「東京リベンジャーズ」9巻の数々の抗争とタイムリープの不思議~一見良好な世界線も、一変地獄絵図へ…稀咲と黒龍の魔の手から逃れるべくタケミチ、再度タイムリープ!柴3兄妹登場!!~

前回までのあらすじ

タケミチはタイムリープすると、自身がいつものレンタルショップの店員ではなくなり、身なりも変わっています。言われるまま車に乗り込むと、変わり果てた溝中メンバーにも遭遇、オレって未来で成功しちゃってる?と感じます

タケミチのマンションには千冬がおり、何とタケミチが東卍最高幹部だと言われ、タケミチが驚愕します…

変化し続ける未来の影には常に稀咲が…

2017年都内某所で東卍幹部の集会が行われ、パーちんペーやん等見知った顔から、柴八戒九井ココ)等ブラックドラゴン組の顔ぶれもおり、半間は東卍が運営する会社にガサが入った事から、この中に裏切者がいると言います

そこに稀咲が颯爽と現れ、全員挨拶をします…タケミチ千冬が呼ばれ、総長代理の稀咲は血のハロウィンは自分が仕組んだ事だとわざわざ今明かします。そして千冬場地の件を謝り、場地のために乾杯し、タケミチ稀咲が劇的に変わったのだと悟ります

しかし宴もたけなわとなると、稀咲は先程の事は嘘で、オレが一虎を使って場地を殺した、今から続きを始めると言い、タケミチは気を失います…気づくと椅子に縛られており、酒に睡眠剤を盛られていたのです

稀咲千冬を痛めつけ、千冬も自身がユダ(裏切者)だと明かします。すると唐突に稀咲タケミチの膝を銃で撃つのです!激痛が走る中、千冬はこの12年でマイキーが姿を消しドラケンも死刑、間違いをいっぱい犯したが根っこは変わらない、東卍を頼むぞと託し、千冬稀咲に撃たれます

大混乱のタケミチ稀咲は涙を見せ、「じゃあな、オレの’’ヒーロー’’」と言い、銃を撃とうとすると、室内が暗転、担ぎ込まれ、場所が変わり、そこには一虎がいます。一虎は本当は千冬を助けたかったのです。確かに東卍は大きくなりましたが、当初マイキーが思い描いていたものとはかけ離れています

タケミチ一虎の言葉に胸打たれ、オレ達の東卍を取り戻すと誓います

明らかにタケミチ・ヒナタに執着している稀咲

一虎の車で移動するタケミチは、マイキーが巨悪に変わり果て、東卍の旧メンバーの粛清を始めたと言います。稀咲の暴力・ブラックドラゴンの金、この二つをなんとかしないとマイキーは正気に戻る事はないのです

一虎はブラックドラゴンの隠し口座を突き止め、右腕である稀咲千冬が決着をつけようとしていたのだと明かします。千冬ナオトと接触、’’橘ヒナタ殺害事件’’は稀咲の命令だったとし、あと一歩の所まで稀咲を追い詰めましたが、千冬が証拠を隠したため逃したのだと…

一虎は会わせたい奴がいるとタケミチを路地裏に連れて行くと、そこにはナオトがおり、感動の再会かと思いきや、現行犯逮捕されてしまいます!取調室でナオト今の世界線が今までと大きく異なり、何とタケミチアッくんヒナタ殺害の命令を出したという証拠映像を見せます

また、稀咲にハメられたと暴れるタケミチの映像もあり、タケミチ今回の未来でよりによって自身がヒナタを殺してしまったのだと悟ります。絶望し泣き喚くタケミチを宥め、ナオトは東卍を変えれるのも姉さんを救えるのも君だけなんですと諭します

ナオトはこんなに何回もタイムリープを繰り返しているのに必ず姉さんは東卍に殺されている事に疑念を感じます。稀咲は明らかにタケミチヒナタに執着しているのです!留置所に送られるとナオトと会う事が難しくなるため、ここでタイムリープし、タケミチ稀咲の過去にどんなものがあったのかを探るミッションが始まります

ブラックドラゴンの柴大寿

気づくとヒナタとボーリングをしており、タケミチは当時本腰を入れていたため、得意気にフォースを決めようとすると、隣のレーンに柴八戒がいます!タケミチ八戒がブラックドラゴンで東卍の副隊長もやっている事に気づきます

妹の柚葉もおり、ヒナタ八戒に話しかけると、異常な奥手らしく、柚葉以外の女子に話しかけられるとフリーズしてしまうと話します。八戒の弐番隊の隊長は三ツ谷で、八戒は腐れ縁だと笑います。タケミチは未来の変化を八戒三ツ谷の仲違いが原因なのでは?と推測します

八戒の家に近づくと、そこにはブラックドラゴンの連中がおり、ココがウチのシマから生きて出れねえぞと脅します。もおり、八戒はオレのツレに手ぇ出すんじゃねえとごねると、剛腕で一蹴し、ブラックドラゴンのボスは柴大寿八戒・柚葉の兄)だと言います

がナイフで八戒を脅すと、柚葉が得意の蹴りで張り倒します!完全にキレたイヌピー)が凄み、タケミチヒナタを連れて逃げようとすると、巨漢にラリアットされます!それが十代目ブラックドラゴン総長:柴大寿だと判明したところでこの巻は終わります

まとめ

一見良い方向に進んでいるかに見えた世界線でしたが、マイキーが闇落ち、稀咲が暗躍しており、稀咲は鬱陶しかった千冬を殺し、タケミチも殺されるところでした。運良く一虎に助けられ、今回の世界線ではタケミチ自身がヒナタ殺害を指示していた事も分かり、タケミチは混乱します

元凶となっているのはやはり稀咲で、何としてもヒナタを殺そうと異様な執着が見られます。タケミチが未だ気づいていない稀咲ヒナタとの出来事が原因としてあるようですが、現段階では不明のままです

一虎・ナオトの機転でタイムリープできたタケミチは、八戒・柚葉兄妹と懇意となりますが、そこはブラックドラゴンのシマで、乾・ココ等が立ち塞がる中、何とかヒナタを連れて逃げ出そうとすると、そこに巨漢の長男・大寿が現れます!この3兄妹、何か曰くつきの様相を呈しており、不穏な空気が漂います

東卍・マイキーを変えてしまった原因となる稀咲の他に、このブラックドラゴンとの接触、果たしてタケミチは困難なミッションをクリアする事はできるのでしょうか?10巻に続きます…

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