前回までのあらすじ
長内が現れ、キレたパーちんが向かって行きますが、2コ上の長内の強さは段違いで、パーちんは伸されてしまいます。メビウスの連中がわらわら現れ、いよいよ抗争が始まります…
内部抗争は起きない!?
長内の変貌ぶりを知るタケミチは本当に同一人物か?と訝しがると、殴られてしまいます。そこにパーちんが俺の喧嘩だと殴り合いを始めます。一方的にパーちんはやられますが、倒れず、立ったまま気絶し、マイキーは受け止め、長内と対峙します
マイキーは得意の蹴りが冴えわたり、何と一発KOとし、形勢逆転します!長内は割れた瓶で襲って来ますが、ドラケンが阻止し、文句なければメビウスは東卍の傘下にすると宣言します。パトカーの音が聞こえてきて、全員ずらかろうとすると、長内をパーちんが刺してしまいます
パーちんは自首すると言い、抗争は終わり、タケミチは意識を失います…気づくと病院におり、エマからマイキーとドラケンが内部抗争していると伝えられます。退院したタケミチにアッくんたちが見舞いに来て、更にドラケンも参上し、パーちんは1年以上出て来れないと言います
そこにマイキーまで登場、ドラケンと険悪な状態です。タケミチが必死に止めると、マイキーもドラケンもタケミチの宝物を次々と破壊、流石のタケミチもキレてしまいます。タケミチはゴミ置き場に突っ込みながら、二人のいざこざを必死で宥めると、頭に犬の糞が乗っており、そこから場は一気に緩みます(笑)
二人はいつの間にか仲直りしており、タケミチは東卍ってカッコいいと感じ、これで抗争は起きない、ミッション成功だと喜びます
想定外のファーストキス
タケミチはヒナタにお祭りに誘われ、一日だけのご褒美だと楽しみます。エマとの誤解を許す代償として、射的を頑張りますが、的に当たったものの倒れなければダメという事で、残念な結果に終わります。すると雨が降って来て、木陰に隠れます
良い雰囲気になり、タケミチはヒナタとキスしようとしますが、寸でのところで山岸から電話が掛かってきて不意にします。そしてまだ内部抗争は終わっていないと伝えられ、今日がドラケンが死ぬ日(8月3日)だった事を思い出します
神社に東卍とメビウスの連中がおり、キヨマサがドスを持ちドラケンはオレが殺すと話しています。ここでタケミチが見つかり、今までのようにパシリ扱いされ、ガムテープで巻かれ、全部終わったら罪を被って貰うと言われます
ヒナタに見つかり、惨めな姿を晒して情けないと喚くと、何とヒナタは自身のファーストキスを捧げます!他人のためにこんなに一生懸命になれる人は他にいないと言われ、タケミチは思い直し、キヨマサを止めると動き出します
本当の内部抗争とは!?
三ツ谷が現れ、今回の一件でペーやんが納得がいっていないと話します。ドラケン狩りをしようとしているのです!先程の神社に行くと、ドラケンが一人気を吐いており、メビウスの連中が伸されていますが、ドラケンも頭部を負傷しており、限界が近づいています
絶体絶命のピンチに、バブ(CB250T)の音が聞こえてきて、マイキーが現れます!ペーやんに誰にそそのかされたか聞くと、メビウスの仮総長・半間が現れ、早速マイキーは強烈な蹴りを浴びせますが、半間は止めてしまいます
メビウス100人で4人を倒してしまおうとしてきます!するとバイクの音がして、武藤・河田・馬地等主だった東卍連中が現れ、同規模にまで膨れ上がります!抗争が始まり、タケミチはドラケンの行方を追います
ぺーやんはマイキーにパーちんはオレの全てだと凄みますが、マイキーは仲間と争いたくないと諭します。タケミチはやっとキヨマサを見つけますが、時すでに遅し、ドラケンが刺されてしまったところでこの巻は終わります
まとめ
メビウスとの抗争もマイキーの存在は大きく、事は収まりかけます。そこでパーちんが長内を刺してしまい、警察に自首するという顛末で、その後もマイキーとドラケンの反目を恐れたタケミチでしたが、タケミチのガムシャラな姿勢に二人は矛を収め、一見解決かに見えました
ヒナタとのお祭りデート等ハッピーエンドか?と思っていると、ここから急展開で東卍の内部抗争(パーちんが指揮)が判明、今日がドラケンが死ぬ日だと知るタケミチは懸命に抗いますが、最終的に裏で糸を引くメビウス・半間達と大規模抗争となってしまいます
東京リベンジャーズはこのように二転三転する展開が熱く、読者を惹きつけます。タケミチはミッション・ドラケンの死を防ぐ事に注力していましたが、気づいた時にはキヨマサにドラケンは刺されてしまいました…
いくらタイムリープできるとはいえ、過去は知っていても未来を変える事はできないのでしょうか?4巻ではどんなお話が待っているでしょうか?
おまけ
和久井健先生の他作品をご紹介します。まずは何と言っても新宿スワンでしょう。出世作としてメディア展開もされ、和久井健先生の名を知らしめた名作です。当サイトでもレビューありますので是非ご覧下さい
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