビジョンでマイキーのあの蹴りを全て見切る!

稀咲パーちんを釈放させられるとマイキーに近づき、稀咲加入について意見が別れるところで、マイキー強さの他に’’闇’’も必要だ稀咲を迎え入れます。’’黒い衝動’’に魅入られたマイキーは血のハロウィンで一虎を殺しかけますが、タケミチが立ち塞がります

勝てねぇくせに…すぐ泣くくせに…立ち上がって来るタケミチ、いつでも気づくと真ん中にいたのです

タケミチは再度立ち上がり、場地と、ドラケンと約束したと向かって行きますが、マイキーに一蹴されます。しかしタケミチは恐怖は捨てて来たと不敵に笑い、オレだけが君を救えると何度でも立ち向かいます

もう目もかすれて耳鳴りも酷く、徹底的にやられますが、そこでマイキーに蹴られるビジョンが流れます。タケミチはビジョン直後にこの動作が起こると感じ、案の定マイキーのあの蹴りをガードしてしまうのです!

タケミチは反撃開始だと凄み、何とビジョンを活かしマイキーの蹴りからの後ろ回し蹴りを避けてしまいます。マイキーは何度も得意の蹴りを繰り出しますが、タケミチは全て見切っているのです。マイキーはここでタケミチがどう蹴るのか分かっているのか?未来が見えているのか?と感じます

タケミチはビビりながらもマイキーの蹴りの後の一瞬の隙に合わせ、会心の一撃を放ちます。倒されたマイキーは、オレの事は放っておいてくれ、オレのやってきた事が全部ムダになっちまうじゃねえかと言いますが、タケミチマイキーが深い闇を抱えている事が分かったから戻って来たんだと話します

真一郎もタイムリーパー!?

マイキーを救いに来た、何がそこまでアンタを苦しめるんだ?と問うと、’’黒い衝動’’について知ったのが三天戦争の数日後、ワカから教えて貰ったと言います。’’一つ目の世界線’’について話始め、’’黒い衝動’’は愛から生まれた、真一郎マイキーを救うために時を遡った、タイムリーパーなのだと明かします

最初の世界線で、マイキーをバイクに乗せた真一郎は集会で初代黒龍解散を宣言、真一郎は引退し、マイキーにコンコルドのプラモを買ってやります。1か月後、マイキーがコンコルドのプラモで遊んでいる時階段から落ちて意識不明の重体になり、植物状態になってしまいます

真一郎は自分がきっかけを作ってしまったと悔い、時は経ちもうあれから4年、中学生かとマイキーの車椅子を押している場面でこの巻は終わります

まとめ

無敵のマイキー相手に最早なす術なしと思われた中、タケミチは今までずっとそうであったように何度でも立ち上がり、強い意志を見せ、東京卍會は息を吹き返します。回想で少しずつマイキーの過去が明かされる中、タケミチはあのマイキーの蹴りを見切ってしまうのです!

前巻でも威力を発揮してきたビジョンがマイキーの蹴り直前に未来視として見れる事から、タケミチはあのマイキーの鋭い蹴りを全て避け、最終的にはできた隙を突き会心の一撃を放ちます!このタイムリープと共に授かったビジョンという能力がここで花咲くのです

すると今まで明かされて来なかった新事実、真一郎がタイムリーパーである事が発覚します。最初の世界線でマイキーは植物状態になってしまい、原因を作ってしまったのは自分だと真一郎は悔いています。この強い感情がどうやらマイキーの現在・’’黒い衝動’’の要因としてあるようなのです

物語もいよいよ最終局面、マイキー真一郎の過去から今までの全てが語られようとしています…次回最終巻です、31巻ではどんなお話が待っているでしょうか?

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